シャザム! 神々の怒りのレビュー・感想・評価
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神々の後出しジャンケン
前作『シャザム!』の続編ではあるものの、「シャザム」の作品ではない。通称DCEUと呼ばれていたこの世界観は終わりを迎えるようだが、変に世界観を意識し過ぎた欠点が現れている。それは、ワンダーウーマンの登場である。
「シャザム」の名を冠した作品であれば、その物語を締めくくる主役はもちろんシャザムでなければならない。しかしながら、本作ではシャザムの死をもって物語が終着した矢先、ワンダーウーマンの登場と活躍によってシャザムが復活したのである。この展開では、シャザムの努力が第三者によって帳消しにされただけではなく、シャザム自身の強さが薄れ、やや無理矢理に世界観を存続させたような印象を受ける。これはまさに、「デウス・エクス・マキナ」の悪例である。
このように本作では、シャザムの価値が世界観の中に埋もれ、終末に向かう世界を支える道具の一つと化している。物語自体は非常に楽しめたため、今後、シャザムがDCUのキャラクターとしてどのように復活するかが楽しみである。
吹き替えは良くなってサプライズ演出も嬉しかったたけど
前作は内容よりもシャザムの吹き替えが酷くてがっかりしたけど今回はちゃんと声優を使ってくれたのでとても良かった。後本編でまさかのワンダーウーマン登場とサプライズも嬉しかったけど本編的には敵がおばあちゃんで魅力が足りなくて後半からサイクロップスやミノタウロスが出てきたりと敵キャラ出し過ぎてちょっと退屈だった。
こっちは継続?オシマイ?
怪獣映画だった
ルーシー・リューの悪役が素敵!
ヘレン・ミレンもさすが。
お姉ちゃん役のグレース・キャロラインかわいい。
神々に怒られるからグリフォン、サイクロプス、ミノタウロス、ハーピーと色々出てきて楽しい。
監督は怪獣モノが好きなのか、名前がもうそのまんまだし、似た曲かかるし、KOMみたいなシーンも。
ジャスティスソサエティか!それも見たいなぁ。
やっぱりワイスピから学ぶよね。ファミリーが一番。
神様、おったで!!あのシーンはズルいわ😆
主人公がグレムリンやアイアン・ジャイアントのTシャツ着てるだけでムネアツ。
ご都合主義過ぎたりなんだかんだツッコミどころはあるけど、膝が鳴るお年頃の私も好きだし面白かった😁
スキットルズ食べたい。
分からなかったです。
スーパーヒーローとは何か?とか自己犠牲による精神など王道と言える展開があって良かったです。後半はモンスターがたくさん出てきたり、ヒーロー側は戦隊もの的要素を含んでいたり、日本人好みの要素もふんだんに含んでいる作品だなと思いました。扉がたくさんある地下の空間はハリポタ的でもあるし、スティーブもお茶目なチャットGPTみたいで面白かったです。
でも、「こいつら何してんの?」と初めから思ってました。ロキみたいな杖を持ってソーのヘラみたいに暴れてるヴィランは、何がしたいのでしょうか?神々の暇つぶしでしょうか?
アンちゃんは何で高校生活をしていたのでしょうか?6000歳で高校生に恋するのはロ◯◯◯なのではないでしょうか?しかも最後神様に戻ったのに同居人として住み着いちゃうし。
ドラゴンとの追いかけっこ
神が残した子供(3姉妹)それぞれが持つ想いと神の力を得た少年との争い。
自己を律するもの、己の欲望に飲み込まれるもの、愛するものとの平穏を望むものそれぞれの想いと力への渇望に巻き込まれるシャザムなんだけど、本筋のシャザムを演じる子供たちが見た目大人ぽくなっており、子供感が薄れてる。
なので子供VS大人(神の子)がすんなり入ってこなかった。
最初シャザムの対応の悪さを強調するのであればラストで、その点を回収して欲しかった。
またラストの行動が家族愛で集約されて終わるのは、少し物足りなかったけどドラゴンとのドタバタは面白く感じた。(少し長いが)
序盤の小児科診察室にアナベル人形が!!!
元々MCUのマイティー・ソーシリーズに出演していたザカリー・リー・ヴァイがDCのシャザムを演ずることで話題にもなっていた。もしかするとMCUとDCの架け橋になるんじゃないかと思われていましたが、今作ではその未来予想図も拡大するかのような発言だらけでした。スター・ウォーズ(オビ=ワン・ケノービ)やロード・オブ・ザ・リング(サルマン)といった名前までネタにしてるし『ワイルド・スピード』にも触れている。様々な映画シリーズとの共存まで考えていると思われたのはエピローグで口走った「アベンジャー・ソサエティ」だろう。もうMCUに歩み寄りすぎ!神々との共存なんていう壮大なテーマより、MCUとの共存のほうに興味津々。
そんな色んなユニバースを考えていると死霊人形にも融合しそうだし、ラドンが登場することからゴジラ中心のモンスター・ヴァースとも共存してしまいそう。そんな中、神々の娘たちにはヘレン・ミレン、ルーシー・リュー、レイチェル・ゼグラーと超豪華な女優陣。ルーシー・リューなんてチャーリーズ・エンジェルが最も印象的でしたけど、新チャーリーズ・エンジェルには今作で魔術師役のジャイモン・フンスーも出演という意外な共通点。小ネタを探すだけでも楽しい映画となっていました。
やっぱり一番笑えたのはキャプテン・マーベルでしたが、これは1作目のレビューにも書いてあるので割愛。ここまで来ると歯にはさまっていたクモというのもスパイダーマンを意識したものなのか。もうユニバース共存、共存、ワンダーウーマンの登場ももちろんドキドキしたりして、超嬉しかったのですが、暇だったんですかね~無職らしいから。
そんなこんなでストーリーなんかどうでも良くなってきて、次回作があるとすればMCUの誰かが友情出演!みたいなことを期待してしまいます。ドウェイン・ジョンソンも・・・
少年の成長物語
相変わらずDC作品にハズレは少ない!
安定して面白いと思う!
前作品の続きで前回のやらかしが原因で進んでいく。ビリーはだいぶ大人になったけれどまだ子供。大人になろうとしてなれていない。物語中盤くらいまではガキだな、、、と思うことがまぁまぁあるけれど段々と成長するのを見れるのは良き!
フレディのラブコメも良かったし、アンがとても良き!!!ストーリーの流れも綺麗で楽しめたし、何よりラストバトル後、、、
あれで終わっても良かったけれどしっかりハッピーエンド!!! とても充実したいい映画でした!
面白かった! 前作よりもスケールアップして贈る、痛快SFアクション!!
相変わらず、おバカなシーンが散りばめられ、ノリも良くて全体的に明るい
雰囲気としてはティーンが主役なので、MCUの「スパイダーマン シリーズ」に通じるものがあります
一方で前作同様、ストーリー展開やバトルシーンは真面目にやっていて、特に今回はザッカリー・リーヴァイさんの演じる主人公シャザムが強敵相手に死闘を繰り広げ、見応え充分
ヴィラン三姉妹の末っ子を演じるレイチェル・ゼグラーさんの登場も可憐で可愛かったです
そして前作のバットマン(バットラングですが)とラストのスーパーマン登場のボーナスカットに続き、本作では"あの人"や"あの人達"も出てきて大興奮
いよいよDCEUへ本格的にクロスオーバーしていく展開となり、今後がすごく楽しみです
等々で、後味スッキリの痛快娯楽作品として高い完成度を感じます、すごく面白かったです
シャザムシリーズとしての出来栄えは最高
新たに力を得るタイプのアメコミヒーローものは、1作目はどうしても力を得る部分に尺を割かないといけない分、
ヒーローとしての物語が短くなってしまう。
その点、今作は最初から最後までヒーロー・シャザムとしての物語を存分に楽しめた。
前作と異なって、見た目は大人、心は子どものヒーローとして話よりも、
少年ビリーがヒーローとして、そして、家族の一員として問題にどう向き合っていくかが
丁寧に描かれていてキャラクターへの感情移入が強まった。
もちろん、子どもヒーローならではの笑いや口八丁手八丁も健在で鑑賞中何度も笑わせられた。
シャザムのコメディ感、ゆるっとしていて好きなんだよね。
DC作品、重めの空気の作品が多いから、シャザム観るとほっこりする。
単体作品としての出来栄えがいい分、スクリーンの外から聞こえるDCユニバースのゴタゴタに
ついつい感動の余韻が冷めてしまう。ユニバースとしてやるなら、もう少しWBにしっかりしてもらいたい。
フレディとアンとゲータレード
能力バトルとしてはいまいち
前作は観なかった。ビジュアルのいまいち感と、コメディよりの設定にヒーローものとしての魅力をあまり感じなかったから。
でも「ブラックアダム」を観て、DCUを今後追っかけてくなら「シャザム」は観とかないとダメなのかなー、と思い、やや義務的な動機で二作目(今作)は観ることにした。
子供が大人の姿の戦闘ヒーローに変身するという設定は、よくあるもんなんじゃないかと思っていたが、考えてみると意外に無い…。
ふつうの少年が変身する、という設定は、作り手側からすると、すぐに思いつきそうではある。物語はいかに主人公に共感させるかが重要だからだ。
少女が大人に変身する設定は、「ふしぎなメルモ」「ひみつのアッコちゃん」「クリィミーマミ」などたくさんある。一方、(日本のヒーローもので)少年が変身するのは「バロム・1」くらいしか思いつかない。少年がロボットを操作するとか、ヒーローと少年が友達とかの設定はけっこうあるのに…。
「シャザム」のような設定は王道っぽいにも関わらず、意外に話作りが難しいのかもしれない。
あと、「パーマン」にちょっと似てるなーと思った。パーマンもふつうの人間の子供が主人公だし、主人公の友達たち(シャザムだと義兄弟姉妹)も同じ能力でチームで戦うし、ときどき「超人になる能力」の奪い合いが話のキーになる。
勝手に「能力バトル」的なものを期待してしまったせいか、もの足りなく思った。はじめの橋落下事故で主人公サイドが活躍するところで、「怪力」「超スピード」「高熱」みたいに能力の個性があるっぽい描写だったから、これがあとあと敵とのバトルでいかされるんだろうなー、と思ったが、そんなことなかった。
(ついでの疑問。能力の1つであるはずの「ソロモンの知恵」はどこに行ってしまったのか? 前作で語られているのだろうか?)
敵が強大であればあるだけ、機転で戦うのが面白いと思うのだけど、今回は勝手に敵が仲間割れして自滅した印象が強い。
ユニコーンがスキットルズが好きだっていうのはどこかに伏線あった? ああいうのはご都合主義といって機転とはいえない。
敵の設定と能力が謎だらけ。「アトラスの娘たち」という設定だが、実際のギリシャ神話と違ってるし、変えたことで何がしたかったのよく分からなかった。
それぞれが司っているものが「元素」「混沌」「軸」だったっけ? 「元素」の能力は人を石にしたり、ドーム状のバリアを貼ること? 「混沌」の能力は命令に従わせたり、それを拡散させること? 「軸」の能力は空間配置を組み替えること?
(ドームのバリアも謎。終盤でバリアが縮小していくとき、なんでバリアの内側のものが圧縮されていっちゃわないの?)
「元素」「混沌」「軸」を並列にした意味が分からない(もちろん実際のギリシャ神話にこんな設定は無い)し、能力の内容とあまり一致していないように思うし、なによりこれらの能力がバトルでそれほど役に立ってない。
「軸」の能力なんかうまく使えばすごく強力だと思うんだが(たとえば、敵の攻撃の方向を反転させてしまうとか)、この映画の中では目くらましくらいにしか使われてない。
三人が「子供」「中年」「老人」の年齢なのは、運命の三女神(スクルド、ヴェルザンディ、ウルズ)を連想させる。年齢の違いによる考え方の違いが、(はっきりとではないけど)三人のキャラづけに活かされているように思った。「子供」は、人の善意を簡単に信じてしまうが純粋、「中年」は感情に振り回されている、「老人」は思慮深い、みたいな感じに。
敵たちの設定をもっとちゃんと整理してストーリーに組み込めば、「敵が何したいかよく分からない」みたいなことが起こらないと思う。3人とも「神の力を取り戻したい」と考えているけど、動機が違っていて、「子供」は”人間の手には余る力なのでかえって人間をほろぼしてしまうため”と考え、「中年」は、”人間に復讐するため”と考え、「老人」は、”人間の世界と神の世界の調和のため”と考えている、とか。
全体の感想。正直言ってすごく面白いとは思わなかったけど、6人の子供たちが変身する、という設定は面白いと思った。戦隊もののように、そこに子供どうしや青年どうしの間の人間ドラマが生まれる余地がある。
今回はフレディに焦点をあてた話だったけど、それが神と人間の戦いというところにうまくからめばもっと面白くなったと思う。フレディがいじめっ子に立ち向かったのは、女神(アンテア)が人間を見直したきっかけというにはややインパクトに欠けるのではないか。ボーイ・ミーツ・ガールのテンプレだし。今後は6人それぞれのドラマや成長が見たい
最後のオマケ。味方の組織にジャスティス・リーグとジャスティス・ソサエティがあってややこしいとか、片方がパッとしないとか、みんなが思ってたこと代弁してて笑った。
次回作のオマケではキャプテン・マーベルのこと言ってほしい。
2作目も良かった!
マーベル作品は、頭の良いヒーローが多いけど、DCはそうでもない(?)特にこの「シャザム!」は、元は子供なのでバカばかり(^_^;)なので、程度の同じ俺にはわかりやすくて楽しめる(^^)b
今作も最初から最後まで笑わせてくれて、意外と胸アツシーンもあり。
ラストは力業だったけど、これまたシャザムのリアクションには笑わせてもらえた(^^)b
ジェームズ・ガン新CEOの新構想には「シャザム!」は入ってないという噂だけど、「ジャスティス・リーグ」とは関係ないところで「シャザム!」だけはシリーズを続けて欲しいところです。
ちなみに、監督繋がりか(?)アナベルのカメオ出演あり。そして、エンドロール後までオマケ映像ありなので、明るくなるまで席を立つべからず。
クライマックスの戦いの直前にスタジアムの残骸を背景に空中静止するラドン(東宝じゃないよ)が、怪獣好きには堪らない“カッけー”さで、それだけであとは目をつぶってあげても良いのだが…
①「見た目は大人で中身は子供」というけど18歳(17歳か?)ではもうお子ちゃまじゃないでしょ。
18歳(17歳か?)でフツー小児科行きます?
それでも話す内容は中学生レベル(前作ではちょうど中学生くらいだったよな)で、アッシャー・エンジェルやジャック・ディラン・クレイザーが演じている時はマシだが(それでも時々うるさい)、見た目は完全にmatureなザカリー・リーバイが同じ口調で喋っているとヒーローというよりバカに見えてくるのがイタい。
前作はそれでもギャップからくる面白さというものはあったが、2作目となると新鮮味がなくなるし慣れてくるしで、何か新機軸がなく前回と同じことをするだけではホントにバカにしか見えなくなる。
③ジャック・ディラン・グレイバーのヒーローバージョンのアダム・ブロディも大同小異てはあるが、こちらは『The O.C. 』のセス役の印象が強くて(あのドラマでも自意識が強くてよく喋るキャラだったし)、セスも老けたなぁという感慨の方が強くまだマシだった。
④基本的にコメディだとおもうのだが、結構あの様子だと死傷者が出ているので、歳を取ったせいか、その辺りのフォローがないと心から楽しめない。後味悪し。特に出だしのギリシャの博物館のシーンがキツい。カリプソが死んだ時点で元に戻るとかしてほしかったね。
⑤レイチェル・ゼグラーは魅力的。『ウェストサイド・ストーリー』での輝きは偶々ではなかったとわかる。
⑥こういう映画はヴィランが悪辣なほど面白さが際立つのだが、ルーシー・リューではちょっと甘い。姉を殺すくらいではインパクト弱いし。
もう少し悪女役が得意とか、如何にも底意地悪そうという女優の方が良かったと思う。シャーリーズ・セロンとか。
⑦今回一番良かったのはスティーブ。近い未来AIで同じものが出来るかも知れず、そうなると魔法の世界が現実になるわけで、それを想像するとなかなか楽しい。
⑧地下の経密基地でミーティングする時に別にスーパーヒーロー姿になる必要は無いように思ったけど。秘密の扉を調べる時だけ変身すれば良いのに。
⑨どういう形でビリーを蘇らせるのかと思っていたら、ワンダーウーマンが出てきたのには確かに驚かされた。ただ、その後居るのなら何故戦いの時に助勢しなかったのか(フィラデルフィアの街、大変なことになっていたし、アトラスの娘が元凶であればゼウスの娘が懲らしめるべき?)釈然としない。
⑩と文句たらたらながら、まあ飽きずに見られたし、大女優ヘレン・ミレンが楽しそうにヴィランをやってたし、お約束ながらビリーと養母との間の家族愛にホロッとさせられたりで、この辺りの星の数にしておこう。
うーんどうでしょう
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