ウォンカとチョコレート工場のはじまりのレビュー・感想・評価
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良質ミュージカル
映画冒頭の港に船が着いてから、街中へ行くまでの 一連の流れがとてもよくて、これからのストーリーを期待させる。 ティモシー演じるウォンカをメインにしたミュージカルシーンは 歌も演出も良くて、楽しめるけど、 それ以外のミュージカルシーンはあんまりかなぁ。 キャストもよくて、特に印象に残るのはヌードル役の女優さん。 今後の活躍も期待。 続編もできそう。
見てる間は楽しかったんですけどね……
多くの方が指摘するように「チャーリーとチョコレート工場」とは完全に別物だし、「夢のチョコレート工場」とも直接的な繋がりは感じられない。 見てる間は楽しかったんですが、その後は「なんで前日譚という設定にしたんだろう?」というモヤモヤが頭から離れず、なんとも評価しにくい鑑賞後感です。 普通に新作として作ってくれたら、もう少し評価が高くしたんだろうなぁ……
完璧なミュージカル・ファンタジーです
まるでと言うより殆ど完全なミュージカル・ファンタジー映画、それもあのハリウッドの若手スター筆頭のティモシー・シャラメが華奢な躯体で歌い踊る! 途中でアンソニー・ニューリー の「PURE IMAGINATION」の旋律が伴奏として流れ出し驚いた。さらにシャラメ扮するウォンカが朗々と歌い出し、本作のメインテーマとなっているではないか。この名曲は1971年の当時の大人気コメディアン・スターであったジーン・ワイルダー主演の映画「夢のチョコレート工場」のためにアンソニー・ニューリーが提供したもの。純粋な空想の世界に行けるのさ、欲しいものがあったらそうすればいいのさ、見てごらんそうすれば君は君の想像の中に入れるのさ。まさに本作のテーマのエッセンスが込められている。新作ミュージカルなのにメインテーマを旧作に委ねる太っ腹に拍手喝采です。 どうやら、その後ミュージカル・プレイとして上演もされたようです。もとはと言えばロアルド・ダール作の児童小説がベースです。ティム・バートン監督・ジョニー・デップ主演の「チャーリーとチョコレート工場」2005年(おやま、もう18年も前)ってことは、今時のティーンはまるでご存じないわけ。であれば、デップ版の前日談となってますが、捕らわれる必要はさらさらなく自由な発想が可能となる。まっ、チョコレートをめぐるファンタジーなのであり、リブートでも全然構わないわけです。 その意味で、壮大なセットで驚くほど多くのダンサー達による群舞を、目くるめくカラフルでファンタジックなステージで描く、幸福有頂天の映像を成し得た。お話は至極ありきたりなのはやむを得ず、それを如何にイマジネーションを膨らませられるかが勝負。その意味で、十分に満足です。今夏の「バービー」同様、コテコテのスタジオセット撮影の美しさを再認識出来る。ここにはティム・バートンのシニカルとかダークとかシュールな感覚は皆無、ひたすらまっとうを貫いて、少々一本調子の中だるみは正直覚えました。 とことん Made in the UK ゆえ、魅惑のスターが勢ぞろい。ウンパルンパ役で場をさらうヒュー・グラントを筆頭に、女王役の多いオリビア・コールマンがえげつない安宿の女主人を、薄幸の母親役のサリー・ホーキンス、クランチ役のジム・カーター、セクシーボイスのキーガン=マイケル・キー、思いがけず登場のローワン・アトキンソンなどなど。ことにもオリビアとサリーの主役級トップ実力派スターが同じ作品なんてちょっとあり得ない。 チョコレートの世界は日本で愛される以上に、ヨーロッパでは深い歴史と情熱で語られるスイーツでしょう。古代より滋養のある飲み物として、オランダのバンホーテンさんがチョコをパウダーにする技術を確立し、スイスのネスレさんがパウダーミルクの開発により、今のミルクチョコレートに繋がる。それぞれ今は巨大企業になってますね。そんな土壌があってこそチョコレートの高級化は留まるところを知らず。だから本編中の大金持ちオーナーを有するチョコレートカンパニーが存在するし、人々がチョコに熱狂するのも理解できる。 それにしてもこのタイプの作品には、ヒュー・グラントのとことん頑固な英国英語があってこそ、なのは確かでしょう。
ポール・キングの新作
Da-iCEのヴォーカル花村想太が声優で参加と知り興味を持ったが上映時間を間違えて字幕版を鑑賞。 美しい映像と素敵な演出・ストーリーではあったのだけど、チャリチョコの新作としてこちらの想像を超えて来るような感じはなかったな、が観た後の感想。 監督・脚本がパディントンのポール・キングとこのサイトで知り、そこは寧ろ納得出来た。 そう来るか!を期待するというより映画の中の空気に浸るととても心地良くて幸せな気持ちになる。 ポール・キングの世界です。 吹替版でまた観たい。
T・バートンとは180°異なる世界観
鑑賞してから気付きました。本作は『映画チャーリーとチョコレート工場』の前日譚ではないと言うことに。あくまで映チャーリーとチョコレート工場』の原作である『チョコレート工場の秘密』に登場するウォンカの前日誕でした(ちゃんとポスターには書いてありましたが、そこまでは見ていなかったので……)。 『チャーリーと〜』からはオマージュなのかカラフルな工場のイメージがちゃんと引き継がれていましたが、やはりティム・バートンが監督した作品と本作では世界観が違いました。端的に言えば本作『ウォンカと〜』にはティム・バートンらしいダークさは一切ありません。むしろ全編を通してミュージカル的に進行する極めてHappyなイメージです。 そのため『チャーリー〜」とに比べれば癖がなく観やすいですし、何より万人にウケるはず。実際評価も高いようです。 本作で特筆すべきはウォンカ役を務めたティモシー・シャラメ。これまでなんとなく影のある、ちょっと暗めの役柄が多いイメージだったのですが、本作では『チャーリー〜』のジョニー・デップ演じたウォンカの雰囲気ををしっかりと踏襲しつつ、明るいキャラクターを印象付けていましたし、ミュージカルの本作でしっかりとメインボーカルの仕事を務めてたあたり、今季アカデミー主演俳優ノミネートもおかしくないと思いました。
字幕、吹替ともに鑑賞
ミュージカルや歌好きなら観て楽しい映画だと思う!! 先に吹替から観たからか、どちらとも楽しめた!! どっちのキャストも声が良かった!! 特に何も考えることなくさらっと楽しめる映画。 何かをうったえかけたいんだろうなぁーとかそう言うのがなく、頭空っぽにして見れる映画。 で。考えてなかったからつい思わずウルッと…笑
一粒のチョコレートで人は幸せになれる。チョコレートで溢れるこの映画は観る人を幸せで溢れさせてくれる。
恥ずかしながら、「チャーリーとチョコレート工場」観てないんです。 ミュージカルと思ってなかったから、オープニングのナンバーからこの作品の世界に魅了されてしまいました。 楽しい。美しい。楽しい。 そんなにワクワクドキドキハラハラはしないけれど、子どもから大人まで、みんなが幸せな気持ちになれるこんな作品もいいですね。 ティモシー・シャラメは、歌って踊れて、デューンの主役までしてて、これからの活躍がますます楽しみですね。碧い眼の白人の美男美女は、ハリウッドではもう「バービー」のような作品でしか主役できないかと思ってました。(彼も30年くらいしたらウンパルンパって歌ってたりするのかなぁ)
ピュアな心で
前作、前々作、その他諸々全て忘れて、童心に帰って楽しみましょう。ストーリーは分かりやすいけど退屈することなく最後はスッキリ。映像は夢があってワクワクする。吹替だったので確信ないけど字幕のが良かったかも。
カラフルなミュージカルは楽しい
IMAX 字幕版で鑑賞 前作は見ていないのでなんとなくスルーしそうだったが、ミュージカルだと知って鑑賞決定。ミュージカルならより良いIMAXに格上げです。 冒頭からミュージカルで全開で、一気にカラフルなファンタジーの世界に引き込まれました。やはり映画は序盤が重要。こうでなくちゃ。数日前に見たアニメと大違い。 宿屋の主人は騙して強制労働させている割に、抜け出しても気付かない。チョコの賄賂で組合に取り込まれる警察署長は見るたびに大きくなる。オレンジ色の小人は単なるギャク要員かと思っていたら、最後はウォンカを助けることに。それぞれの人物のキャラが立っていて、映画での次の行動が楽しみになる。 ミュージカルという事で音楽が聴きたくなるが、何処に? CDの発売は?配信も検索しても出ない? 検索しても出なかった人、日本語ではなく'Wonka'で検索してみて。でも欧米人好みのジャケ。日本人好みのデザインではない。 吹替版は完全吹替版らしい。吹替版見る予定無いし別にいいんだけど、セリフだけでなく歌唱も日本語吹替です。 「良かった〜〜」。劇場によっては字幕版が少ない。セリフの吹替版ならまだいいけど、歌唱の吹替なら見たくない。しかもその情報がすごく少ない。動画・音楽での吹替歌唱部は探せなかった。これは絶対ダメでしょ。ミュージカルなんだから。(例のアニメは文句は言いつつも、生ちゃんの歌声を何回も聞いていたのでイメージはつかめている。) そんなんだから音楽配信、日本語版無いよ。 パンフも買ったけど吹替者の情報は全くない。(単なる名前のみ) 歌唱についてどころかインタビューも何も無い。この点で評価点を減らしたいけど、無事字幕版の鑑賞が出来て、実害はないので減点はありません。
チャーリーとチョコレート工場とは繋がりなし
前置きとして、事前に少し調べると分かりますが、こちらの作品はチャーリーとチョコレート工場とは繋がっていません。 その上で観た感想ですが、本作は明るく。コメディがあり、話としても簡潔にまとまっていて、ミュージカル要素はあるものの。ミュージカルが演出としてハマっているので挿入歌のような位置付けで物語を支えて盛り上げてくれています。 彩りも綺麗で、いくつかのシーンは見ていてつい笑顔が浮かんでしまうような。誇張して言うと幸せのお裾分けを頂いているような。見に行って良かったな。と思える久しぶりの映画でした。 チャーリーとチョコレート工場の雰囲気を求めている方以外には、ぜひお勧めしたい映画です。
つい音楽に乗って頭が動きます
チャーリーとチョコレート工場よりも、ウィリー・ウォンカがそこまでクセ強くなく、よりミュージカル調が強い。 もちろんジョニー・デップのウィリー・ウォンカがとても独特で魅力的だが、ティモシー・シャラメのウィリー・ウォンカはそれなりに独特だが若さゆえか純粋ですごくいい。 チャーリーとチョコレート工場は見てなくても全く問題ないし、なんなら別物として観ても差し支えないかな。 ミュージカル調のティモシー・シャラメは初めて見たが、歌もダンスもはまってて良かった。てか、何してもしっくりきちゃう。 なんだろ。昔のレオ様みたいな? もちろんお顔が綺麗なだけでなく、ゲイや薬物依存症の役もこなす若手実力派俳優。 昔のレオ様みたいな? ヒュー・グラントのウンパルンパめちゃくちゃキモカワで良かった笑
ショコラティエは錬金術師⁉
ファンタジーだからって、夢があふれるキラキラの世界とは限りませんが、チョコレートの話なので、ワクワクする楽しい物語かと思ったら、意外と暗い話でした。 今時のファンタジーは世知辛い世相を反映しているんでしょうか。 前作を観ていないからハマらなかったのかもしれませんが、ウィリーの作るチョコレートはあまり美味しそうに見えませんでした。身も心もとろけそうに美味しくて魔法みたい、と言うより、魔術に近いんですね。 ティモシー・シャラメはチャーミングだし歌も悪くないですが、本作はミュージカルと考えるとちょっとおとなしめです。一番良かったのはオレンジ色のちっさいおじさんです。 ウンパルンパとの因縁や、世界中の素敵な食材を探す旅の方が面白かったかも。 ヌードルは結局本名が明かされなかったような…
ミュージカルと分かって見に行ったら天才
感動で奮い立って泣きそうになった。 華やかでとてもおもしろい作品。 今年1当たり映画かもしれない。(個人的に軽めに見れるやつが好きなので) 深く考えずすっきりコミカルに作品を見たい方には、とっても良い時間を過ごしたなと思いながら帰れるような作品だと思います。
爽やかウォンカの楽しいミュージカル
ティム・バートン&ジョニー・デップの「チャーリーとチョコレート工場」ではファザコン・ウォンカの毒のあるユーモアや設定(ティム・バートンらしい)に何度もニヤニヤ、クスクス笑わせてもらったが、今回の映画はそういう類のものではなかった。ダークさの欠片もない、明るくて楽しいミュージカルでした。ストーリーはあってないようなもので(何回も挫折はあったけど、結局奇跡、奇跡、奇跡で無一文のウォンカはチョコレート工場を作りましたとさ)、ティモシー・シャラメの爽やかウォンカの歌やダンスを楽しむ映画でした。正直言って、そこまでミュージカルが好きなわけでもないので途中で退屈しちゃったかな。
温かな冬がやってくる♪
ピュア・イマジネーション♪ミュージカル調で繰り広げられるティミー劇場に終始惚れまくる。ティモシー・シャラメ凄すぎる。最上級の優しさに夢見るたくましさ。あの圧巻の世界観はこうして…。歌、ダンス、衣装、色彩。テンション爆上がりで大号泣。それに魅惑のウンパルンパ。大大大傑作!
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