「普通に楽しいミュージカル映画」ウォンカとチョコレート工場のはじまり ともさんの映画レビュー(感想・評価)
普通に楽しいミュージカル映画
友達、恋人、家族、だれと観に行っても肩の力を抜いて楽しめる映画!毒気がなく、歌と魔法と夢に溢れていて、観やすかった!
ただ、映画館で観る必要はなかったかな…、配信が始まってからテレビでだらだら観ても全然良い映画だったな…なんて思ってしまった💦毒にも薬にもならないかなって感じ!
風船で空に浮かびながら、ルーアンの街を一望して歌うシーンだけは、「映画館で観れてよかった〜」と思った!お気に入りシーン!
あとは、ミュージカル映画なのに、強く記憶に残るミュージカルシーンや曲やフレーズが少なかったのが残念だった…!
ミュージカルシーンの曲数も尺もかなり多くて、ミュージカル映画好きとしては「お!?」とワクワクだったのだけど、曲が出てくるたびに「こんな感じね〜」って感想で終わってしまっていた…!楽しいしキラキラで素敵なんだけど、どれも既視感を感じて印象には残らなかったかも…?
覚えている曲を挙げるとするなら「ヌードル」で言葉遊びをする曲と、ウンパルンパの曲!
話の後半からは、全ての展開をウンパルンパがもっていったなぁって感じで、制作側も全体的に曲もシナリオもパンチが足りないからウンパルンパでゴリ押ししようとしたのかな…?なんて思ってしまいました😂笑
お母さんからのメッセージは、とっても素敵なメッセージでじんわりと涙が出そうになった!絵本のお話のようなふんわりとした仕上がりの映画だった!
途中、ミッション遂行もの映画みたいになってたのも意外で面白かったし、出てくるおじさん達がみーんなチョコレートが大好きなのもとっても可愛かった!
チャリチョコのような、毒気のあるブラックなザ・イギリス映画!って感じのストーリーを勝手に想像していたのですが、全く違かった!
一緒に見に行った相方が、「チャリチョコとのつながりが全くみえない…」と嘆いていましたが、この映画は71年の「チョコレート工場」て映画が土台になっていたんですね〜!わたしも前日譚だと思って観に行ったので、ちょっと肩透かしでした😳