劇場公開日 2023年12月8日

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「ウンパルンパの歌が後を引く(笑)」ウォンカとチョコレート工場のはじまり bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ウンパルンパの歌が後を引く(笑)

2023年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

2005年にジョニー・ディップが、ウォンカ役を務めて大ヒットした『チャーリーとチョコレート工場』の前章譚となる本作。今、正に注目され『DUNE 砂の惑星』でも主役を演じている若きティモシ―・シャラメをウォンカ役に抜擢。小人のウンパルンバ役には、なんと『ノッティングヒルの恋人』で世界中の女性を虜にしたヒュー・グラントを起用した、ミュージカル仕立てのファンタジー・ストーリー。

前作ではティム・バートン監督らしい演出で、幻想的で異空間なチョコレート工場を舞台に、ウォンカも人嫌いな変人的な役回りだった。しかし本作は、そのチョコレート工場を作る前の、若き日のウォンカの話として、魔法使いではありながら人間味あふれ、亡き母と約束した世界一の魔法のチョコレート店を開く夢を胸に抱いた、ヒューマンティックな青年として描かれている。

一流のチョコレート店が集まるアーケードに、店を構えようとしたウォンカ。しかし、評判となったウォンカの魔法のチョコレートをよく思わない、老舗のチョコレート組合の面々が、警察を買収し、ウォンカを追い出そうとする。そこに、オレンジ色の小人のウンパルンバまでも現れて、面倒な事態へと展開していく。その中でもフォンカは夢を諦めず、5人の仲間と共に、この逆境に立ち向かっていくストーリー。

監督は『パティントン』の監督のポール・キング。製作も『ハリー・ポッター』のデビッド・ハイマンということで、架空の街を舞台にしながら、街並みや人々の服装などからイギリスのロンドン色が強く表れていたと思う。

最近は、事件性の高いサスペンスやミステリーを多く鑑賞していたので、久しぶりに心癒され、笑顔になれる夢のある作品となった。これからのXmasシーズンに相応しい、ファミリーでも恋人同士でも楽しめる作品。鑑賞後、ウンパルンバの歌のフレーズが、いつまでも頭の中で反芻している。

bunmei21
bunmei21さんのコメント
2023年12月9日

talismanさん(^^)同じです😅ウンパルン🎵が離れません。

bunmei21
talismanさんのコメント
2023年12月9日

頭の中をウンパルンパの歌が渦巻いてます!

talisman