ドント・ウォーリー・ダーリンのレビュー・感想・評価
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この街、何かがおかしい……
もう冒頭から、閉鎖的な街並みや人々の交流の雰囲気がどことなく不気味で、違和感がありました。
まるで高級住宅街さながらだし、ファッションや暮らしぶりも昔のアメリカのセレブみたいで凄くオシャレ。
なのに何かが気持ち悪くて、おかしいという違和感……。
その雰囲気の中で度々挟まれる意味深なシーンややり取りから来る緊張感があり、これから一体どうなるんだろうという不安はまるでホラー映画でした。
途中、テンポがやや悪く感じて、この尺で謎や設定は全て解明されるんだろうか、ふわっとした終わり方をする雰囲気だけの映画にならないだろうかと不安ではありましたが、
終盤で一気に畳み掛けるように展開していきます。
街並みやファッション、豪勢な暮らしぶりは本当に見応えがあって楽しい。
サスペンス的な緊張感も中盤あたりまでは存分に楽しめる。
しかし、全て観れば謎は全て解明されるのかというとそうではなく、20-30%くらいは結局なんだったのか分からない設定やシーンが残り、それぞれの解釈に委ねられるしかない部分が残るので、他の人のレビューや考察サイトを見ることにします。それもまた楽しみ。
何かがおかしい系ムービー
「ゲット・アウト」とか「終わらない週末」とか。
何かがおかしいぞ...とざわつく系の映画大好き!
それ系の映画を見慣れている人だと既視感のあるシーンも多そうだけど、予想外の展開もあり楽しめた。
終わり方もぶつ切りではなく、かといって説明しすぎでもなく良い塩梅。
詰めが甘い印象
面白かったし、ラストもあそこで終わるのはいいけど「この設定ならこうなるだろ」って感じるところが結構あった。
あと、「このシーン必要?」ってところも結構あった。フィクションでかつ説明が必要な事柄もたいして多くはないからそういうところを削ってコンパクトにした方が見やすいと思う。
エンディングはやや拍子抜け。
最初は1950年代のアメリカを舞台にしている映画かと思ったが、なんと仮想空間の話だった。カルト団体のメンバーの生活をずっと見せられ続けているような気持ち悪さを感じるがそれがどんどん増幅していく。主人公を演じる女優の演技力には惹きつけられたが、エンディングはやや拍子抜け。
フローレンス・ビューの存在感、ヤバすぎん?どこへ向かうのかマジ気になっちゃう~☆
俳優陣は豪華でテンション爆上げだね。主役は『ミッドサマー』で神演技見せたフローレンス・ビュー!彼女の旦那役にあのハリー・スタイルズ、イケメンなのにカリスマ性ゼロな感じが逆に萌え~。他にもクリス・パインとかジェマ・チェンとか、見逃せないラインナップだから絶対チェックしようね!
設定は『マトリックス』なんだけど、『トゥルーマン・ショー』みたいなレトロ・アメリカンな雰囲気になってて、『ゲット・アウト』みたいな告発者も登場しちゃう!しかも『ビバリウム』みたいな不条理(卵の中身が空っぽなんだ!)も結構詰まっててマジカオス。
要するに、いろんな映画で見たことあるようなシーンや展開が、記憶を失った主人公の頭にフラッシュバックする映像とミックスされて、独特の不条理感が味わえるんだよね。監督も脚本も女性で、リッチなプール付き共同体の平和で穏やかな日常がリアルに描かれてて、その中での家事とかパーティとか主婦仲間との会話がめっちゃリアル。
でも、強烈なメッセージ性とか、圧倒的な暴力や恐怖はないから、評論家ウケはいまいちだったんだよね。それでもフローレンス・ビューの存在感と演技力、撮影監督マシュー・リバティークのアートな映像がマジで光ってる!ほどほどに変で、ほどほどに楽しめる映画だよ。
いや、それだけじゃないかな、う~ん、男性優位社会を否定してるけど、なんか中途半端で、代わりに新しいものを提示してるわけでもないの。でも、個人的には好きな作品。理由は?って聞かれたら、やっぱ思い浮かぶのはフローレンス・ビューの演技かな。もちろん、それだけじゃないけどね~。
脚本と演出以外よい
前半はながながこの完璧に見えるけど異常な世界の描写が続くものの、美術の完成度の高さやフローレンス・ピューの力で飽きずに見られます。途中でネタバレが入りなるほどるほどと思うけど、そんなに新しいネタでもなくこれが最大の山場になったらダメだよねと思いながら、まあそなるよねの展開になり、そして最後はぶつ切り。何から何まで説明する必要はないんだけど、すべてを明かさないなら観客に考えさせる結末にしない?このコミュニティはこのまま続けられるの?のとことかは完全に置き去り。しょせんオリビア・ワイルドだった。これで2作連続だめ。もう見ないほうが良いのかな。でもスタッフが優秀なのか予告までは魅力的なんだよなー。
鑑賞動機:ワイルド監督4割、ピュー4割、あらすじ2割
『ブックスマート』とは正反対の楽しくならないお話。不穏な雰囲気しか感じない冒頭からずっと、街の様子や登場人物の言動含めて居心地の悪さを感じる。何だかわからない気持ち悪さがある。
種明かしされてからは、逆に大筋は分かりやすくて枝葉の部分は分かりにくいように思えた。
こちらと微妙に噛み合わず惜しい。
クレイジーな男達
作品の設定や構造は過去作の寄せ集めといった感じで新しさはないものの、
皮肉感たっぷりのメッセージ性が面白かったです。
過去の男性・女性像に憧れる現代のダメ男達。
ダメ男達が創った仮想世界。
でもその世界への参加者は100人にも満たない。
もはや現代でもその世界にしがみついているのはごく少数になっているという点がとても皮肉的で面白かったです。
フランクの妻は夫を立てて支える良き妻的な振る舞いから一転、「ここからは私がやるわ」と言っていましたが、彼女はどんな考えであの世界にいたのか、その先どうしたかったのか、そのあたりも描いてくれればなお良かったなと思いました。
更に邪悪な「トゥルーマン ショー」 日本の政権与党が目指す世界か?...
更に邪悪な「トゥルーマン ショー」
日本の政権与党が目指す世界か?
日本の皮肉か?
別れを告げられた男が・・彼女だった女性に執着して最悪の結末を迎えてしまうといった事件が少なくないけど・・。男ってそういう情けない本能を持ち合わせた生き物なのか・・女性を所有物として見てしまう傾向が多いのか・・? 所有される立場に甘んじる人もいるだろうけど・・。概ね自立してる女性の方がかっこいいし魅力的。
そんな感じで、アホな男が、女性はこんな風な環境で、家に閉じ込めておけばば幸せなんじゃね??、家事して、買い物行って、パーティーで着飾らせておけば良いんじゃね?といった男性の間抜けな世界観への皮肉を込めたな映画か?
今、上映中の「バービー」(未視聴)も、なかなか、そういう、根強い男社会への皮肉がこめられている様で、良い流れだと思う。
で、この映画もバービーもだけど、絵面上のアメリカの時代設定が、パステルカラーが眩い1950年代で、そうことが顕著な時代だったのでしょうね。
フローレンス・ビュー❤️
意外に面白かったが・・終わり方がなぁ・・個人的は・・。
タイトルはコメディっぽいが、結構本格的なサスペンスだ。 砂漠の街で...
タイトルはコメディっぽいが、結構本格的なサスペンスだ。
砂漠の街で共同体生活を送る人々、しかし、違和感を覚える主人公の女性。
男たちは一体何の仕事をしていたのか、主人公は本部で何を見たのかが不明のままなのは残念。
また、「ボス」によって記憶を操作されていたにしても、おとなしくしていれば危害を加えられるわけではないのだから、共同体での生活に一体何の問題があったのかという疑問もある。
しかし、不気味な雰囲気はずっとあり、サスペンスとしては評価できる。
ハラハラドキドキ感があまりなかった。
女優オリビア・ワイルドが監督した作品。
フローレンス・ピュー主演のミステリー作品なんで
「ミッドサマー」のようなモノを想像してたけど
全然違った。
不思議なストーリーだけど今までにもあったような気もする。
ハラハラドキドキ感があまりなかったので
何となく観終わった感がして盛り上がりに欠けたのがもったいなかった。
終わらせ方が…
実態がわかるまでがちょっと眠気に襲われた。
が、そんれからは、どうなるんだ?と惹き込まれた。
が、観客に委ねる終わり方は、私は好きじゃない。
ハッキリ決着つけて終わってほしかった。
それがgoodエンドでもbadエンドでも。
それと、フランクが殺られるくだりって、要る?
囚われの女性が立ち上がる、って事は納得できるけど
それとは全然違うと思うあのシーンは。
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