劇場公開日 2023年2月10日

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小さき麦の花のレビュー・感想・評価

全39件中、1~20件目を表示

3.5Low-Key Gobi Rural Life Tragedy

2023年1月10日
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鑑賞方法:試写会

A slow-baked tale of life in the Jintao to Xi Jingping transition stage of Chinese history, in Northern Central China. With Alibaba in the production, it's a bighouse film strewn as arthouse picture. It's intresting that this film was allegedly a threat to Chinese rule, and its heartbreak tale of poverty was whittled down. It's the latest lens into Chinese society. Good music by Iran's Yazdanian.

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Dan Knighton

5.0バルタザールどこへ行く♥️

2024年11月25日
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鑑賞方法:VOD
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マサシ

5.0夫婦

2024年10月22日
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慎ましくも互いに相手を思いやる二人。
夫婦の出会いと別れまで。

観終わった後、
パートナーを大事にしなければと考えささらせた作品。
秀作です。

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TZW

2.5中国のとても貧しいけど思いやりに満ちた夫婦の物語

2024年8月5日
PCから投稿

難しい

幸せ

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見聞

2.0あの名作を思い出した…

2024年6月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

単純

2022(日本は2023)年公開、中国映画。
リー・ルイジュン監督。

貧しい農家の四男坊・ヨウティエ(ウー・レンリン)と障がいのある内気なクイイン(ハイ・チン)の清冽な夫婦愛の物語。

2人には、これでもか、というくらい困難が降りかかる。しかし、2人は力を合わせて強く生き抜いていく。
誰の助けも借りずに。

クイインは、「子供を産めない」とされており、
左手は常に微かに痙攣し、歩行も難しそうだ。
尿意を感知できず、漏らしてしまう。
だが、ヨウティエは全く意に介さず、クイインを大切に大切に愛しむ。
そんなふたりの姿が胸を打つ。

シチュエーションも、キャラクターも全く異なるのだが、
フェデリコ・フェリーニの名作『道』を思い出した。

◆社会福祉的に後回しにされる人々、
◆近代化の割りを食っている人々、

とてつもないスピードで経済成長した中国だから作ることのできた作品とも言える。

派手なアクションも、奇想天外な展開もない。
淡々と2人の絆を描いている。
感動の涙を流した人も多いだろう。
冷血漢というわけではないが(笑)、私には強く響いては来なかった。
二番煎じ感が拭えなかったからだ。
☆2.0

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Haihai

3.5ラブストーリーの裏で

2024年3月9日
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鑑賞方法:映画館

大都市のビル群が遠くに望める田舎町で、実直で言葉少なく家族に厄介者扱いされている男女が見合いで結婚する。二人は多くを語らないものの、自分たちの幸せを手に入れるが。

ラブストーリーなのだが、彼らの置かれている状況がなかなか厳しくそれがラブストーリーを盛り上げることになっている。家族はいい年になって結婚しないシャイな二人を邪魔者扱いし、結婚は体のいい厄介払いだわけだ。二人は親の財産も貰っていなさそう。車も持っていない。田舎ならが家族はそれなりに近代化され豊かで甥はスマホを使っている。土地の一部で暮らすのだが助けがない。女には身体的な障害があるが、医者に連れて行ってもらったのか定かでない。農作物は豊作だがJAのようなところに買い叩かれる。都会に行くとコートを買うのにふっかけられ、値引きしても現金がない。臓器売買のようなことをせざる終えなくなる。

でも中国の開発されてない田舎の風景は美しいし、ラブストーリーも美しい。

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mikyo

3.5幸せだったのかな。。。

2024年2月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

中国の奥地の貧困生活は何もないけど、この夫婦には確かな思いやる愛があった。ロバも鶏も皆んな幸せだったならいいな。
頑張って作った家、呆気なかったなー。
ロバや鶏はその後どうさたのか、気になります。

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ノブ様

5.0二人た互いをいたわるお姿、あまりにも思慮深くて…。 もの静かで、尊...

2023年8月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

二人た互いをいたわるお姿、あまりにも思慮深くて…。
もの静かで、尊くて。

日々を丁寧に過ごせているのだろうか、自問したくなりました。

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woodstock

4.0土とともに暮らす人々の素朴な人生を描いたドラマと見るか、現代中国の社会問題を描いた作品と見るか、様々な捉え方ができそうな一作

2023年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

主人公ヨウティエ(ウー・レンリン)とクイイン(ハイ・チン)は、せっせと農作物作りに励む朴訥な夫婦。どうやらクイインには何らかの障害があり、そのために親戚にはやや疎んじられているようだけど、ヨウティエの彼女に対する愛情は確固としている様子。

そんな二人の姿を見て、土とともに生きる生活も素朴でいいかも、と思いそうになるんですが、一方で自宅を建てる際に必要なレンガも自分で作る、雨が降ればずぶ濡れになってそのレンガを守る、そして農作業は家畜を使役することはあっても基本的には手作業のため、種付けも収穫も自ら行わなければならない、と、常に埃まみれで肉体労働に従事している、という過酷な日常であることも痛感します。しかも本作の時代設定は、工業化前どころか、急速な経済発展の只中にある現代中国です。そのため彼らの親族はビジネスに勤しみ、高級外車を乗り回す一方、ヨウティエからは文字通り血液まで搾り取ろうとします。それでも自らの人生にも周囲にも異議を唱えないヨウティエを幸せと捉えるかどうか、ちょっと考えてしまうものがあります。

結末の展開も、一体ヨウティエがどう判断してここに至ったのか、解釈のしようで見方が変わる内容になっています。主演俳優たちはそれほど知名度があるとはいえず、題材も派手なものではありませんが、中国ではSNSを通じて若年世代の人々を惹きつけ、興行的には予想外の好成績だったとのこと。観客たちが本作に何を見出したのか、その点も興味があるところです。

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yui

4.5静かな、美しい映画

2023年5月9日
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鑑賞方法:映画館

現代中国における、社会において置いて行かれた側の男女のストーリー。
農家で、様々な人の手伝いをしている夫。
障害もあり、家族から邪魔者扱いされている妻。
二人が、誰も傷付けず、ただただ誠実に生きようとしている様子を
美しいカメラアングルで静かに撮り続けていた。

その一方で、夫婦を取り巻く人々は、業に塗れている。
時々、夫婦に優しく対応するが、それはあくまでも損得に基づいた行動。
本来の中国が目指そうとした清貧とは、この夫婦にあり、
それ以外が現代の中国なのだろう。

今の時代にこの映画が中国で作ることができて、
そしてヒットする。そこに中国の文化としての豊かさがまだまだあるのでは。
そう思えた映画だった。

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白井パンダ

4.0ツバメがいいなぁ

2023年5月6日
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鑑賞方法:映画館

どんなに忌避・疎外されている者でも巡り合わせによって誰かと奇跡のような時間を共有することができる,愛があれば何でもできる、ではなく、何かができると思わせてくれる作品。
当初寡黙・無表情だったクイインが次第に喜怒哀楽を言葉にしていく姿には思わず微笑んでしまう。一方でヨウティエが麦収穫の時にクイインを罵倒してしまうのは,それまでひたすら献身的だった彼についに芽生えた彼女への甘えの,ものすごく不器用な表現ではなかったか?
ヨウティエを単純に哀れんでしまうのは,誇り高い(という自覚は全く無いだろうが)彼に対して些か礼を欠くと思う。
本当に久しぶりに「伴侶」とか「ベター・ハーフ」のような古めかしい言葉を思い出した。

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ひろちゃんのカレシ

4.5勢いよく笛を吹く雨どいの瓶。二人で聞けば怖くないと言う妻。

2023年5月5日
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bloodtrail

3.5忍耐がいる映画だ。我慢が必要。

2023年4月23日
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鑑賞方法:映画館

映画評をみると高評価が多い。じゃあ、見て見ようかと考えて鑑賞してみた。開始五分ほどでいい映画だとわかった。

家族からもまた、村人からも蔑まれている二人が心を通わせ生きていく。この二人は誰よりも美しい心を持っているのに、当人を除き誰も気づきていない。美しい心が美しい自然風景と一体となって、心が洗われるようだ。なんか、ミレーの絵画を観ているようだ。

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いなかびと

4.0【中国の貧しいながらも、善性溢れる真面目で優しき農民の姿を大きなスケールで描いた作品。変わり行く二人の暮らしや村の姿が現代中国の行く末を感じさせる作品でもある。】

2023年4月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

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NOBU

4.5タイトルなし

2023年4月21日
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鑑賞方法:映画館

 老人がいっぱい見に来ていた。
 農民のミラクルな生活、そして重労働のリアリティ。中国の村の文脈などなどわかった。
 性的な描写は入ってこないけれど、夫婦の愛情が美しく、それは自然や動物への愛情と通底している。
 といっても、農業は身体が関与し、麦の花は美しいと共に、愛情と身体の交叉点でもある。彼女がロバを撫でるとき、それは夫の身体への愛情も喚起させる。
 彼は馬鹿なように周りから表象されているけれど、約束を忘れず、真っ直ぐに働く、頭のいい男でもあった。
 農業には生産性があらわれる。こんなにミラクルにものを生み出し仕事をやめない彼がピタリとやめたのは驚きだった。妻への愛が、彼の抜き難いハビトゥスをすっかり壊してしまうのを見る。
 それに比べ、ロバや鶏や燕は元の場所に戻ってきてしまうのだ。そのことがとても切なかった。

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えみり

3.5抑揚が抑えられていつまでも観ていられる

2023年4月1日
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少しハリウッドぽい意図的な感じもあった。

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kp

4.0仲の良い夫婦であればあるだけ、遺された方のダメージは大きい

2023年3月23日
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かばこ

3.5これが中国の現実なのかなぁ

2023年3月19日
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泣ける

悲しい

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りあの

3.5頑固で優しい生き方

2023年3月17日
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悲しい

幸せ

寝られる

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てつ

3.5(原題) 隠入塵煙

2023年3月16日
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鑑賞方法:映画館

愛しさのあるとても綺麗な作品でした!
それぞれの家族の厄介者同士が見合い結婚してからの話。2人の農民生活はとても大変そうだけど、辛さ以上に幸せそうな姿が見えてきました。泥だらけで綺麗じゃなくても、大切な人が隣にいれば幸せだという当たり前のことを痛感させられる。

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AYK68