「TBSアナウンサータカキ案件」Sexual Drive いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
TBSアナウンサータカキ案件
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食欲と性欲を如何にこじつけるかというテーマであるが、今の自分には余りにも響が少ないレベルであった
勿論、今作品が悪いわけではなく、毎日服用しているデュタテトリスの副作用である精力減退が関係しているのは明白だ。
沢山のレビュアーが紐解いているように、"性"よりも"生"に近いのが適当なのかもしれない
嫉妬に狂う夫や浮気男、本来の資質を取り戻すパニック障害の妻等々、社会に順応するあまり押し殺していた本来の自分を解き放つトリガーを演じる謎の男の役割が、実はそれ自体"幻"なのかもしれず、崩れた自分が思い描く幻想がビジュアル化したものであろう。
なので、あまり食との結びつきを考え過ぎると却って面白さが半減するかもしれない
なにせ、納豆・麻婆豆腐・二郎系ラーメン、正直どれも美味しさを表現されていなかった、もっと正気言うと気持ち悪さを演出されているのではないかとさえ感じてしまった 食べ物を映像として中心に添えるのは非常に困難かも知れない "孤独のグルメ"だって、ゴローの口周りのアップのアングルは観たことがないしね
台詞としての食べ物の種類を表現することに留めて、その食材自体を想像させることに徹した方が、フェティシズムを引出し易いと思うのだが。。。 実際の納豆の糸は、あれほどあれは糸なんて引くわけがないし、本来のサディズムを麻婆豆腐の辛さに投影するのは無理があり、二郎系には未入店であるが、外で並んでいる人達はあそこまでガテン系のイメージはない。イメージとしての演出が浅いと感じたのは言い過ぎだと謝るが、ならば観客のイマジネーションに委ねた方が強烈さを増すと思うのだが・・・
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