マイ・ブロークン・マリコのレビュー・感想・評価
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永野芽郁、喫煙!…いや熱演!
にわかにタバコを吸っても、なかなか板につくものではない。
言葉遣いもなかなか難しいところだ。
まあ、無理はせず、普通の言葉遣いで、タバコを吸わずやった方がよかったかもしれない。
でも、熱演してるし、頑張っているのはわかるので、よしとしないといけないだろう。
しかし、ペランダから飛び降りて、左足からマットの上に着地して(いるがわかって…)、河原の上をゴロゴロと転がって、川に転げ落ちた。これはどんな場所なんだろう?河川敷に家が立っているのだろうか?
まあでも、映画だから骨折もしないし、誰も困る人はいないので、好きにつくってもいいといえばいい。
永野芽郁、熱演!そして喫煙!これにつきますね。
肌が荒れるのでタバコはやめて、また、輝いた役をやっていただければと思います。
【追記】たばこはネオシーダらしいです。昔一度吸ったことがありますが、まずくて吸えたものではありません。
#162
遺骨パンチ。
タナダ作品「浜の朝日の、、、」は見た。
永野芽郁は初めて。
原作漫画も未読。
父親から虐待を受け自死した友人の遺骨と逃避行。
話はシンプルだが、時々思い出す友人の記憶のはさみ方が上手く飽きずに観れた。
椎野が骨持って出かける前あたり、、深刻になり過ぎないように作ろうとしてるのは分かるけど、、にしても、、明るい台詞にももう少しニュアンス入れられたんじゃないかと思う。いつもこういう映画で思うけど深刻なシーンはいいけど、明るくおちゃらけてる部分がなんか白々しく思う、なぜだ?
椎野の喋り方、、たぶん永野芽郁はこんなハスっぱな喋り方ふだんしないんだろうな、少し無理を感じた。
しかし涙鼻水入り混じっての好演、なかなか粗暴な中にも純粋さや色気もあり、そこを撮影部も頑張って切りとっている。脚本時に膨らんだらしいラストは長過ぎたとおもう、、スパッと切ったほうがカッコ良い。
菜緒は「草の響き」で好印象だったが今回も安定。
吉田羊のこんな役が観たかった。
壊れたマリコを救いたくなる作品
福岡市では上映箇所が少ない「マイ・ブロークン・マリコ」キノシネマ天神で鑑賞してきました。85席のゆったり会場でしっかり観てきました。
原作を読んだことも無いので、「ブロークン・マリコとは?」疑問を持っての鑑賞でした。冒頭に近いシーンで芽郁ちゃんが包丁を持ち遺骨を奪う時の長めのセリフ、後半の奈緒さんが腕を骨折した状況での笑い泣き感のある表情に、ブロークンが溢れていて、2人の女優魂にやられた感じでした。やばい状況の表現に違和感なく、演技力の自然さにまたまたやられました。(実は奈緒さんもスゴイ)
ブロークンが世の中に蔓延しないことを切に願い、大事な人を大切にしたいと思う一本でした。芽郁ちゃんの次回作「母性」にも期待します。
俳優さん達の演技が光ってる
_φ(・_・壊れ切ってない、、、。
ラストシーンがいい
ハピネットファントムらしい、ぶっ壊れたストーリー。
清純派の代表格のような永野芽郁がリミッター外してやさぐれ女を怪演。
そして、壊れた女を演じさせたら現在ナンバー1だと思う奈緒が見事にアシスト。
そして、ラストシーンが秀逸。
そこまでマリコからの手紙を読む場面では全てナレーションが入っていたのに、最後の手紙だけは敢えてナレーションを外して観客に文面の想像を託して終わるなんて、なかなか粋な演出だな、と思った。
雰囲気良き映画
最高のダチっす!自殺未遂者は共感度高いと思う
原作未読。主人公シイノ(永野芽郁)の友人のマリコ(奈緒)が自殺したニュースをテレビで知る所から始まる物語。
観る前のポイントとして、85分の短い時間でどのように話をまとめ上げるのかなと考えていました。
友人というより、レズに近い2人の愛情が美しいです。最近、ゲイの映画はあるけどレズは少ないので、もっと取り上げてほしいですね。
最後の方の草原のシーンは、少し心を動かされました。
次に気になった点を挙げます。
遺骨を持って包丁を突きつけるシーン等、少しリアリティーに欠けるかなと思いました。
永野さんの1人芝居が多いので、少し浮いた印象を持ちました。
ひいきにしている永野さん主演なので、星4にしたかったのですが、最後のオッサン臭い歌でテンション上がりませんでした。
ちなみに永野さんが吸っているタバコは、ニコチンは入っていないので、本物のタバコではないそうです。美容や健康には影響ないでしょう。
永野芽郁ワールドを堪能した映画でした。
何気なく発せられるハッとする強いセリフが印象的
死んだ人の記憶は忘れていくけど、良い記憶ばっかりが残ってしまう。
といった感じのセリフがあった。
何気なく発せられたセリフだが妙に納得、発見がある言葉だった。
死んだ人に限らず、思い出全般に言えることだなと思い、いわば思い出補正というものをより細かく解体するとそのような解釈ができるのだろうと思った。
このような、何気なく発せられるけどハッとする強いセリフが印象的な作品だった。
物語は当時と今を行ったり来たりする構成。
ストーリーがなかなか進まず90分程度の作品にしてはテンポ感があまり良くない作品という印象を受けた。
また割れた画面のスマホを使用するという演出はその人の人となりが一気に分かることができる秀逸な演出だと思った。
迫力の演技
やさぐれ永野芽郁が良い
突然、何の前触れも無く大切な人がこの世から居なくなった喪失感は、まさに人生の滅亡を感じます。
しかも、自らの手で断を下した結果となれば尚更だと思います。
その喪失感とどう向き合って生きていくか?
やけっぱちになって後を追うのか?
それとも生ける屍、魂の抜け殻の如く生きるのか?
人間は都合の良い動物で、忘れると言う方法で多くの痛みから逃れる術を持ち備えていると聞いたことがあります。
歯を食いしばって頑張りましょう💪
ラストシーンでの主人公の泣き笑い、あの手紙には何がしたためてあったのでしょうか❔
タバコと手紙と遺骨と共に生きていく❗️
幼なじみで親友のマリコ(奈緒)の遺骨とシイノ(永野芽郁)の奇妙な2人旅のお話。勝手に逝ったマリコの為に、行きたいと言っていた「まりがおか岬」を目指す。登場人物が少ないので、マリコとシイノの関係性に集中できる。2人は友情を超えてお互いが依存し合う関係だったのではと思う。父親に虐待されて育ったマリコは精神を壊してしまうが、シイノだけが心のよりどころであり、手紙を書くことで安定を保っていたんでしょう。それとは真逆のシイノは中学生の頃からタバコを吸い、ガラの悪い女の子。そんな2人の友情が胸を打つ。
旅の途中で出会うマキオ(窪田正孝)が、まるで心理カウンセラーのようにシイノの心に刺さるんです。彼もまた心に傷がある人だったんだろうな。良い人との出会いでした。
ラスト何も言わないで逝ったマリコの遺書がシイノに届いた時は泣けたし、良かった。
今作の永野芽郁さんのガサツな役は見所十分。足を開いてタバコをふかす。前半で鼻から煙を出したのにはビックリ⁉️奈緒さんのメンヘラ感満載の演技も流石でした。窪田正孝の声は耳に残る俳優さんで好きだ。吉田羊さん贅沢にちょい役で使いましたね。85分という短さがちょうど良いスカッとした作品でした。
ブロークンシイノ
原作既読、短編の話を85分という中編に引き伸ばされたことで焦れったい、テンポ感が鈍いに至りもう少し脚色があっても良かったと思ってしまった。
マリコだけではなくシイノも実はほぼ破綻状態の日常、彼女二人同士は依存しあっていたが、「治しようがない」「先に彼女が居なくなったら耐えられない」が溢れてしまったマリコが先に自殺を選択、助けての一言が欲しかったから苛立ちは募る。
シイノは旅先の恩人のマキオにある言葉を言われて、人間性は保たれていたことを自覚する、これって重要なことなのだ。(怒りを訴える事が出来る状態)
特に子役のシイちゃんの迫力あるドアを叩くアクションは勇ましかった。
とてもナイーブなお話なのにどのジャンルの映画として観れば良いのか結論としては感嘆に浸れないものになってしまった
お腹が減る、食べたいって幸せなことなのかもしれない
永野芽郁さんのやさぐれ感が格好良かった。
物語としては短編を薄く伸ばした感じだけど、逃げ場のなかった壊れたマリコがただただ悲しく余韻が虚しい。
シイノの「大丈夫に見えるか?」に対して、窪田さん演じるマキオの「大丈夫に見えます」が良かった、特に2回目のとき。
案外人は死ねない、と同時に人は簡単に死ぬという矛盾を映しながら、それでも遺された生者に対して、数多ある中の一つの道を記したような物語でした。
個人的にクライマックスは遺骨を奪ってベランダから飛び降りるところなので、半ばから後半は感傷的な気持ちで一緒にシイちゃんと旅をしてる感じ。駅弁がすごく美味しそうだった。お腹が減る、食べたいって、幸せなことなのかもしれない。
遺骨持った人がいたらどうしよう
タイトルどおり、マリコはぶっ壊れてた。
虐待されてたりDV受けてたりする人は、自分が悪いから、自分のせいでと洗脳状態にされている。
マリコも同様、何も悪いことしてないのに。だから呼ばれたらホイホイ行って、怪我をする。そりゃシイちゃんも鼻血損。
尾美さんは昔から大好きな役者さん、今回は一つも擁護できないクズ父を好演。
永野芽郁さんは、この映画のためにタバコを覚えたそうで、いい具合にやさぐれてた。ちょっとがなり過ぎかなとも思ったけど。
大切な人を亡くしたら、いろいろ後悔が残る。シイちゃんの「死んでちゃ分かんねぇだろ」のセリフは、まさにその通り。すごく悔しくて寂しくて、グチャグチャのシイちゃんにグッときた。
地元で撮影された映画、見慣れた駅のバス停に永野芽郁が降り立った、これは事件だ。なんか嬉しい。
だけど、そのバスは海には着きませんよ。
半分ホラー
永野芽郁さんの熱量がハンパ無い映画! 本年度ベスト!!!
今まで観た事もない彼女の迫力!
女優さんとしてのランクが上がった作品だった感じでとても良かった!
劣悪な環境で生まれ育った奈緒さん演じるマリコ。
彼女の親友。
ブラック企業で働く永野芽郁さん演じるシイちゃん。
この二人を中心に展開するストーリー。
出だしでラーメンを食べる中、マリコの自殺をテレビニュースで知ったシイちゃん。
子供の頃から仲良しだったマリコが何の相談も無しに自殺した事が信じられない設定から始まる展開。
生前のマリコの思いを汲んで、マリコの遺骨と共にある場所へ旅するストーリー。
出だしでマリコが自殺したので、彼女とシーちゃんの幼少期からの回想シーンが多目。
それらのシーンがかなり泣ける。
鑑賞中、ずっと涙が出ていた感じ(笑)
とにかく永野芽郁さんが凄かった。
豪快に食事を食べるシーン。
タバコを吸うシーン。
チューハイ?飲みながらキレるシーン。
今まで観た事の無い彼女の豪快な演技が満載。
自分的には主演女優賞を差し上げたい!
二人の幼少期を演じた子役の方も良かったけど、学生時代の永野&奈緒さんはやっぱり美しかった。
ってか、二人のキャスティングが大正解だった印象!
脇を固めた窪田正孝さん。吉田羊さんのキャラも素晴らしかった。
ラストシーンのシイちゃんの笑顔。
その理由が知りたいです( ´∀`)
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