マイ・ブロークン・マリコのレビュー・感想・評価
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永野芽郁ちゃんは、とてもよかったけど…
永野芽郁ちゃんの映画ということで、期待して観ましたが、なんかスッキリしないし、よくわからない映画だなというのが、率直な感想です(^_^;) 原作は未読ですが…。
この映画、いろいろ伏線が散りばめられているように思えましたが、ほとんど回収されてないので、よくわからないことだらけです(^^;
例えば…
マリコはなんで死んだの⁉️
最後の手紙はあえて開示されてなかったようだけど、それゆえに、映画のオチもなく台無しになった気がする(-_-;)
最後の手紙は読んで欲しかったなあ(^^ゞ
女子高生って誰⁉️
なぜ追いかけられてたん⁉️
追いかけてたのは誰⁉️
もしかして、あの引ったくり⁉️
シィちゃんは帰るときには、リュックを提げてたけど、なんで⁉️
マキオとシィちゃんとの関係は⁉️
たまたま出会って別れたのはわかるけど、また翌日たまたま出会うん⁉️
出来すぎなのはいいとしても、それだけの関係なの⁉️
要するに、脚本が練れてない感じなので、ストーリーが今一つなのと、オチがよくわからないので、感動もなく、何を伝えたい映画なのかもよくわからないし、結局、私にはモヤモヤ感しか残りませんでしたが、俳優さんの演技、特に永野芽郁ちゃんはとてもよかったです😊
とっ散らかってる
会社員のシイノトモヨは、親友のイカガワマリコが亡くなったことをラーメン屋のテレビで知った。マリコは幼い頃から、実の父親に虐待され、レイプまでされていた。そんなマリコの魂を救おうと、シイノはマリコの父親のもとを訪ね、遺骨を奪って逃走した。マリコの遺骨を抱き、マリコが行きたがってた岬に連れて行こうと旅に出て、もうすぐ目的地の岬に着く、という時にひったくりに遭い、携帯や財布、マリコからの手紙など盗まれてしまった。さてどうなる、という話。
伏線撒き散らして回収せず、とっ散らかってる感じを受けた。
シイノとマリコのキャストは逆の方が良いと思えたし、
シイノはしょっちゅうタバコ吸ってるが、金魚なのが見え見えだし、
靴は予備にカビ靴しか持ってないのか?とか、
マリコの自死の理由も最後までよくわからなかったし、
シイノには彼氏作ったら死ぬと脅しといて、自分は彼氏作ってるのはなぜ?とか、
窪田正孝は結局優しいお兄さんで終わり?
もう、支離滅裂でツッコミどころだらけだった。
シイノの子役の佐々木告はタバコの消し方も含め上手かった。
最初から最後まで違和感しかない
キャストも永野芽郁と奈緒逆じゃね? と思ったし
遺骨持ってくはまだ良いとして
取り返そうとしないんかい とか
靴それしか持ってないんかい とか
JCのタバコ姿も(演じた子はとても良かった!!)
急に現れる窪田正孝も
そのしてくれる事も……
そんでもって
大事にしてた遺骨を
そんな扱いして良いんかいとか……
他にも色々……マリコもマリコだし
シィちゃんには彼氏できたら許さないけど
自分はええんかとか
挙げればキリがない。
原作の漫画はチラリと見たことあるような?
あまりに浮世離れしているので
実写よりスピード感溢れるアニメの方が良かった様な。
そんな感じです。
私的に永野芽郁さんの新境地は及第点に届かず
勝手に逝った、あんたのために。
感想
連載開始直後からトレンド入り連発。
大反響を呼んだ衝撃コミック、映画化!
たった一人の親友•マリコの遺骨を奪い、最初で最後の旅に出た。
原作は未読で永野芽郁目的で観ました。
タバコにお酒に野宿と新たな一面が見れて新鮮でした。
マリコはぶっ壊れてましたが奈緒の演技も良かったです。
窪田正孝の役もいいですね。
ラストはどんなお手紙だったんでしょうね。
※あたしには正直、あんたしかいなかった。
※その日死んだイカガワマリコという人はわたしのダチだった。
※あたしはマリコの幼馴染のシイノトモヨだ、刺し違えたってマリコの遺骨はわたしが連れてく
※ダチの自殺を止められねぇってのがどんな気持ちか思い知るがいいわ!!
❇️こんな友達はいらない!同情だけしか無いよ❗️
マイブロークンマリコ
🇯🇵青森県八戸市
ラーメン屋のTVで久しく会っていない友人がバルコニーから転落死したニュースを知る主人公。
小学生時代から父親に虐待され続けられた事を思い出し、衝動的に刺し違える気持ちで、納骨を盗み、海に向かう!
過去を思い出しながら旅をするロードムービー
◉46点。
❇️ そんなに良い作品かなあ?
(こんな友達はいらない!同情だけしか無いよ❗️)
★彡誰も太刀打ちできない二人の関係。
入る隙間もなければ感情移入もしにくかった。
どんだけの二人の関係かは知らないが、本当に二人はお互いを思っていた事になるのでしょうか?
夢を語る二人は本当に深い仲なんでしょうか?
思春期はこんな事誰でも思うかと…⤵️
★彡自分でラストを解釈しましょう。
🟣嫌いな点。
1️⃣虐待にあったとはいえ、マリコの考え方や生き方には共感できない!
★彡自信を持って否定したい‼️💢
話が薄すぎる、故に叫びも非行も腰を抜かす
マリコみたいな女いるよね
人には、貴方がいないと死んじゃうっていうくせに自分には味方を何人も作って、いなくなったら死んじゃう人が複数人いる。彼氏できると連絡よこさないくせに別れたら都合よくどうでも良いことまで逐一報告してくるような女。そんな友達をめんどくさいと思っていながらも助けたりするシイちゃんがあまりよく分からない。
永野芽郁はいつもニコニコしてて明るくて元気はつらつ!みたいなイメージだから、こういう役はどうしても違和感がある。抜群の演技力でカバーしていたのは素晴らしい。
邦画が好きな人はこういう作品を見て数日間はニュースで亡くなった人のことを想ったりしてもまた忘れて呑気に暮らすのだろうか。こういう作品に対して「考えさせられる、これからも云々」とか言ってるうちは永遠にただ考えるだけなんだろうなと思う。
私以外の誰にとっても、あんたが死んだことなんて関係ないわけで。
煮え切らない映画でモヤモヤする
原作は知らず映画をみました。
予告編がテレビで流れるようになって永野芽郁さんのやさぐれたシーンを拝見して、面白そう!となり公開を心待ちにしていました。
永野芽郁さん演じるシィちゃんが奈緒さん演じるマリコの自殺を知ったところから話がはじまります。
結果としては今もモヤモヤしています。 映画が終わってからも頭で考えを巡らせてしまっているのはある意味、製作側としては成功なのでしょうか...笑 普段はご想像にお任せします系の終わり方も好きですが、この映画は全体的にモヤモヤします。
題材がメンヘラ、暴力、友情、依存、自殺なので重々しく、演じる側も観る側も考えさせられます。が、観る側に考えさせすぎです。
まず主要キャストについて自論を述べます。 前提として皆さん実力派なので演技力自体は素晴らしいです。
シィちゃんはガサツな社会人女性、マリコはメンヘラなのですが、奈緒さんはメンヘラ役が本当に自然でハマり役です。 シィちゃんですが、やさぐれ具合が永野芽郁さんとマッチしていない感じがしてしまいました。これは演技力の問題ではないです。
人は生きていると環境の影響を受けますが、そうして生まれたドロドロした部分というのは演技力だけではおぎなえない滲み出るものだと思っています。
永野芽郁さんは役作りで数ヶ月タバコを吸ったり相当努力されたと思います。
ですが、私はこの映画をみて永野芽郁さんは年相応で純粋な方なんだなと感じてしまいました。 高校生シーンや包丁を持って泣き叫ぶシーンはとても自然で引き込まれます。ただ、それ以外のシーンには素直さが滲み出ちゃっている気がします。 29歳くらいになった芽郁ちゃんだったらハマるかな〜という感じです。
[内容について]
小さいときから大人になってもやさぐれシィちゃんがメンヘラマリコの心の支えという関係に見えて実は、シィちゃんの方がマリコに依存していて、心の支えがメンヘラマリコで、マリコを支えることがシィちゃんの生きる道みたいになっていましたと。そんなマリコが遺書もなく自殺したから怒りや悲しみなどが爆発しつつ記憶を頼りにマリコの面影を追いかける。最後にはマリコの遺書をうけとりマリコの死を受け入れマリコ依存から解放された、というように大筋の解釈をしました。
シィちゃん側の家庭環境をもう少し掘り下げて描写してほしかったです。学生の頃の家庭環境は友情関係、人間性に影響があります。
メンヘラマリコは救いようのない家庭環境が故にぶっ壊れマリコになっていますが、シィちゃんの場合は親が離婚したという言葉だけです。
これが2人の共依存具合を想像させづらくしています。シィちゃんの背景描写がないのでぶっ壊れマリコが重すぎるのです。
マリコの遺骨を奪うシーンはよかったです。
奪った後、昔話した海に行きます。
マリコからもらった手紙たちや居合わせたJKをきっかけにマリコとの思い出が呼び起こされます。ここら辺は、旅してる感があるので、まぁ良いです。
窪田さんが演じている男が出てきたあたりからう〜んという感じです。
男の役割が物語を軽くした気がします。
親友が死んでも生きているものは進まなくてはいけない、酒に溺れたり歯を磨いたりと男がきっかけで生活というメッセージを受け取りました。
ですが、男を登場させずにひたすらマリコの遺骨と向きあうシィちゃんの方が深い気はします。
1番わけわからんかったのは、旅先でシィちゃんの荷物ひったくった犯人がJK襲うんか〜いてとこです。
題材が重いと少しの矛盾も気になるので、この映画は詰めが甘いと思います。
ただ、これだけ長文のレビューをかくということは一周回って楽しんだのかもしれません(笑)
マンガ的な映画は映画として疾走してたか
原作未読。発売当時よく書店で見かけたのできっといい作品なのだろう。タナダユキ監督はとてもあってる、なんて原作読んでもいないのに表紙とタイトルみて思ったのだけど、割と前半から乗れなかった。マンガみたいと言ってはなんなのですが、映画の快楽はほばない。
しいちゃんのキャラと永野芽郁はあっていない。さかなクンの役をのんが演じるハマり具合と真逆。言葉遣い、アクション(特にタバコとベランダからのジャンプ)本来その人にないものは出てこない。
マンガ表現として有効なモノローグ、手紙、回想、あらゆる説明が映画的に機能していない。疾走する物語が疾走しない。原作ではきっと疾走してそう。きっと作り手側は原作に入れ込みすぎているのだろう。20世紀少年シリーズを思い出した。
そして田舎のショボい食堂や断崖絶壁での大袈裟なひとり芝居など、原作を信奉してないとできない芝居場の連続。結果的に割と前時代の日本のアイドル映画を観ているようだった。
あえて苦言
原作カバーと同ポジの永野芽郁が不貞腐れたフライヤー。見に行かないわけに行かない期待感。残念ながら星2つに。何が気にいらなかったか。永野芽郁が語り過ぎなのだ。独り言もしくは遺骨に向けて語る心の声が全て口から外部に発せられている。居酒屋のおっちゃんたちもいい迷惑だ。あのキャラが実在したとしたら無言で無視して別の展開になるだろう。バスで後で出てくる女の子に手を振ったり降りたあとのバスに手を降ったり、そんなことするか?漫画と映画では許される表現のタイプが違って当然なのだが、原作の呪い?と、斯様にところどころの違和感に最後まで乗れず。
と言っても役者になんの問題もない。永野芽郁や奈緒には相変わらず惹かれています。
今年の暫定1位
タナダユキ監督、半信半疑ならぬ「三信七疑」くらいで挑み、実際の打率はさらに低い印象を持ちつつも、どうしても予想をぶっちぎってよかった『ロマンスドール(20)』が「観ざるを得ない」という気持ちにさせます。
で、果たして今作はどう感じたかと言えば、今年観た作品中で「暫定ワースト1位」だなというのが個人的な印象です。
漫画原作の映画化と言うことで、ある程度の「荒唐無稽さ」はハードルを下げて観ていますが、それにしても、「なんだこれ?」と思うアレコレについて枚挙にいとまがありません。
とは言え、私は原作未読です。その上で言いますが、もし最後のシーンに改変がないとすれば、「そこから発想して膨らませたのでは?」と感じるほど取っ手付けたようなプロットで、反ってシラケます。
そして主演の永野芽衣さん。彼女の演技力も力不足が否めませんが、そもそもあれだけ地声以上の声量で独り言を言いまくる人に彼女も会ったことないでしょうし(私は見たこともない)、そういうキャラクターに説得力持たせるならそういう演出しないとね。
まぁ星2つは付けますが、タナダさんへの期待度は「二信八疑」まで落とさざるを得ないかな。。。残念です。
いつもながらのあざとさ
自殺、ブラック企業、毒親からの虐待、彼氏からのDV。
現代的病弊をならべたあざと日本映画。
マリコ(奈緒)が自死したというテレビ報道を見た幼馴染みのシイノトモヨ(永野芽郁)。
回想をまじえながら、ふたりの交流をさかのぼる。
マリコはトモヨをシイちゃんと呼び姉のように慕ってきたが、父親から虐待をうけ、彼氏からはDVに遭い、次第にメンタルが崩壊していく。
マリコは幼少期からずっと虐待されつづけ、その結果、虐げられている状態に自分らしさを見いだすようなマゾ体質になってしまったのだろう。
原作を読んでいないのでわからないが、映画を見た感じではそれがマイブロークンマリコの故由になっている──と思われた。
シイノトモヨはいつもタバコを吸っているラフ&タフな女の設定だが肌つるつるの永野芽郁はヤカラな気配も態度もまったく似合わず、それは逆に妙でよかった。
リアリティがまるでないむいたばかりのゆで卵みたいな永野芽郁はいい絵だった。
が、マリコの可哀想な境遇がしつこく描写されていつもの日本映画になった。
かよわいマリコ、悪いやつ、憤るトモヨ。善悪が単純構成され、マキオ(窪田正孝)はスナフキン的な達観者として配置される。
こういったキャラクター位相は凡百の日本映画を踏襲している。
おまえら(日本映画)いつもそうだよな。
原作は漫画で話題になったものだそうだ。
読んでないのでそこに異論はない。
ただ漫画と映画はちがう。
単純な悪者vs被害者にすると日本映画になる。
たとえば先日見たShe Saidに出てくるLisaBloomは女性の権利を守る係争戦歴をもつ弁護士だが、ワインスタイン側に立脚してかれに多くの助言をしている。
告発者で真っ先に出てくる女優ローズマッゴーワンはよく出回っている画像のなかでマリリンマンソンのかたわらで裸同然の網ドレスを着ている人物である。しばしば男からセクハラに遭う一方、失言が多くゴシップ誌の常連でもある。日本で言うならチョリースみたいな問題児である。
言いたいのはこういったハラスメントの趨勢が、かわいそうな弱者とわるい強者で構成されていると思ってしまう感情的な人は物事を見誤りやすいということ。
日本でMeTooを牽引した女性ジャーナリストの事件が10対0のシンプルな話だったとは思わない。Colabo問題もそうだ。弱者が正義とは限らないし、単純に構成されている事案は少ないと見るべきだ。
ならば、映画の中の人間も単純化すべきじゃない。
かよわい女が悪いやつにいじめられる描写は情弱相手の商売はできても日本映画枠を抜け出すことはできない。
情弱とは情報を持たない人ではなく信じやすく感化されやすい人のことであり、情弱を信じさせるのはストーリーテリングとビジュアルだと言われている。したがって情弱には「女の子が泣いている=可哀想=正義」の式が成り立つ。
あなたが映画をたくさん見ているなら、何かや誰かを盲信してしまわないことをリテラシーというのだ。(と思う。)
親友の死に向き合う
親友の死をテレビで知り、彼女の遺骨を盗むことで彼女との人生を見つめ直す。
彼女の過酷な人生や2人のエピソード、そして今を生きる主人公の行動。それぞれに繋がりが出来るのだけど、その繋がりが弱く感情を揺さぶられることがなかった。
そして物語の主軸となる亡くなった親友の遺骨をどうするのかに対するアンサーが欲しかった。
なんかその場しのぎの回答だった様に思えた。
もう一つ彼女からの手紙は何が書かれてたのか?その回答もないまま終わるのってありなのかと思った。
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