「歪が故にかたく結ばれたふたりの弔い物語」マイ・ブロークン・マリコ しらたまこさんの映画レビュー(感想・評価)
歪が故にかたく結ばれたふたりの弔い物語
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「もういない人に会うには
自分が生きてるしか
ないんじゃないでしょうか。
あなたの思い出の中の大事な人と
あなた自身を大事にしてください」
マキオのこのセリフがこの作品からの
メッセージだと受け取りました。
だって、後を追っても会えるかわからない。
でも、自分が生きている限りは
記憶の中で会うことができるんだから。
ならば、ともに生きよう。
エンディングにかかる主題歌の「生きのばし」は
まるでシィちゃんが歌っているようで
非常に良かった。
ぜったいあるに決まってんだけど、
マリコからシィちゃんへの手紙、
やっぱりちゃんとあってくれて良かったな…
(かわいらしい役が多い永野芽郁ちゃんのやさぐれがじつに良い。「僕たちがやりました」では幼馴染高校生役だった窪田くんと、世間に疲れ切った大人同士で共演というのもまたコントラストがすごくて面白かった)
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