きさらぎ駅のレビュー・感想・評価
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明日、「Re:」観に行くので…
当時、劇場鑑賞しましたが内容があまり思い出せなかったけど“面白かった”記憶があるのでおさらい鑑賞しました。
見始めると、「はいはい、そうそう、そぅだったぁぁ」って感じで思い出し、Re:がどのような展開になるのかとても楽しみで仕方ない。
都市伝説など好きな人にはたまらなくワクワクする映画だと思います。
第一作おさらい鑑賞。 完全にネタに振り切ってる映画で 設定、映像、...
まあお気軽に観られていいんじゃないかと
私個人の恒例、土曜日早朝の上映回ノミネート作品の中、続編公開の噂(じゃなくてホント今日封切ですってば!)らしいので予習の意味でアマプラ鑑賞。
ホラー映画は夢に出てきちゃうくらいの意気地無しなので観るのをためらいがちなんですが、予習なしでマーベル作品に臨み後悔しまくりの反省から覚悟を決めて鑑賞しました。
ほとんど大丈夫なレベルのホラーで若干肩透かし状態。全編に流れるチープさが潔く感じて楽しめました。ほとんど知らなかった恒松祐里さん、綺麗でした。キューティーハニーと家政婦の〜頃のあんなにちっちやかつた本田望結ちゃんの今の姿に歳月の流れを痛感しました。
続編も楽しめるかな?!
追伸
アマプラの悪いとこ、エンドロール途中で次の作品に移ってしまうので続編に向けての大事なヒントを見逃してしまいましたが皆さんのレビューで命拾いした次第です。
まさかと言う展開!
とっておきの攻略法は人に教えないよね
今週末、続編が公開されるようなので、予習のために鑑賞しました。気になる点もありましたが、物語としてはそこそこ楽しむことができました。
ストーリーは、卒論テーマに「神隠し」を選んだ、民俗学専攻の大学生・堤春奈が、ネット掲示板で”この世に存在しない「きさらぎ駅」”の投稿を見つけ、投稿者「はすみ」こと葉山純子を探し出して取材に応じてもらい、当時の奇妙な体験の話を聞き、春奈自身も実際に疑惑の電車に乗って追体験をするというもの。
取材の体で、謎の駅・きさらぎ駅での不思議体験を描き、観客をスムーズに異世界に誘うような立ち上がりがなかなかいいです。映像的にも、純子の体験を一人称視点で表現し、色調も変化させ、観客に恐怖の疑似体験をさせる工夫がなされています。
純子がきさらぎ駅での体験を語る前半に対して、後半はいよいよ春奈のターンです。自身で見つけたトリガーを試してきさらぎ駅を訪れ、純子から得た情報をフル活用して突き進む姿が圧巻です。ゲームの攻略法を知ってノーダメクリアを目指すかのような展開がおもしろいです。しかし、そこにまさかの結末が…。いやあ、見事にやられました。とっておきの攻略法は人に教えないですよね。
ホラーは苦手なのですが、それほど怖くはなく、むしろオカルト的な展開が楽しかったです。ポストクレジットはさらなる展開を予感させ、なるほど姪っ子の意味ありげな笑みはここにつながるのかと納得です。続編の前に観ておいてよかったです。
ただ、気になることもけっこうあります。CGや合成等の映像のチープさもさることながら、話の運びや設定が雑なのがノイズとなっている気がします。まずは、純子の人物背景として、冒頭で全国各地の失踪や神隠し事件を調べている描写があったのですが、あれはなんだったのでしょうか。春奈を使って宮崎明日香を救出しようとしたのはわかるのですが、それならなぜ異世界エレベーターに繋がる情報を自分から出さなかったのでしょうか。たまたま春奈が気づいたからよかったものの、これがなければ計画が成立しません。そもそも純子の目の前で砕け散った宮崎が、異世界でなぜ生存していると思ったのかも疑問です。また、純子にとっては一夜の出来事が現実世界では7年も経過していたようですが、これは物語にどう寄与しているのでしょうか。純子より先に訪れて後から戻った宮崎にとっては、さらに長い年月が経過していたはずですが、帰還後にどんな生活が待っていたのでしょうか。また、襲ってきた異世界住人は何者だったのでしょうか。少なくとも電車内にいなかった人たちなので、迷い込んだわけではないと思います。そして、あの異世界はなんだったのでしょうか。
もう挙げだしたらキリがないのですが、これらの疑問をすべて捨て去って流れに身を任せれば、それなりに楽しめると思います。着想がおもしろかっただけに、細部が詰められていないのがもったいなく感じます。
主演は恒松祐里さんで、芯の強そうな春奈を好演しています。脇を固めるのは、本田望結さん、莉子さん、芹澤興人さん、佐藤江梨子さんら。
C級感が漂うのは覚悟の上だが…
赤江監督の前作、「FPS」で培った一人称視点の映像は健在。いわゆるPOV形式の手法と何ら変わらないものだ。もう流石にPOV作品が乱発される事は無くなったが、日本でこのスタイルは何故か目新しく感じる。
この「きさらぎ駅」は2004年に2ちゃんねる上での書き込みが生んだ都市伝説であるが、真意はともかくリアルタイムで投稿された"体感型"都市伝説として今だに議論されている。最近テレビ番組でも取り上げられた事で再びその物語が話題となったタイミングでの映画化である。
何となくC級感が漂う予告だったが、案の定の完成度で思わず笑ってしまった。投稿主である"はすみ"も登場するのだが、主人公が彼女にインタビューをする所から物語が始まり、語っていく上で当時の体験談が一人称視点で進んでいく。これで30分以上尺を使い、今度は主人公が自ら異世界へと足を運んでいくという構成だ。流石に主人公の際には通常の撮影だったが、同じ展開がループする様で、基本的には同じ事が起きるだけで微塵も怖いと思う事なく終了したイメージである。
82分という短い本編を効率的に使えていないのか、間延びしている様にも思えて非常に勿体無い。予算の都合はもちろん厳しいだろうがチープな映像が輪をかけて低クオリティさを演出してしまっているのは残念だ。
だが、主人公以外にも迷い込んだのであろう他の5人の登場人物の中にラスボスでもいるんじゃ…と勝手にオチを想像してぼーっと観ていたのだが、終盤の展開は意外な人物が絡んでおり、一応しっかりと着地した様に思える。あくまでも「きさらぎ駅」の2ちゃんねるのやりとりに脚色した物語の為、リアリティさは無いが、この手の話に興味がある方はぜひ。
主人公は何しに行ったの?
ジャンルかぶりした同名タイトルの違う話と思って観ましょう
思っていたより良かった!
SNSでおもしろかったという口コミを見たので期待して見始めたら、なんか……笑
でも後半が面白いともかいてあったので頑張って見てたら面白い終わり方。
思ったよりどんでん返し系でした。
前半部分のマイナスポイントと後半部分のプラスポイントで星3.5です。★
一番怖いのは、人の悪意
ロケ地に近い所に住んでいたり、勤務していたりした者として、よく知っている場所が出て来るのはとても楽しいのだけれど、知っているからこそ「きさらぎ駅」が、いつもの駅に見えてしまい、遠州鉄道だったはずの電車が、いつの間にか別所線の丸窓電車になっていて、いつもの車窓風景にしか見えなくなってしまった。
例えば、上田映劇をロケ地にした「青天の霹靂」や「浅草キッド」だと、「雷門ホール」とか「フランス座」という設定が、楽しみながらもすんなり受け入れられたのだが、何が違うのか。予算的な問題なのか、異世界という設定の問題なのか、そこが自分として興味深かった。
全体を通した作品の内容に触れると、「一番怖いのは人の悪意」というのが感想。結局、訳の分からないものへの恐怖より、訳の分かっている狂気の方が、薄寒い怖さを感じた。
それにしても「怖いもの見たさ」というのは、人間の特性なのか。自分は、見ないで済むものは見ないでおきたい方だが、それでもどこかしら、やっぱり惹かれるものがあるのも事実で、そこを一人称目線を使いながら描きだそうとしていることが伝わってきた。
中では、芹澤興人がいい味を出している。
最後に、エンドクレジットが終わった後が、ある意味、監督が一番描きたかった部分かもしれないと思うので、未見の方は、最後の最後まで観ることをおすすめします。
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