「鉄道ホラー」きさらぎ駅 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
鉄道ホラー
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遠州鉄道、23時40分新浜松発西鹿島行の最終電車に乗ると約20分後にきさらぎ駅と言う架空の駅に列車が停車、そこは魔界だったというホラー映画。
奇妙な太鼓の響きなど魔物はいるらしいが襲ってくるのは乗客の不良青年とか駅にいた酔っ払いオヤジ、通りかかる自動車の運転手など、見かけは普通の人間なのだが何かに取り憑かれたような異常な目の輝きなどのホラーメイク仕立て、善人対悪人の犯罪もの的構成かと思ったが春奈は自分が助かるために明日香が犠牲になる事を知っていて扉をくぐるように仕向けたし、そもそも純子は明日香を助けるために春奈を嵌めたという落ち、どいつもこいつも性悪じゃありませんか、なんとも後味が悪いでしょう・・。
元は2004年の2チャンネルへの投稿ネタだそうです、日本では神隠しですが海外ではUFOに誘拐されたとか宇宙人に襲われたとかの恐怖体験投稿が多いようで同様に多く映画化されていますね、昔から胡散臭さはあるもののこの手のミステリーはオカルト好きの連中には受けるのでしょう。ただ、異世界の恐怖というより昨今ニュースに多い通り魔殺人的恐怖、錯乱した人間の暴力沙汰での脅しがメインの陳腐な鉄道ホラーでした。
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