「近年の邦画ホラーではトップクラス」きさらぎ駅 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
近年の邦画ホラーではトップクラス
2022年劇場鑑賞125本目。
内容も出演者も全く知らないで鑑賞。きさらぎ駅に集う人たちの心温まる人情話か、はたまた駅で出会う恋人たちの話か・・・。
ゴリッゴリのホラーでした\(^o^)/
売店でパンフレットを買う時にあまりのパンフのショボさに店員さんが「これってパンフレットであってます?」っていや知らんよ(笑)それで1200円なんだからひどい話です。それで減点したわけでなくて、ちょいちょい登場人物が脚本の都合で全然逃げずに襲われまちすることがあまりに多くてイライラするのに減点しました。後何十年もダイヤが変わっていないのも無理ないかと思いましたが・・・。
逆に言えばそれ以外はほんと面白いんです、この映画。
まず視点が一人称なんですが、いわゆるカメラを持ったといういつものPOVの設定でなく、体験談を聞いているので想像で脳内再生しているから一人称視点になっているので、あのよいやすい手ブレがないのと、命かかってるのに何のんきにカメラ構えてるんだ、という不自然さがない事に成功しています。
後はネタバレになるので詳しく言えませんが後半の展開が本当に面白くて、途中ちょっと笑っちゃうくらいの行動があったり、最後のオチもウィットにとんでいるし、選択の余地があるので理不尽さも感じず最高のオチだったと思います。
エンドロール後に結構長い続きがあるのですが8割のお客さんがエンドロール中に出ていったのでもったいないことしたねえと思いました。
エンドロールは最後まで観る派。特にホラー系・ミステリ系。
アソコで席を立つのは映画料金と鑑賞時間の半分を捨てたようなもの。
、で、のちに得々として語りエンド後を観てない事がバレ赤面。という想像w