「評価が難しいなあ」チェルノブイリ1986 お抹茶さんの映画レビュー(感想・評価)
評価が難しいなあ
かつてのソビエト連邦は15の共和国から構成されていて、現在戦争しているロシアとウクライナもその中の共和国の一つでした。
チェルノブイリ原発はウクライナ共和国にあって、事故の収束作業のため、ソビエト連邦全体として作業にあたったと聞いたことがあります。
ロシア・ウクライナ間の戦争において、その原発を巡って両国が戦闘したのは歴史の皮肉ですね(ロシア側が撤退したそうですが)
評価が難しいと感じるのは、
・リアリティがどれだけあるかわからないこと
(冒頭に実際の事故に基づいているが主人公については架空のものと表示されます。最悪な出来事を防ごうとした人がそもそもいるかわからない。事故当時の原発を取り巻く状況が本当なのかわからない、排水することによって最悪の惨事を防いだことになっているが本当なのかわからない・・と分からないことが多すぎる)
・主人公に魅力がない(超自己中です)
・あとは、身勝手な理屈で戦争始めたロシアという国で製作された作品だから
(作品には責任はないのは理解していますが、どうしても気になります)
ロシア・ウクライナ戦争勃発前に見たのなら、評価は変わったかもしれません。
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