N号棟のレビュー・感想・評価
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怖くも無く意味不明なだけ
心霊現象で話題となった廃団地を知り、死恐怖症の女子大生・史織は、同じ大学に通う元カレの啓太と今カノの真帆に同行し、興味本位で行ってみた。外からはわからなかったがそこは廃団地ではなく、多くの住人がいて、史織たちの前でポルターガイストや住人の飛び降り自殺が起きたりしたが、住人たちは騒ぎもせず、普通に振る舞っていた。啓太と真帆は住民に洗脳されてしまい、追い詰められた史織は自殺者が運び込まれた建物内へ入り込むとそこには・・・みたいな話。
萩原みのりの無鉄砲な行動に???になり、刺されたはずの山谷花純、倉悠貴、筒井真理子なども生きてたり、何が起きてるのか訳分からなかった。
怖くも無く、暗くて状況がよく分からず、意味不明なだけだった。
実話を元にしたらしいが、どこまでが実話でどこがフィクションなのかもわからんし、何を観客にみせたかったのだろうか?
合わなかった。
あまり刺さらなかった
せっかく萩原みのりさんが主演なのに😆
監督は、筒井真理子さんに「人類の歴史が証明してる」と言わせたり、デジタルカメラにアレを写させたりしてました。
ということは、心霊現象は存在証明が出来るものであると言いたかったのでしょうか。そういう主張が見え隠れしてるからどうしても胡散臭くて、怖さよりもバカらしさのほうが印象に残ってしまいました。
個々人の感性として、幽霊やUFOを信じることは否定しません。私だって小学生の頃にUFOを見たことがあります。矢追純一さんの番組や中岡俊哉さんの『恐怖の心霊写真集』などが好きでしたからね。錯覚や思い込みから何か見慣れないものを〝ソレ〟と感じることは誰にでもあり得ることだし、神秘的な存在、或いは精神世界に通じるものとして認知することは人間社会に文化的な厚みをもたらします。
でも、そのことと科学的根拠に基づく存在証明はまったく別物。
それを見たと証言する人はたくさんいるけれど、証明したという話は聞いたことも見たこともありません。
ラストの展開もそういう主張に沿ったものに見えて興醒めでした。
いるいない、信じる信じないの対立軸で作られたホラー映画なんて誰も見たくないと思うのですが。
〝本当に実在するから怖い〟のではなくて、人間の精神世界が生み出すものだからこその神秘性や歪んだ理解が巻き起こす現象として一捻りして欲しい。
ITや貞子は、それこそ人類が歴史的に経験してきた潜在的な恐怖や想像力の産物、象徴として描かれているから怖いのです。
来たるべきその時
大学の卒業制作でホラー映画を製作することになった元彼とその彼女にくっついて、生死を考える不眠症な主人公が岐阜県の廃団地を訪れて巻き起こる話。
ロケハンに訪れた廃団地には何故か人が沢山住んでおり、そこで起こる怪奇現象や、彼等からのおもてなしに飲み込まれて行くけれど、そんな怪しげなものよく口に出来るね君達は。
それ以前に何でこんなトンデモ3人組設定にしたんだかw
登場人物のキレるポイントが良くわからないし、言ってることがメチャクチャだし、取り込まれる理屈も判らないし、死ぬことはなんちゃらかんちゃら…ならば自分が死ねば良いのにと思っていたら、ちゃんと主人公が突っ込んで、でも流されて、と消化不良。わざわざ戻る理由も良くわからんし。
そしてラストも、そこは主人公は演技で良かったんじゃ?やっぱり演技?じゃなかった?って訳の判らない連続ひっくり返し。個人的にはつまらない方のオチで残念だった。
幽霊なんている訳ないという主人公vs.カルト集団なら、それはそれで不気味だし面白いと思うけど、実際にオカルトな方向が強くなってしまうと…ねぇwしかもなんか中途半端だし。
クビは唐突過ぎて笑ってしまった。
みんなわかったかな?ぼくわかんなかった!
カルト
『ミッドサマー』をサンプリングしてみました
萩原みのり演じるのは、自己中心的でドS気質のある女子大生の史織。躊躇する元カレカップルを強引に廃墟団地に引っ張りこんでしまう。
勝手に住み込んでいると思われるホームレスが縄張りを守るために近づいてきたと思いきや、団地の管理人だという。魔界への案内人を演じるのは、諏訪太朗。このオッサンのカーディガンの背中の図柄が気になってしょうがない。
筒井真理子の演技力もあって、中盤までは得体の知れぬ怖さを感じる。久々のJホラーの傑作なのでは、と期待したが、『ミッドサマー』風の青空の下での集合ランチや、コンテンポラリー風ダンスが始まったあたりから様子がおかしくなる。オマージュするなら徹底的にやれば、Jホラーの新境地が見れたかもしれない。
結局は、サンプリングに留まってしまったため、中途半端な物語で終幕。残念でございます。
ホラーというより
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