「まあまあの映画」N号棟 stoneageさんの映画レビュー(感想・評価)
まあまあの映画
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幽霊団地と噂の廃団地に、卒業制作のロケハンに出かけた大学生3人でしたが、そこには死後の世界と心霊現象や魂の存在を信じる心霊系のカルト集団がいて…云々なホラー・ムービー。
萩原みのり演じる主人公の女子大生は、死恐怖症という精神疾患を抱えながらも、カルト集団に取り込まれて行く友人をよそに、不可解な心霊現象やカルト集団を相手に、孤軍奮闘するんですが…。
ホラー映画の美味しいギミックが満載な割には、大して笑えなかった…いや、怖くなかった(笑)
題材、設定は良かったんですが、ちょっと空振り気味…という印象の作品でした。なんか惜しい(笑)
*そもそもこのカルト集団があまり不気味でないというか怖くない(笑)…リーダーらしき筒井真理子も、なんか良い人っぽい感じが抜けないというか、あまり狂気を感じない…。作品の雰囲気全体に言えますが、"弾けて"ないし、空気感が伝わって来ない…舞台設定は如何にも"それ"っぽいですが…。
*筒井真理子の部屋のカーテンの奥にいた"もの"は、なんか『ヘルハウス』を思い出したけど、あんな変なミイラじゃ、笑えもしなかった…。
なかなか辛辣に言い放ってしまった(笑)
…日本のホラーは最近ほんと面白くない…。
*この作品、昔の特撮もののように、「実は、筒井真理子さんは、こんな作品にも御出演でした!」というレベルで語り継がれて行く作品かも知れません…笑
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