「原題のc’mon(come on)にはいろいろ意味がありますが、この作品では前向きに励ますためにつかわれているようです」カモン カモン お抹茶さんの映画レビュー(感想・評価)
原題のc’mon(come on)にはいろいろ意味がありますが、この作品では前向きに励ますためにつかわれているようです
原題は「c’mon c'mon」で c'monはcome onの短縮形です。
come onにはいろいろ意味があって、「こっちにきて」というのが一番なじみがありますが、前向きに励ますためにも使われるようです。
ストーリーは、急に甥っ子を預かることになった叔父と甥っ子の関係を描いたもの。
中年独身インタビュアーである叔父と情緒不安定な甥が色々な出来事を通して信頼関係を築く物語というとわかりやすいのですが、多分この説明は一面的な見かたなんだろうと思います。
「ジョーカー」でオスカー取ったホアキンフェニックスをインタビュアーという役柄で使う必要はないので。
ホアキンフェニックスが多くの子供たちにインタビューし、将来について語らせています。
「予想したことは起きない、予想しないことが起きる。だから前向きに」、といったようなことを誰かが語ります。これがこの話の肝でしょうかねえ。
予想したことは起きないということで、自分が想像していた映画の結末は、
・モノクロ
・甥っ子が録音機器を扱う
・叔父が途中で倒れる
ということから、子供だった甥っ子が大人になって困難に立ち向かう際に昔録音した叔父さんの言葉を聞き返して自分を励ます話かと予想しました(←大外れです)
出演した俳優さんの演技は上手ですが、話の盛り上がりには欠けるかなあ。
コメントする