映画はアリスから始まったのレビュー・感想・評価
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1873年パリ生まれのアリス・ギイは、1895年リュミエール兄弟の上映会に会社社長秘書として立ち会う。以後映画製作に関わり、世界初の物語「キャベツ畑の妖精」を監督。その後も数多くの作品を発表していたが、現代では忘れ去られていた。生前のアリスの映像を交えた、彼女のドキュメンタリー。
脚本、演出、演技指導、カメラ効果まで監督したアリス・ギイの「キャベツ畑の妖精」により、記録映像から映画に発展させた功績は偉大。しかし彼女を誰も知らない。その足跡をたどる、発掘作業のような行程に驚き。さらに、なぜ誰も知らないか、も明らかになっていきます。映画史が、女性であることから軽視無視はたまた捏造までとは呆れます。映画の創成期に女性監督が多かったのも意外でした。
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