劇場公開日 2022年6月24日

「荒木宏文の殺陣が素晴らしい」漆黒天 終の語り りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0荒木宏文の殺陣が素晴らしい

2022年6月30日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

ぼろぼろの着物で記憶喪失の男が江戸の町に現れた。男は喜多というコソ泥女が追われてる所に遭遇し、彼女を助け、ごはんを食べさせてもらい、泊まるところを世話してもらった。喜多は男に、名無し、という名を付け、狂言作者の玄馬や邑麻兄弟らと男の自分探しを手伝うことになった、名無しについてわかっていることは、誰かに命を狙われている、ということだけだった。しかし、襲撃されるたびに、圧倒的な剣の技で刺客を返り討ちにしたが、なぜこれほどまでに強いのかも思い出せなかった。ある時、日陰党の名を聞いた名無しは、記憶の中に残っていた、妻と子供が殺されてる情景、を思い出した。名無しは何者で、なぜ追われてるのか、という話。

名無し役の荒木宏文の殺陣アクションが最大の見所で素晴らしかった。
昔は双子はケダモノと一緒で畜生腹と忌み嫌われ、双子のうちのひとりは殺されてたそうで、なるほどそうなのか、というストーリーだった。
なぜか幕末の新撰組とダブルような感覚で観てて、名無しの不遇な人生に同情してしまった。
喜多役の小宮有紗が可愛かった。

りあの