「言葉がなくとも伝わる意志」ケイコ 目を澄ませて モトコさんの映画レビュー(感想・評価)
言葉がなくとも伝わる意志
全編を通して音楽がない作品。
ジムの音、河川敷の音、生活音が敏感に伝わってくる作品であった。
言葉を発しない主人公のケイコの感情がわかりづらいと感じていたが徐々になんとなくわかってくる。
何かに打ち込む、頑張る理由は人それぞれだし変化していくものだし、その理由がどんなものでも尊重されるべきものなのだなと感じることができた作品だった。
表情や佇まいのみで伝えてくる岸井ゆきのの演技が素晴らしかった。
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