「鉄道兵は何でもあり」クラウディ・マウンテン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
鉄道兵は何でもあり
中国西南部カルスト山岳地域を舞台に、大雨と地殻変動により巻き起こるディザスタームービー。
10年をかけた高速鉄道のトンネル掘削工事が佳境を迎える中、湧水の噴出や近隣の山の崩落が起こり巻き起こっていくストーリー。
トンネル掘削が起因とかいう訳ではなく、トンネル工事もそれに巻き込まれたってことなんですね。
トンネル工事プロジェクト関わる地質学者が主人公というのはとりあえず良しとして、なんだかヤケに出しゃばる半分老害な父親率いるチームの地底脱出ツアーと、機関トンネルプロジェクトの話をみせていく展開だけど、ちょいちょい差し込まれる回想とトラウマとそこに纏わるドラマと…これ要りますか?と思っていたら、そんなドラマがどんどんエスカレート。
山場に向かってどんどんテンポが悪くなっていくし、どんどん白々しくなっていくし。
そんなんだからスリリングさもどんどんなくなってだるかった。
そして…この鉄道兵推しは何?
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