「前半と後半が違う話」手紙と線路と小さな奇跡 Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
前半と後半が違う話
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オープニングがうまいと思ったの。
近くに駅がないから、みんな線路の上を歩いてるんだけど、そしたら橋のところで汽車が来てしまって、なんとか避難しきるっていう。
「ストーリーと直接からまないけど、印象的なシーンだな」って感じだった。
主人公が高校に入学してからのユナが可愛すぎる。
「お前、色々言ってるけど、主人公のことが大好きじゃん」っていうエピソード紹介がうまい。
図書館のシーンも素晴らしい。高校一年生ぐらいで「自分はイケてる」って思ってる女の子は、こういうことやりそうと思って観てた。
前半の恋愛エピソードは面白いんだよね。コメディっぽい。お姉さんも絡んでね。
お姉さん、オープニングでは高校3年生って言っていて、そこから何年も経ってるのに年取らないなあと思ってたんだよ。
そしたら「実は……」って急に来るからね。思わず「えっ!」と声が出た。
オープニングは重要なシーンだったんだね。
そこからは話が変わって、主人公と父親の葛藤になるの。
それで、父親の過去の事情がエグすぎる。これは、命を断ってもしょうがないのではというぐらいすごい。
だから後半は苦しい映画なんだよ。
それを緩和するために、前半の恋愛エピソードは軽く笑えるようにしてたのかな。
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