「高校生クイズは出なかったね。」手紙と線路と小さな奇跡 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
高校生クイズは出なかったね。
線路はあるけれど駅が無い山間の村に私設駅を作る為に努力した少年の話。
最寄り駅までは道路も無くて、線路を歩き鉄橋とトンネルを3つも越えて行かなければならない辺鄙なところに住む高校生が、大統領府に手紙を出し続けると共に、声が届くよう自分の存在をアピールしていく。
1980年のプロローグ少々で始まり、1986年に高校へ入学する主人公と、彼にちょっかいを出すミューズをみせていくけれど…どこに高校生おりますの?w
数学は天才的だけど国語はからっきしの主人公に手紙の書き方を教えてあげたりするミューズとのやり取りが主になってきて、あれ?恋愛物語?
そして一人ちょっと違和感を憶える人物がいるなと思っていたら…その辺が透けてみえてしまったから、詰め込みすぎ感が…こういうのあまり好きじゃないんだよね。
ということでタイトルと作品のあらすじ紹介とは大分異なる印象で、しかも自分の好みとは違う方向に拡がっていったからか、ちょっと狙いすぎだしタラタラしている様に感じた。
農業や林業に携わっているならまだしも、オヤジ引っ越せよ。
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