劇場公開日 2022年10月7日

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「雑さがマイケル・ベイ印」ソングバード コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5雑さがマイケル・ベイ印

2022年10月10日
iPhoneアプリから投稿

「『アルマゲドン』『アイランド』のマイケル・ベイがプロデュース」って時点で、まともな映画であるはずがない!と偏見バリバリに勝手に決めつけて観に行きましたが、さほど間違ってなくてよかった。

2024年に、新型コロナ「COVID-19」より毒性も感染力も高い「COVID-24」が発生し、免疫保持者以外は外出すると銃殺処刑のロックダウン、感染者は全て「Qゾーンに隔離」というデストピア世界を描いておりました。

恋人が感染の可能性ありとなり、捕まえられる前までに主人公が免疫保持者証明のIDパスを闇ルートで手に入れられるかのサスペンスなのですが…

恋人が感染者だったら、それ脱出先に拡大するバイオテロじゃね?
という設定に、ひたすら「?クエスチョンマーク」だらけとなり。

友達や恋人に会えないことが辛かった、若い世代には響く内容ではありそう。
それなりに緊張感あるアクションシーンはあるし、人情味あるキャラもあったし、エメリッヒよりはまともではありましたが。

ウイルスの特性を正確に把握していないような雑な設定と、ご都合主義な展開に、「ああ、マイケル・ベイは健在だ!やっぱりバカだなぁ」と胸を撫で下ろしました。

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コージィ日本犬