クリエイション・ストーリーズ 世界の音楽シーンを塗り替えた男のレビュー・感想・評価
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素晴らしかった
ミュージックマガジンを読み始めて洋物のインディーロックを聴き始めたのが80年代の終わりで、アメリカのインディーロックの方が雑で風通しのいい感じがして好きだったのだけど、イギリスも聴いていた。クリエイションレーベルを意識したことはなかったけど、ほぼ出てきたアーティスト聴いていたのでたまらない。エクスタシーでラリって朝食を食べに行くところが最高だ。
当時は貧しかったので中古CDを買うので精一杯だったが、もうちょっと無理をしてでもライブに行ったりクラブに行ったりしてもっと時代を満喫しておくべきであったと今にして後悔が先に立たない。今はもう年寄だからライブになんか全然行きたくない。行ってもすぐに帰りたくなる。
プライマルスクリームが地元の仲間だったとは、なんかやたらと推されている感じがあると思ったらそれで推されていたのか。
集団カウンセリングで「もう一度やるとしたも同じことをする」というのも最高だ。
少年期役→大人役が年取りすぎ
90年代ブリット・ポップといえば、まさに自分が若者時代に聞いていた音楽、って事で楽しみにしてました。
しょっぱな、リアルタイムで聞いてたプライマル・スクリームのヒット曲が流れ、テンション上がります。
オアシスとの運命的な出会いは、実際あんな感じだったんですかね?
その辺の事情は知らなかったので、へぇーと思いました。
ただ題名通り、残念なのは、少年期役から大人役に俳優が変わった時、いきなり年を取りすぎてて、誰が誰なのかわからなくなる事。いや大人役の役者さんは確かトレイン・スポッティングに出てた人で、嫌いじゃないんですけどね…
もうちょっと考えて欲しかったな…
お母さんが亡くなった時の回想シーンと、最後、保守的だったお父さんがヘッドホンでオアシス聞きながら
歌ってて、主人公がそっと父の日のプレゼントを置いて帰るシーンは泣けました…
只々純粋に音楽を愛した人物への最高の贈り物
プライマル・スクリームやオアシスを見出した
インディーズレーベル、クリエイション・レコーズ
創設者アラン・マッギー。
彼の波瀾万丈な人生をほぼ実話で。
本作の完成にはクリエイションの協力が
かなりあるらしいけど、
その赤裸々ぶりが素晴らしい。
純粋にロックを愛しインディーズ精神を愛した
とても純粋な人物というイメージ。
ただドラッグの摂取量が…。
不運と偶然で導かれたオアシスとの
運命的な出会いに高揚。
小さいインディーズレーベルから
世界の音楽市場を動かす存在に。
最後まで、自分が想像する成功者とは一線を画す
純粋な人物像にとても惹かれました。
成功した後の生き方も純粋故に…。
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