「愛する90年代だがこのドラマはちょっと」クリエイション・ストーリーズ　世界の音楽シーンを塗り替えた男　くつむしさんの映画レビュー（感想・評価）

OPは最高。みんな好きでしょ、Rocks。演出はチープ気味、創作エピソードは説得力もエモーションも中途半端でドラマ性はお世辞にも上質とは言い難い。最小限に抑えてはいたもののリアタイミュージシャンに役者を当てられるのは見ていて厳しい。Wanderwallは好きな曲なのであの使い方はあんまりだと思う。まったくクソな脚本。90年代を20代で過ごした直撃世代ではあるが、ACIDには無縁なただの音楽好きなのでアラン・マッギー半生記に感じるところはあまり無いということか。