「強い意志と行動力に支えられた救命活動が観客の平常心を奪う」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 みかずきさんの映画レビュー（感想・評価）
強い意志と行動力に支えられた救命活動が観客の平常心を奪う
TVで好評だった医療ドラマの劇場版。災害、事故現場にオペ室搭載の大型ERカーで駆け付け、何が起きても諦めずに、全力で命を救おうと奮闘する救命医療チームの活躍を描く感動作。全編、緊迫感が途切れず、胸が熱くなるシーンが多い。過酷な現場で、己の生を完全燃焼させ渾身の救命活動を行う彼らの姿に心打たれる。
本作の主人公は、東京都知事直轄のTOKYO MERのチーフドクター・喜多見（鈴木亮平）。横浜のランドマークタワーで大規模爆破事故＆火災が発生し、タワー内に多くの人達が取り残される。東京MERと、厚生大臣により新たに発足したYOKOHAMA MERが現場に急行する。喜多見は、取り残された人達を至急救出すべきだと主張する。しかし、YOKOHAMA MERのチーフドクター・鴨居（杏）は、救命医の安全を最優先すべきと主張し、両チームは対立する。そんな状況の中で、取り残された人達の中に、喜多見の妊娠中の妻・千晶（仲里依紗）がいることが判明する・・・。
主人公役の鈴木亮平の熱い演技が作品を牽引している。本作のような作品には、鈴木亮平は最適役である。どんな状況でも諦めず揺るぎない信念で活路を開いていく姿に命を救うという強い使命感と責任感が溢れている。どんなに凄いスキルがあっても、それだけでは救えない命がある。命を救いたいという強い意志と行動力が大切だということを本作は教えてくれる。
詳細に分析すれば、ご都合主義的なシーンはあるし、爆破犯人の動機に触れない等、突っ込み処の多い作品かもしれない。それでもなお、本作が感動的なのは、待っていれば救えない命があるという作品メッセージに貫かれているからである。作品世界に惹き込まれる臨場感溢れる爆破＆火災シーンと、喜多見を中心にしたTOKYO MERメンバー達の強い意志と行動力に支えられた救命活動が観客の平常心を奪うからである。
観客が望むのは、欠点の無い完全無欠の作品ではない。平常心では居られない衝撃と感動である。本作は、欠点はあるが、観客が望むものを与えてくれる作品である。
みかずきさん
共感&返信コメントをありがとうございました。
鈴木亮平さんのドクター役、
その努力がスクリーンいっぱいに
伝わってきて、頼もしかったです。
ドラマから出演されている
他のキャストさん達も
映画で パワーアップしていました。
私も、続編 期待します。
みかずきさん
本日、やっと鑑賞できました(´▽｀)
感動の連続で、大満足でした。
横浜ランドマークタワーが舞台で
高層ビルの火災の恐ろしさ
救護に向かう困難さも
改めて思い知らされました。
チームワークも素晴らしく
中学生たちの言葉に
大人が動かされてゆくシーンも感動でした。
鈴木亮平さんの熱い演技が作品を牽引している
その通りですね(^^)/
みかずきさんコメントありがとうございます！実は以前よりみかずきさんのレビューは隠れて拝見させて頂いておりました^ - ^ 鑑賞後の答え合わせをしている様でワクワクします！正に「読む映画！」大変勉強になります！キネマ旬報掲載？！やはり只者ではなかったのですねΣ('◉⌓◉’)
私をフォローですか？！？！私なんぞ、映画のレビューを記すだけでもおこがましいと思っておりますし、読み解きや考察を出来る程のレベルでもないと自覚はしております(°▽°) ただ、映画が好きなので、感じたままを書いてみたりしています。みかずきさんの様に幅広く様々なジャンルはチェック出来ていないのですが、生意気にも考察物やサスペンスが好きです♪
これからもレビュー楽しみにしています！ありがとうございます♪
コンパクト?!私のレビューはただの短いシンプルなだけです。元々文章が苦手でして。長く丁寧なレビューをありがとうございます。
コメントありがとうございます
命を救う事に命をかけてる映画で、熱くなりましたね
こんにちは、医師の喜多見です！
のセリフが大好きです
実際に助けを求めてる人には心が落ち着く言葉だと思います
みかずきさん
お元気ですか(^^ゞ
ご無沙汰しています。
この作品、観たくて・・・
でも、また、バタバタしてて💦
ステキなレビューをありがとうございます。
ドラマは、ずっと見ていましたよ。
(^^ゞ 劇場鑑賞できるようにがんばります。
