アメリカン・アンダードッグのレビュー・感想・評価
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安定のアメフト映画
2024
64本目
安定のアメフト映画。
このテーマは大体見ているが、どれも悪くないし、感動する物も多い。この作品もその一つ。
少し違うのは、人間の関係性に重きを置いている。
彼がNFLに入り、殿堂入りまで果たせたのは間違いなく身近にいた人々の繋がり。またワーナー自体も非常に優しく、周りに人々が集まってくるのだろう。
ゆえにこのシンデレラストーリーが実現する。
プレー技術をピックアップしすぎないので、バランスの取れた作品だと思う。
他のアメフト映画にあるような
“熱くなる!”ってより
”ほっこりする”って感じかな。
このジャンルの“しあわせの隠れ場所”ほどではないが、
いい映画でした。
好きなんよね-アメフト
こんなに観る側を意識したスポーツはないと思う。今年ももうすぐスーパーボウル。往年のアメフトファンとしては49ersの優勝が待ち遠しい。なんで日本では盛り上がらないんだろう・・・
さて本題ですが2000年のスーパーボウルでQBとしてNFLの頂点を極めたカート・ワーナーの実話をベースにしたこの作品。彼にまつわる逸話はおおまかには知っていたけれどバックグラウンドの詳細を知ると改めて感動する。American DreamならぬAmerican Underdog。どんぞこから這い上がってのupset。それを支えた家族の愛。超華やかに見える世界の裏にもこんなストーリーがあったりするんですよね。
アメフト✖︎実話物=外さない
Netflixの作品紹介に「スーパーの店員から、NFLの選手になった実話」とあり。
あら、これじゃあネタバレじゃんと思ったのですが。
学生アメフト選手の中で、NFLの司令塔・QBになれる確率1%。
ほとんど偶然や奇跡の数字の中で。
「夢を諦めない」主人公が、回り道をしながらも、トライを続ける。
それを見守る周囲の人たちの、熱い思い。
そんな熱量が伝わってきました。
夢以上に大切な家族との話。
こちらの描き方も、しっかり父親をしているところが随所にあって。
この家族のストーリーも、話の肝になってた。
アメフトファンの方なら、きっと知っている選手のよう。
私はもちろん知らなかったので。
「えええ!」な結末に、ハンカチ必須でした。いいねえ。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「勝利を手にしても、君がいなけりゃ意味がない」
”人生にやって無駄な事無し”のお手本
スーパーの店員からNFLへ。まさに奇跡の実話!
一時はNFLを諦めアリーナフットボール(サッカーで言うところのフットサルみたいな感じ?)の選手になるも、最後まで諦めない。
まさに人生にやって無駄な事無しのお手本。
2023 26本目
NFLはまったくわからないが、とてもいい映画でした。挫折を味わいながらも決して夢をあきらめない主人公。実話で映画用にだいぶ脚色されているんだろうなぁと思いながらも、見終わると希望が持てるような映画でした。
自分を信じぬく強さ
カート・ワーナーは有名であったが、苦境を乗り越えてきた選手だというのを初めて知った。
挫折を味わっても夢を追い続ける気持ち、自分を信じる心の強さに尊敬の念しかなかった。
私もアメフトを長年やっていて挫折も味わった。しんどい時は腐ってしまうこともあったし、仲間やコーチから失望されることもあった。
カート・ワーナーの凄いところは、どれだけプレイがダメであったり、コーチから認められなくても自分を信じぬく思いや信念が強いことだ。もし最後にNFLに立てなくて、アメフトをやめて、普通の人生を歩んだとしても、自分のやりたいことを貫き通したから何も悔いはなかっただろう。
私もカートワーナーのように自分を信じてやりたいことを追い続けたいと思った。
人生は自分自身で作っていくものであるし、努力は報われないかもしれないがそれでも自分が納得した生き方であればそれで良いと思った。
色々考えさせられる映画だった。
ありがとう
長い準備期間が必要だった。自分も周囲の人と比べて何するにしても時間かかりがちで、器用さとは対局にあるような不器用な人間なので勝手に親近感を覚えた。カート・ワーナーの人としての素晴らしさが溢れていて余計に胸を打つし、心に残るスポーツ(以上の)ドラマ。アメフトに打ち込んできた主人公が足りない何かを見つけ、より人として強くなる。そんな最高の回り道。
「俺が教えた!」ポケットから出るな、タックルされてもファンブルするな。例えば、生活のために仕方なく始めたアメフトにおけるサーカス=アリーナ・フットボールで鍛えたパスの速さ。そうした一つ一つの出来事に、その時はそうは思えなくともきっと意味があって、ザックほどすごくなくても僕らは逆境を跳ね除けながらここまでやってきたんだと思える。
「私達うまくいきっこない…」黒いトラック運転手。"黒い"は運転手じゃなくてトラックにかかってる。当たり前ではあるが、子供を怪我させるなど大変なことをした際には隠そうとするのではなく、すぐ行動することが大事。一つ一つの出来事や描写がリアルで、心持っていかれた。スーパーの店員からNFLの選手へ。おかげでカントリーミュージックも案外悪くないかもしれないなと思える。
「運命はアンダードッグに味方する、証明したいか?」役作りメイクやヘア込みで急に年老いた感もあるデニス・クエイドも出演していて、まるでアメフト版『オールドルーキー』。気質的にアメリカ人好みそうな題材と心掴まれるドラマに胸打たれる。回り道してあれこれ経験してきたのは決して無駄じゃない。すべてはこの瞬間のために準備。実力ならある。
「人生は一つの出来事じゃない」チャンスを貰えば証明できる?なら勝ち取るしかない。"神様は乗り越えられない試練は与えない"なんて言葉を聞くけど、それが本当かは分からない。ただカート・ワーナーの人の良さ含め、やはり人の道から外れることなく、その時々に置かれた境遇でやりたいことをやれるようになるまで、できることを全力でやることの大切さみたいなものはあるなと思った。そして、必ず報われるかは分からないけど、その先に"神"の存在があるのかも。人として後ろ髪引かれるようなことなく真っ直ぐに生きたい、いつも正しい行いをできるような人間でありたい。
13
ブルー80!
Packers for life!
RAMS
"芝の上の最大のショー"
ドラフト外からの史上最高の選手
勝手にサントラ♪In My Life/The Beatles
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