南拳宗師 ライズ・オブ・フィストのレビュー・感想・評価
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「マスター・オブ・カンフー」の論評とニアになってしまいました。
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清朝末期。アヘンに蝕まれた街を救うべく立ち上がる武道家達を描く物語。
実在したユエンバーをモチーフにしたカンフー映画です。
若干ワイヤーが悪目立ちしますが、カンフーアクションは流石の迫力です。
ジャッキーやブルース・リーの迫力には及びませんが、真摯にカンフーを魅せてくれる映画には好感を持ってしまいます。
物語は、故郷を出た主人公が、武術の達人たちと共にアヘンの元締めとなった師匠を追い詰めて行きます。サスペンス色も組み入れた設定は悪くありませんが、何故かとても観難い。
プロットの組み立てが悪いのか、全体にダラダラした印象を強く持ちます。
兄弟子がラスボスと明らかになったところからクライマックスに入る・・・或は、兄弟子の奥さんが自殺したところからクライマックスに入る・・・とした方が、メリハリがついて良かったと思います。
私的評価はやや厳しめです。
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勧善懲悪だがスッキリしない
アヘン絡みのカンフー映画は本当に多い。で、この作品がそれらを越える作品かと聞かれたら「う~ん」としか答えられない。
CGによる演出も過度ではないが、どこか見たような既視感あふれる雰囲気。
アクションシーンもどこかもっさりした印象を受ける。
後、恐らくは製作費はメジャー作品ほど掛かってないんじゃないだろうか?
モブの人数が少ないし、取り囲む兵士、囲まれる住人…少ない。
ただ、この作品はカンフーアクションで魅せるつもりはないような作りなので、強い敵役と主人公のあっつ~いバトルを期待する方は避けた方が良いかも?
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