「リアリティーのある青春映画」リコリス・ピザ pekeさんの映画レビュー(感想・評価)
リアリティーのある青春映画
おバカでお下品な青春が描かれていて好感がもてました。
アメリカで青春時代を送るのもけっこう大変そうですね。
それにしても妙にリアリティーがあるなぁ、この映画。
ストーリーがいきいきとしている。物語に血がかよっている。
僕自身の無節操で無軌道な恥ずかしい青春時代を思い出したりもしました。
新鮮な感覚の、風通しの良い作品という印象を受けたけど、迷走するストーリーに戸惑い、後半は「彼らは、いったい何がやりたいんだ?」と少しダレてしまった。
たしかに観るひとが観れば、かなり楽しめる「つう好み」の作品かもしれません。
好感はもてたのだけど、込み上げてくる感動のようなものはありませんでした。
でもいい映画だな、うん。
大好きなドアーズの曲を久しぶりにスクリーンで聴けたし。
タイトルの意味するところは? と、調べてみたら……そりゃ、わからんわ。
コメントする