「王道の青春映画」リコリス・ピザ ぽてちさんの映画レビュー(感想・評価)
王道の青春映画
『マグノリア』、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』などで知られる、ポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作。
ぼくはこの監督の作品が苦手で、途中で寝てしまうか、最後まで観ても理解できないものが多かった。今回の『リコリス・ピザ』は予告を観る限り大丈夫そうだと判断したが、それは間違いではなかった。
15歳の高校生が10歳年上の女性に一目惚れし、それをなんのためらいもなく告ることから始まるストーリー。様々な紆余曲折を経て、2人はどこに辿り着くのか……。70年代を舞台にした、明るめの青春ラブストーリーで、とても楽しかった。
主役を演じたのは故フィリップ・シーモア・ホフマンの息子であるクーパー・ホフマン。今後の活躍が期待される。ショーン・ペンやブラッドリー・クーパーも登場し、実に楽しそうにとんでもない役を演じている。
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