「教材にぴったり」アンネ・フランクと旅する日記 キレンジャーさんの映画レビュー(感想・評価)
教材にぴったり
あらためてホロコーストの悲劇を噛み締める映画ではなく、「今」起きている事態、そして「自分」に目を向けさせる映画。
折しも今、ウクライナがこんな情勢であることが皮肉に響く。
残酷だったり、悲惨だったり、目を背けたくなる作品も多い中で、想像力豊かで多感な時期の少女の視点から、緊張や恐怖だけではない暮らしぶりをとてもソフトに描いているので、多くの世代の人々が堪能できるだろう。
英語も聞き取りやすく、中高生の教材にもピッタリなのでは?と思う。
3.5という★の数は、作品の良さを決して否定している訳ではなく、その分、その善良さが私にはちょっと物足りなかったということでご理解下さい。
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