「理性と感情」アンネ・フランクと旅する日記 またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
理性と感情
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2022年3月、まさにロシアのウクライナ侵攻による難民が生まれているタイミングでの上映。この映画のいくつかのテーマのうちの重要な一つを、現実が大きく超える形で迫る。50人ならバス一台で足りるだろうが、(短期的かもしれないが)300万人を超える状況にはどう対処すべきなのか。難民を受け入れることも身近な問題だが、当たり前だが生まないことがより大切ではある。
たくさんの人がアンネの日記の背景の事実を知る必要はある、その意味でファンタジックで可愛らしいアニメーションは良い選択でありこの作品の存在意義は大きい。だから星は3つにしておく。
しかし一個の映画作品として乗り切れない自分はアカン奴なのだろうか。どうしてナチスをカオナシにしてしまったのか。段々と何を描きたかったのかわからなくなってしまった。
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