「子供だけで150万!」アンネ・フランクと旅する日記 night runnerさんの映画レビュー(感想・評価)
子供だけで150万!
絵がきれい。
色合いや光の加減。
真空管や質感ある帆布や群衆等など……描画方法にも変化あり、観ていて引き込まれる画面だった。
アンネ一家が住んだオランダのアムステルダムの街には、ホロコースト資料館はもちろん、橋や病院や学校……にアンネの名前を冠して、観光名所的になっている。そんな建物がたくさんあるんだけど、それも、当たり前だと思う。
いつの間にか、思考停止してしまって歴史は繰り返されてしまいがち……というラストの現実に、はっとした。
ホロコーストで、約150万人の子供が亡くなったそうだ。
現代の難民の子供達は、もっと多くが亡くなっていると字幕にあった。
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