「同じじゃないけど重なってしまう」アンネ・フランクと旅する日記 sasakiさんの映画レビュー(感想・評価)
同じじゃないけど重なってしまう
事情や目的が異なるので同じでないが、やはり難民や避難する人達の映像を見てすぐ
この映画を観てしまったのでウクライナのことを思い浮かばないわけがなかった。
アンネの生み出したイマジナリーフレンドが現代に現れたらというファンタジーな物語だけど
何か現実以上に危機として考えさせられる映画だった。
とんでもな部分もあるので、えってこともあったけど、そもそもファンタジーなので
野暮なことだと思う。
映像は、時に華やかに時にオドロオドロシく場面の心情が伝わってくる色調としなやかな線によって描かれておりとても良かった。
音楽もすごく好き
時を経てもまだ争いが絶えず、難民も増えつづけ不安な日々がいまだに続いていることに
人は変われないのかと絶望を感じるも今だから何か考えるキッカケになる映画だと思う
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