「江口のりこのTバックショーツの破壊力は隕石以上」ツユクサ カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
江口のりこのTバックショーツの破壊力は隕石以上
あれ?みた顔だなぁと思ったら、断酒会の会長が瀧川鯉昇だった。この人は高座に上がってしばらくなんにも言わないのに顔だけで拍手が戴ける稀有な落語家である。ちょっと眉毛を動かそうものなら、どっと笑いがおこる。性格俳優みたいなものともちょっと違うが、小さい声で愚痴るようにつぶやくマクラがすこぶる面白い。毎度似たようなマクラなのに、笑わせられてしまう。ストーリーやキャストを詳しくチェックしてから観るような用意周到な性格ではないので、しょっぱなから嬉しくてしょうがない。実は師匠がまだ瀧川を名乗る前の春風亭鯉昇の頃の手拭いを額に入れて飾っている。変わってるでしょう。もちろん、鯉のぼり🎏の柄である。5月初旬の封切りにふさわしい映画でした。
今夜もシラフで!
明日もシラフで!
私は~ ツヨイ!
それが、
一升瓶片手に神社の狛犬に抱きついて夜をあかして、登校途中の小学生に笑われてしまう。
のまなきゃやってられないんだよ❗
隕石のペンダント。材料費はいただくけど、工賃はサービス。甘味屋の隣の子供に内緒だぞと釘を刺す。下心丸出しです。
それはさておき、このほのぼのとしたあったかい邦画のキャスト。子役もとてもよい。芙美ちゃん(小林聡美)が散髪してあげる場面が好き。
クリームシチューと焼きたてパン。
さすがです。余計なものは入れない。でしたっけあのCM。小林聡美はいつまでも若くていいですね。
印象とは異なり酒も煙草もやらない健康な泉谷しげるがBAR羅針盤のマスター。捕鯨船の船乗りだったなんてかなり嘘くさい。そこで出逢う独身の二人。カウンターに置かれたツユクサ3枚。分けあう野菜。ズッキーニと空芯菜。
いい出会いがあった時には楽しかったですとちゃんと相手に伝えましょう。あとに繋がります。
口臭が気になるお年頃の二人のぎこちなさに対して、小学生のマセマセなキスシーン。
ショックだったね。
吾郞さんの自転車の後ろだから我慢できなかったんだね。
芙美ちゃんの自転車だったら我慢できたかもね。
仲良しパート3人組。工場長のベンガル。可笑しい。ファブリーズのCMが印象的な、なんでも気が付いてしまう平岩紙さん。再婚の旦那が渋川清彦。広い防波堤の釣りの場面も癒されますが、なついてくれないのは寂しい。孤独には慣れていると言った男のつぶやきはとても悲しかった。
江口のりこが買ったTバックショーツ。隕石以上の破壊力でした。
観ているほうが恥ずかしい。
布地が少ない分、案外、安いのかも知れませんけどね。
お寺の和尚役も落語家の桃月庵白酒。
もろお酒ですね。
お経を唱えながら、チラ見する江口のりこのうなじの後れ毛。
アントニオ猪木の名言。
あれ、倍賞美津子とのこと?
草笛のあの曲はダ・カーポが歌っているのかと最初は思いましたが、次第にザ・ピーナッツ?
エンドロールみて、え~中山千夏?わかんなかったな~
いい歌だったから、帰り道に口ずさんじゃった。
松重豊、草笛どのくらい練習したのかな?
蛙化現象、知った風に書いてしまいましたがお恥ずかしい、情報が間違ってました!心理学用語で、以前からあるらしいです。それを最近の若い子が使い出してそれを私がネットで見て知った、という経緯。
女子に多いらしいですね。