劇場公開日 2022年3月18日

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「えっ、最後に日本語Tシャツ!?」ガンパウダー・ミルクシェイク caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0えっ、最後に日本語Tシャツ!?

2022年3月21日
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あの女の子の父親は、ファームから金を盗んで、誰に娘を誘拐されたんだろう?
主人公サムは、自分の所属する組織の金を盗んだ男を追うよう命令され、その男の腹を撃ち瀕死の重傷を負わせるが、その男もまた盗んだ金目当ての別の男たちに娘を誘拐されており、「娘を助けてほしい」と、サムに懇願する。
自分の所属する組織のボスの制止を振り切り、サムは自分が瀕死の状態にした男の娘を助けに行くが、仲間割れした男たちがお金の入ったスーツケースを爆破したことにより、盗まれたお金を回収できなくなってしまう。
しかし、サムはその前の仕事でも、別の組織のボスの息子を撃ち殺しており、同時に2つの組織から追われることになる。
もし、この映画が、たしか自分の所属する組織の会計士だったと思うが、なぜ、お金を盗んだことを別の人間に察知され、娘を誘拐されたのかというあたりまで描けていたら、そこそこの作品になっていたかもしれない。
ともあれ、サムは長く会えなくなっていた母親と、殺し屋あがり?の武装おばさん3人と合流し、2つの組織からの刺客たちと壮絶な死闘を繰り広げる。
しかし、なぜ最後にサムは日本語のプリントされたTシャツを着ていたのだろう?マシュマロなんとかと描いてあった。
なるほど、フランス・ドイツ・アメリカ合作…、これはきっとフランス人の趣味に違いない。
もう少し、細かな設定があって、丁寧に描けていれば、そこそこの作品だったかもしれない。
ちょっと、アクションまかせの映画になってしまいましたかね。
劇場でお確かめください!

caduceus