劇場公開日 2022年3月11日

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「こんな映画じゃ喰い足りねぇよ!!そりゃ腹も減るわ(怒)」ハングリー 湖畔の謝肉祭 うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0こんな映画じゃ喰い足りねぇよ!!そりゃ腹も減るわ(怒)

2022年8月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

B級のスラッシャーホラーと理解して観ることが大前提です。
キャストも飛び抜けた魅力を感じる人物が一人も居ない。

冒頭からレザーフェイスを着けた奴らが出てきて虐殺する為、恐怖感をどうやって演出するつもりなのか疑問を感じ始める。

小道具やセットは許せる程度に汚いからこんなとこは行きたくないぐらいは感じられる。
赤ちゃんについては見た目から「やっすい人形を裸のままつこうただけやん!」と突っ込める位だったが(笑)
しかし血糊はもうひとつリアリティーに欠け…付け方も雑でイマイチ。

メインになるはずのゴア演出も粗い。
腹を裂かれているのに首振ってイーイー叫ぶだけだったり、痛みの伝わり具合が弱すぎる。
わざわざ残酷シーンを生存者に見せる為に配置しているのに肝心のゴアシーンをあっさりさっぱりチャッチャと映してしまうので演出として物足りない。
各シーン周りが見えにくいようにかなり暗くなっていて、チープさを隠して、不意を突く演出に終始しており、恐怖感の煽りがない。
この時点でこの作品のおすすめ度は相当低いので、こう言った作品に期待しないで鑑賞できる方は観てください。
本家レザーフェイスの足元にも及ばないチープさです。

まぁ悪口ばかり書いたけど、パブの夫婦?のマリリン(笑)の異形ぶりが中々のキャラクターでよわっちいレザーフェイス達より遥かにキャラがたっていたのが印象に残った。

伏線も解り易すぎて、困るレベルなので観たら「やっぱりなぁ…」ってなる。
1人肉食系の行動と顔立ちしてるから。

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)