女子高生に殺されたいのレビュー・感想・評価
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これは単なる変態映画ではない
タイトルからしてもう鑑賞欲をそそられまくりな本作。
公開が決まってからずっと楽しみにしていましたが、終始飽きることなく楽しめました!
田中圭演じる東山春人の「女子高生に殺されたい」という周到で計算し尽くされた計画の一部始終が描かれるわけですが、女子高生なら誰でも良いわけではなく、"果たして誰に殺されたいのか?"と"どうして殺されたいのか?"がサスペンスっぽい側面で描かれていたのが良かった。正直流れが読めてしまう所も多々ありましたが、二転三転する展開やキャスト陣の痺れる演技も相まって非常に楽しめました。
単なる変態映画ではなくしっかりとエンタメとして成立している映画なので、少しでも気になっている方にはおすすめの一本です!
一晩たって
一晩たって、あの映画素晴らしかったんじゃないかと思った。
今思い出しても、田中圭の裏の顔、表の顔の表現、南咲良の多重人格の演技この二人の演技のぶつかり合いがすごくじわじわ来ます。
真面目なサイコパスのサイコミステリー。
レビュー高評価が多かったので見てきました。
題名の印象ではラブコメ風学園物のイメージですがかなり真面目なサイコミステリーでした。
赴任してきた教師は実は数年前からある衝動を抑えきれなくなっている。それは自殺ではなく他人から殺害されたいという欲望でさらに特定の女子高生に自らを殺してもらいたいという緻密な計画を実行しようとしていた・・・。
一見穏やかでさわやかな反面サイコパスの教師を田中圭が演じているのが興味深かったです。
コミック原作の方が面白い気がしますが中年オヤジでも恥ずかしくなく見れる作品にしているのは監督の力量でしょう。
上映時間は長く感じなかったです。
サイコスリラー風
漫画原作ということだが、変態サイコものは食傷気味というか飽和状態なので、その中で頭一つ抜けれるか、というのがポイント。
観賞後の感想は、予想以上に面白かったけど、なんだか惜しい、、という印象。
田中圭さんが好青年すぎてどうしてもサイコ野郎に見えないし、変態描写が物足りない気がした。
一方、特殊な性癖を持つことへの苦悩が上手く描けてるのは評価が高い。酒○薔薇もだけどまずは動物で試すのは、特殊性癖あるあるなのか!?
この映画はサイコスリラーの面を被った、性のお悩み映画だと思った。
完全犯罪ものと若手女優の青田買い映画として割り切ればかなりGOODです!
南沙良ちゃんはスター街道に乗ったと思う。
韓国にも劣らない着眼点
2022年劇場鑑賞24本目 佳作 55点
正直どことなくありふれた作品の一つだと思っていたけど、少しだけ期待以上だった作品。
Twitterの素人評論家の方やYouTuberも絶賛していて少々期待を膨らませて足を運びましたが、んんー設定の新さは感じましたが、全体的に伏線のための伏線になってしまっていた印象で、テーマわ斬新ながら物語の流れから落し方まではベタでテーマ以外の見どころが感じられなかった。
南ちゃんと河合ちゃんの演技良かったですね。
昨年の由宇子の天秤から今年の愛なのにといいまあ間違いなく演技派若手女優の顔になりましたね。
田中圭相変わらず気持ち悪かった、あの演技ぽくない風をそうしたクソ演技がごく稀にハマる珍しい作品でした。これが彼の正しい使い方です
エスパーあおい?
3回観賞後の感想(原作未読)
◎1回目
題名、テーマから普段はスルーする作品なのですが、城定監督の名前で観賞。
舞台は篠の目女子高校(作品が違う🙇♂️)ではなくて二鷹高校。
スピード感のある展開で面白かったけど、想定以上に⁇
◎2回目
もやもや感解消のため観賞。
余裕を持って観られたので、面白さが全開。
私の中では、メインは変態ヒガシvs超能力者あおい⁇
◎3回目
難しいことはさておき、面白すぎて止まらなくなっています。
嫌いな人に向かって「消えろ!」と言ってみたい気分(笑)
田中圭さんの怪演もあり久しぶりに4.5です。
これってコメディじゃないよね?
タイトルからは想像できないタイトル通りの作品
ビート板(河合優美)目当てではしご二本目。
「愛なのに」と同じ監督さんの作品でした。
タイトルからふざけた映画と思ってたら全然違った。
タイトルからは想像できない、タイトル通りの作品だった。?
河合優美が演じたら、なんか特別な能力があるのも納得できる。キャリーじゃん。心理カウンセラーに真帆への思いを告げるシーンには涙してしまう。うまく光が当たってたな。光、ほかでもよかったなぁ、画像もきれいだった。撮影も音楽も良かった。
大島優子も、うまく大島優子を消して良い女優さんになったな。
日本中の、世界中の監督さん、河合優美さん使って作品じゃんじゃん作ってください。
いろんな役柄の彼女を観てみたいと思わせてくれる女優さんですね。
田中圭ファンの方だろう、観客女性数名。
なめてた案件
正直、『アルプススタンドのはしの方(20)』を観るまではお名前を認識していなかった城定秀夫監督。wikipediaでフィルモグラフィーを拝見すると、「R指定」高めそうなラインナップながらなかなかのご経歴です。存じ上げなくて申し訳ありませんでした。
今年に入り、今泉力哉監督とのコラボレーション企画『愛なのに』『猫は逃げた』が続けざまに公開され気に留めておりましたが、、、ある朝、見るともなしに見ていた情報番組で紹介されていた本作の舞台挨拶で、(本作主演の)田中圭さんが「日本映画史に残る作品」と。まぁ、テレビカメラが入る舞台挨拶ですから「派手な」発言が出がちなことも理解しつつ、そこまで言うならと、約3年半ぶりの新宿バルト9で鑑賞してまいりました。
そこでまずは総評としてですが、「実によく書けた脚本(原作未読ですが、かなり改変されているらしい)であり、最近の(私が観た)邦画では確実に上位にくるミステリー」だと思います。そもそも、邦画ミステリーは終盤の「どんでん返し」で誤魔化すものが多すぎますが、本作は次々に見せられる伏線に「この後どうなるのか」とのめり込み、どう回収するのか最後まで楽しめます。おそらく映画ファンウケする一本ではないでしょうか。
田中圭さん、大島優子さんの大人チームのしっかりした演技も然ることながら、高校生チームも皆さんハマっていて、やはり「主演もこなし確実に実績を積む」南沙良さんと「出演作も増え始め『由宇子の天秤(21)』では爪痕を残した」河合優実さんのバディが素晴らしい。後半の南さんの「(あの)目」や、クライマックスの河合さんの「必死さ」は強く印象に残ります。
個人的にバルトと相性の良くない私ですが、今回久しぶりに出向いて良かったです。田中圭さん、ありがとうw
ちなみに、「劇場公開限定」ということでポストクレジットシーンが付いております。これから観に行かれる方はどうぞお気をつけて。
心とは一体なんなのでしょう?
「女子高生に殺されたい」
他人からほぼ理解されないであろう願望を叶えようとする主人公がどうなってしまうのか、
最初から最後まで目が離せなかった。(中弛みなし!)
主人公の計画に無自覚に巻き込まれていく女子高生たちがキラキラしていて学園ものとしても楽しめるし、特にクライマックスを文化祭に持ってきたのがめちゃくちゃよかった!
この映画には主人公以外にもいろいろ抱えている人物が出てくるけれど、
総じてマイノリティな人たちに寄り添う優しい視線がある。
主人公は「変態」なのか「病気」なのか、「病気で変態」なのか。
結局どれも正解で、この映画はそこを決めつけていないところがいいと思う。
映画タイトルから受けるセンセーショナルな印象よりも
かなり真面目に人間の心理を描いた映画になっていて、久々にやられた映画。
俳優陣の演技も最高!一見の価値あり!!
救うものは友愛
変態と病気は紙一重だ。
自分殺害計画とは随分キャッチーな強面題材で、尚且その主演が清純な印象の役が多かった田中圭さん。今回で彼の陰の部分が最大限に活かされた作風であるのは間違いなくセンスが光った。
ただ私はこの物語の1つには友愛がテーマにあり、主体に2つの精神病が露に有るのだが、そこで大切な人を助けたいと言う強い想いが重なっているのがとても良かった。
その中心となる大島優子さんと小杉あおいさん、このお二人が大変素晴らしくサイコスリラーだけではない情の物語に仕上がってました。
重苦しい題材ですが文化祭の最後の衝撃シーンに思わず拍手してしまった(笑)。少ない館数なのが本当に勿体ない。是非スクリーンで体感して欲しい。
ただの変態で片付けてはいけない
女子高生に殺されることを最大の快楽とし、それを実現するために綿密な計画をし続ける高校教師の話。
この設定だけではただの変態映画と思ってしまうが、変態がどのような経緯でどのような思考で、女子高生に殺されることを求めるようになったのかが描かれている作品。変態の裏側を覗ける経験は今までにない経験だった。
主人公の心情描写の演出はどこかチープでまるで文化祭の演劇のような演出なのは、物語のキーとなる文化祭の演劇シーンを引き立たせるための演出なのではと感じた。
河合優実さんはじめ出演者全員の個性ある演技だけでも観る価値がある作品だった。
結構、ドキドキした。
タイトルからして、もっと変化球な映画かと思っていたんですよね。
予想外にサスペンスとして楽しめました。
多分、役者さんが良かったんじゃないかな。
これ、田中さんが下手だと、ただの変態になってしまうと思うんです。
だけど、抗えない心の闇がしっかり表現されていたから、サスペンスとして楽しめたんですよね。
それから、南さんも良かった。
普通の表情も凄く美しいのだけど、冷たい表情の時も恐ろしいほど美しいの。
この表情が美しいからこそ、東山の動機に説得力が出たと思うんです。
そして、五月役の大島さんも良かったです。
彼女、映画を観ている人に状況をさりげなく説明する役も担っていたと思うんですね。
わざとらしいと映画の雰囲気が壊れちゃうけど、大島さんの落ち着いた声が映画の雰囲気に合っていて良かった。
キャスティングが成功したんじゃないかな。
それとストーリーなんですが、ラストで一命を取りとめたのは良かったと思うんです。
だって、あのまま死なれたら繊細なあおいにとって、重荷になりそうだからね。
死に方さがして映画館に来ました。
まあ、訳の分からん奴に電車や夜道で刺されるより女子高生(願う事なら美人)に殺された方が良い。
最後に見る映像が例え狂気の人でも美しい物を見て死にたいなぁと私は思うのだが、そんな緩い願望では主人公の様な長期にわたる練りに練った計画など考える事も実行する事も出来ず、ダラダラと働き、映画を見て文句垂れ、どっかで野垂れ死ぬのが関の山。
そう言った意味で主人公を尊敬する。
まあしかし、このレベルまで行くと変態ではなく完全に病気だな。
たぶん原作の出来がよいせいで(未読)大変面白く鑑賞したのだが、気持ちテンポ悪かった様な気がする、、前半はもっとサクサク行けるっと思ったんだな。
あとスケジュールや予算のせいもあるんだろうけど絵がいま一つ迫って来なかった。もう少し丁寧に撮るとかなりエモくなると思う、残念。
女子高生メインの4人は頑張った、まあ微妙な恋心はリアルタイムでお手の物かもしれないが、ぜひ次に繋げて欲しい。真帆ちゃん地味だなぁと思ってたら後半の豹変ぶりが凄みがあってカッコよかったです。
自分も含めてこの映画館に居る人の何人かは女子高生に殺されるのは悪く無いかも、、、と思ってるんだなと考えると妙にウキウキする帰り道であった。
田中圭よりも河合優実の将来性と変態性が楽しみです
何でもそつなくこなす爽やか系の田中圭さんですが、このめんどくさい男の役としては怪しい変態性が足りないなと思ってしまいました。
オートアサシノフィリアっていうのは妄想ですよね。ホントに死んじゃダメみたいですね。分かりやすいのは、セックス中に首を絞めてと頼む人。
キャサリンを連呼する娘(脚本を書いた演劇部の娘)が可愛かった。エミリーの恋人とかいう劇中劇は完全にオリジナルなんですかね。
嵐が丘?
愛なのにでも女子高生役で出てた河合優実!今回の役は眼鏡のせいか、阿佐ヶ谷姉妹に見えた。地震予知。ナマズ女子か? 最近、地震多いから、洒落になりませんね。
由宇子の天秤での女子中学生役もキレていました。
ブルーフィルムにのって・・・ではあまり印象に残りませんでしたが、喜劇愛妻物語(浜田岳、水川あさみ)では高速でうどんを打つ噂の女子高生の役で出ていた。あの役は一瞬ながらも、かなりイッてました。
田中圭よりも河合優実の将来性と変態性がうんと楽しみです。すごい女優が出てきました。スタイルもいいので、ほんとに今後が楽しみです。
南沙良の目がうんと怖くなるのはCGですよね。
こんな田中圭くんを見たかった。
常識とか人はこうあるべきとかは取っ払って見た方がいい。学生や先生は特に型に嵌めようとするので、逆に倫理を覆す物語にこちらもなにか解放されるようで素直に展開がどうなるのかワクワクして観れました。
クライマックスはこうなりそう…と思ったらその通りだったけど、それでも画図らのインパクトが破壊力抜群で思わず心の中で『おおっ!』と驚愕してしまいました。人によっては苦手な人がいるかもしれませんが、タイトルを見ればソレ好きがちゃんと選出して観賞しに来ると思うので、その心配はないかと。ちょっと変わった、いえかなり変わった教諭役、こんな田中圭くんを見たかったので満足です。純粋にエンタメとして楽しめました。
かなり能動的ですけどね
女子高生に殺されたいという強い願望から高校教師になった男の計画と実行の話。
進路を考える様になった高2の頃から、女子高生に殺されたいという願望が生まれ、妄想し、実現する為に学び、そして出合い、待ちに待ったその時に向けて積み上げていくストーリー。
前任者をどうのこうの言ってるけれど、あなたのそれもある意味フェティシズムですよ!と言いたくなる導入から、キャサリンを探せ!となって行くけれど、いや〜気持ち悪さが良い感じだし、一体どの子が!?どうやって?というワクワクとドキドキがなだらか〜にずっと続いていく感じ。
内容的にも主人公のキャラ的にも、ギリギリ紙一重でコメディにならないところを攻めている感じがして、解りやすいし見やすいしキモいしで面白かった。
まあ個人的にはところどころ紙一重を踏み越えていましたけどねw
斬新な
内容と展開だったので、最後まで目が離せませんでした。前半はどの女子高生に殺されたいのか?後半はどうやって殺させるのか?が注目のポイントです。南沙良ちゃんと大島優子さんがこの作品を支えていますね。
まずまずのお面白さ
アイドル以上にかわいい女優さんが多数出演する所がやはり見所です。河合優実さんとか楽しみですね。
内容は意外と真面目で、シリアスに進んできますが、ひとひねりあっても良かったかなと思います。エンドロール後にオマケがあります。
こういう映画は、もっと他の映画舘でも上映してほしいと思います。まずまずの面白さでした。
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