「描ききれなかった世界観」マザー/アンドロイド Ko Fuさんの映画レビュー(感想・評価)
描ききれなかった世界観
アンドロイドによって反乱が起き滅亡しかけている世界。という導入はまぁよかったのだが、中身はゾンビ映画と変わりなく、なんとなく生き延びた男女がゾンビみたいなアンドロイドから逃げ惑いながら目的地を目指すといったもの。ヒロインが妊娠しているというのはいい感じの行動制約になっており緊張感を産んでいるのだが、なにせこのヒロインが強すぎる。片手でヘッドショットを確実に決める上に、走っているバイクからも命中させるものだからシモ・ヘイヘもびっくりである。
世界観や設定は悪くないが、全体的にお粗末で活かしきれていない印象。
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