夏へのトンネル、さよならの出口のレビュー・感想・評価
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普通にいい
ジェネリックほしのこえ?
ジェネリック新海誠作品みたいな感じで
最近、ネット上では紹介されていた本作品
個人的には新海誠作品の「ほしのこえ」に近い作品だと思うが
こちらのほうが個人的にはよかった
あるものを失う代わりに欲しいものが手に入ると噂の
ウラシマトンネルを見つけたカオルが
同じくほしいものが転校生のあんずと共同戦線で
ウラシマトンネルの仕組みを調べることになる
カオルは亡くなった妹
あんずは漫画の特別な才能を手に入れるために奮闘する
序盤はあんずがなにか家庭に問題を抱えているように印象だったが
実はカオルのほうが父親の行動など
家族が崩壊していたように感じる
あんずは初対面でカオルに険悪だった理由もよくわからなかった
終盤はカオルだけ独断でウラシマトンネルに入り
あんずは漫画家としてそれなりに活躍するようになる
ウラシマトンネルに入ってカオルは
亡くなった妹と会うが、
結局、ウラシマトンネルから出てきて
あんずと再会することを選ぶ
ただ、ウラシマトンネルでの時間経過や
妹を連れて帰らなかった理由が
よくわからないまま終わって、
社会との断絶の時間とか
細かいことを考えると、終盤の展開がかなり
ヘンな感じに思えてしまう
基本的にカオルとあんずとの2人の世界が
ストーリーの中心となる
カオルの友達とかあんずが最初に殴った女の子とか
あまりストーリーには絡まない
ボーイミーツガール作品としてはよかったと思うが
時間経過とか細かいことを考えると
うまく楽しめないかもしれない
人生どう転ぶかわからないってこと。
トンネルの謎解きまでは良いが、ラストには多くの疑問が残る
最大の疑問は、主人公は、なぜ妹を連れて帰らなかったのかということ。時間的に、外の世界から取り残されると分かっていながら、それでもトンネルに入って行ったのは、妹を取り戻すためではなかったのか?これでは、13年間を棒に振ったのも同然ではないか?
それから、失ったものとして、彼女からのメールを受信するが、失ったのはメールではなくて、彼女そのものではないのか?だったら、妹だけでなく、彼女にも会えるはずだが、トンネルには、死んだ人にしか会えないというルールでもあるのか?
そのトンネル(洞窟?)も、いかにも見つけやすそうなところに漫然と存在しているが、あれでは、誰でも気軽に使えてしまうのではないか?「トンネルが主人公を選んだ」という説明に説得力を持たせるためにも、例えば「主人公と一緒でないとトンネルを見つけることができない」といった設定が必要だったのではないか?
ラストの主人公の決断にしても、「そりゃあ、思春期の男子だったら、妹よりも彼女と一緒にいたいよなぁ」と、すんなりと納得できてしまい、何のサプライズも感じなかった。
主人公がトンネルを出てきた後も、時間の経過を活用したドラマチックな展開や伏線の回収みたいなものがあっても良かったのではないか?
前半の、2人でトンネルの謎を調査しながら、お互いの距離を縮めていくところの描写が、青春映画としてのトキメキを感じさせてくれただけに、終盤になってからの展開と物語の終わらせ方が、とても残念に思えてしまった。
後半失速する
あんずのキャラクター造形であっと思わせてウラシマトンネルを切っ掛けにどんどん二人が親密になっていくのは良いけど
ウラシマトンネルと現実空間の相対時間を気にしながらあーだこーだやってる中盤までは面白かったが
終盤肩透かしな感じ
幽霊カレンと再会して「愛する資格」を手に入れる。
いや、別にオカルトファンタジーとしては良くある展開だが幽霊妹が塔野に赦しを与える代わりに13年の時間を持っていかれた、みたいな
幽霊妹は契約の代償を要求する悪魔かよ
SFじゃなくて少し不思議かな
あんずは漫画家としてのキャリアを捨てかけて何時までも塔野のことを想い続け、トンネルに入って追いかけてくる
高校中退30歳職歴なしですが理解ある彼女くんのお陰で幸せです
ハッピーエンドへの持って行き方がちと強引かな
良く出来た作品
良い話だった
何の前情報も無く見ましたが映像も綺麗だしシナリオも良かった。原作はある様ですが当然未読。
よく知らない海辺の田舎町の高校。
願い事が叶う代わりに時間を奪われる伝説のウラシマトンネルの噂が学校の七不思議の様なノリで話題になっていた。
ひょんな事からウラシマトンネルを見つけた少年とそれを知った転校したばかりの少女。
二人は共闘してウラシマトンネルの謎と願い事を叶える事を企む。調査と共にお互いの境遇や叶えたい事を話すうちにお互い好意を持ち始める…果たして願いは叶うのか?二人の恋?の行方は?
是非映画館で見てほしい。
そうそう、入場者特典で「さよならのあと、いつもの入り口」と言う後日談っぽい短編小説を貰った。それもこれから読むので現時点では未読。物語のその後が知りたいと思っていたので良かった?
まぶしすぎておめめがつぶれました
海に開けた田舎の港町、香崎。そこに暮らす塔野カオル。鬱屈した雰囲気は過去に何かあったと予感させる。
雨が降る日に無人駅に濡れて佇む少女(花城あんず)をみかける。制服も違うし思い詰めた様子。気にしていると不機嫌そうに、「何見てるの」って言われ・・・。傘を差し出す。翌日、転入生として再びあらわれる
うーん、これはツンデレの上にテンプレ展開。
ウラシマトンネルはワンアイディアのSFだけど、そんなものが話題にもならずその辺にあるはずもないけどそこはそれ。トンネル内では時間が早く進む。108秒で3日進む。しかし、何故か望むものが手に入るという機能を持つ。
これは時間というエネルギーを失う代わりに過去になくしたものを取り戻せると言うが、アイディアとしては凡庸かな?
ボーイミーツガールと考えれば「君の名は。」にも通じる話だった。しかし、「君の名は。」は性的な暗喩があるが、この話はとことんプラトニックだ。相手の家に行っても、図書館で並んででも、付き合ってないんだってさ。水族館デートしたり、花火見ながら手を繋いだり、もう好きじゃん。
高校時代に並んで牛丼食べても毎日のように一緒に帰ってもナーンもなかった私にはまぶしすぎてお目目が潰れましたとさ。
鈴鹿央士、飯豊まりえともに作画と相まっていい演技でした。実写でも良かったかも。花城あんずの作画はありがちだけどこの世代の腰の細さと着こなしで美しいビジュアルでした。
妹役の小林星蘭ちゃんは特に良かった。元気いっぱいの妹をはつらつと演じていました。(*•̀ᴗ•́*)👍
かなり焦点を絞った描かれ方
傘が繋いだ愛だが、カレンは一体!?
カオルとあんずが、歳をとるけど願い事が叶うといわれるウラシマトンネルに共同で潜り込もうと計画を立てる物語です。
全体的に地味で暗い雰囲気で、ストーリーが進んでいきます。
カオルは、小さい頃亡くなった妹のカレンをウラシマトンネルで取り戻すため、トンネルに1人で入るのですが、あんずへの想いに気づき、入口にもどり、少し歳をとったあんずと再会する展開です。
結局、カレンのことはどうなちゃったのでしょうか?カレンのことが置いてきぼりになってしまった感じです。これがモヤモヤしますね。
最後の方は、ドラマチックな演出で良かったのですが、感動まではいきませんでした。
普通ぐらいの作品だなと感じました。
面白いけどモヤモヤ
雰囲気とかは良かったですが、細部が色々気になりました。
まず気になった点から。
序盤のヒロインである花城が転校してくる展開や、クラスメイトのイジメなどは、あまりにテンプレすぎて見ていて恥ずかしかったです。
これは好みあると思いますが、ほかにも全体的に共感性羞恥を感じるような展開は多いので注意してください。
次にウラシマトンネルについて、浦島太郎から来ているなら、時間の進みが早いのはトンネルの中であるべきでは?と思いました。出てきたらおじいちゃんになっている、というデメリットはないんですかね…。
そして落とし方について、「失ったものを取り戻すトンネル」を使って花城が遠野くんを助けに行く展開かと思いきや…遠野くんは気が変わって自力で出てきてしまいました。妹を助けられたわけでもないので、ただ戻ってきただけ、というのがなんだかなぁという感じでした。二人の愛が深まったからOKなのか…?
全体の雰囲気や画風は美しいだけに、劇的とは言わないまでもなにかひと展開欲しかったですね…。せっかく長々とトンネルのルールを確認したのに、そのギミックを生かさず特にサプライズもなく終わってしまった感がもったいないなと思いました。
現象の割になんか地味だけど良かった
2022年劇場鑑賞208本目。
欲しい物がなんでも手に入る代わりに百歳歳を取るという噂のウラシマトンネルを見つけてしまった男女高校生の物語。原理なんかは最初から説明する気は一切なく、その割にはなんか普通に存在しちゃってるので他の人も見つけそうなものなんですが。
そこにはあまり重視していなくて、実際そういうトンネルを見つけ、かつどうしても欲しい物がある時どうするかという話でした。
高校生が一週間失踪とかする割にはなんかそんなに大騒ぎになっている感じは見えず(描写はないだけで実際にはわからない)、また終盤のある人のキャラデザインにちょっと物足りなさを感じながらも、トンネル内の展開でホロリときました。新海誠監督のように盛り上がるところで歌がガーッときて盛り上げる感じではありませんでしたが、いい映画だったと思います。
8月に公開してくれ
原作読了済み
原作読んでなければ泣けてたのかな。
過去に囚われている主人公塔野カオル
将来が不安なヒロイン花城あんず
がメインのSF青春ラブストーリー作品。
序盤
ウラシマトンネルを見つけるまでの流れが綺麗。
ウラシマトンネルを調べていくうちに2人の距離が近づいているのを丁寧に描かれていた。
中盤 終盤
面倒臭いお爺さんが邪魔とか、そこは都合いいのかって結構あったけど1番は塔野が死んだ妹をつれてかなかった理由はなぜ描かなかったのか
ウラシマトンネルはなんでも欲しいものが手に入るじゃなくて、"失ったものを取り戻せる"から考察しろってこと?
細かいところだと、
モノで年の変化を表してる。ガラケーで文字を打つときに揺れる感じ。作画(水、花火、花城の髪は特に好き)、曲は良かった。
声優は微妙
小春は、出てくる必要あったのかな。
殴られて謝るだけのモブだったら必要なくね?
謝った後に多分小春は何か言って?花城がそっぽを向いたんだけど、そこで心情の変化でも表したかった?
原作と同じ発言をしてたとしても映画には関係ないから
何か言ったじゃなくて、謝られて目があって恥ずかしいからそっぽを向いたの方が正しい気がする。
駅のホームで花城と最初にあった時、とある発言したんだけど、それを不適切だと思って欲しかった。塔野の正直な感想でそこから物語が始まっていくけど、塔野は花城と初めて会うし、境遇なんて知らないんだから、謝るか、やばいと思ってる描写欲しかった。
良かったところほとんど書いてないけど、原作300ページくらいを83分に最低限まとめられてた思う。
17歳の30歳男
22歳の30歳女って良くわかんないけど好き。
※マジでしょうもないことなんですけど、バナナジュースは出て、イカ焼きはなぜ出てこなかったのですか?
リンゴ飴をイカ焼きにしてくれてもいいじゃないですか(笑)
共同戦線
大傑作「映画大好きポンポさん」を手がけたCLAPの最新作。期待値はかなり高めで、80分程度という短い時間なのも個人的にグッドで、朝イチで行きました。入場者プレゼントは小説でした。
期待しすぎたかなーとは思いましたが、ラインは超えてこなかったなぁという印象です。決して悪い作品ではないですし、この部分良いな〜というのは随所に見られたのですが、どこかモヤモヤっとしました。
良かった点
・CLAPの美麗なアニメーション
ポンポさんではカラフルで元気な感じが伝わるアニメーションでしたが、今作は打って変わって背景の美しさが際立つアニメーションになっていました。田舎町が舞台というのもあり、自然の美しさが全面的に押し出されていました。新海監督や細田守監督とはまた違う、どこかしっとりした感じの美しさがそこにはありました。キャラデザもオーソドックスですが、物語の軸を邪魔せず、それでいて覚えやすいデザインだったのも好印象です。あんずのキャラデザめちゃ好きです。
・短めのボーイミーツガール
尺の短さもありますが展開はとんとん拍子で進むので、2人が出会う→秘密を共有する→徐々に親交を深めていく→大きな計画を実行しようとする→1人が先走ってしまう→追いかける→待ち侘びる→2人が再開するという展開です。特段驚きは無いですが、こうやって恋に落ちていくんだろうな〜、青春って良いな〜と思いながら観るのに丁度良いバランスでした。設定が割と複雑なので、そこに色々と追いついていなかった感じはしましたが、そこは後述します。
微妙だった点
・設定と尺が噛み合っていない
ウラシマトンネルというある境界線を超えると高速で時間が経ってしまうという設定は面白く、文字で読む分には想像力が掻き立てられると思うのですが、その時間制限を攻略していく流れがかなり雑で、時間の流れのシビアさと尺があってないように思えました。設定だけで言えばワンアイデアで終わってしまい、複雑さに拍車をかけているように思えました。
・声優陣のモヤモヤ感
本職の声優陣は流石としか言いようがなく、前田佳織里さんや戸谷菊之助さんなどの主役を張れる方々がモブを演じているのもまた凄いですし、小山力也さんのクソ親父っぷりも最高でした。飯豊まりえさんはかなり良かったと思います。泣きのシーンだけ微妙でしたが、あんずのキャラには合っていましたし、最初の無感情な感じからの後半の起伏の激しい感じから幅広くて良かったです。鈴鹿央士さんは…本人がチラチラ見えていたのが惜しかったです。超絶下手って程ではないんですが、せめてもう少し上手い人を使って欲しかったなと思いました。ポンポさんではその素人っぽさがハマってはいましたが、心情をより強く描く今作にはその新鮮さはミスマッチのように思えました。
光る部分はありつつも、思ったほどではなかったというのが最終印象です。最後の捲っていったラストシーンもモヤモヤ〜としました。CLAPの新しい作品にまた期待します。
鑑賞日 9/9
鑑賞時間 9:00〜10:30
座席 H-8
面白かった。
見終わった後、結局、何の為にトンネルに入ったんだよっ妹を連れ戻すんじゃなかったのかよ!てくらいやっと会えた妹残して彼女の元へ帰った主人公
彼女も、ずっと主人公を好きでいてハッピーエンドまっしぐら。
でも普通は帰って来た主人公に妹の事、聞きますよね?彼女、全く妹の話しないんですよ。主人公が好きすぎて。そもそも一緒にいた時間は、恐ろしく短いはずなのに愛は時間じゃないと改めて実感しました。俺に彼女はいないけど。
結果的には面白かったです。基本的にハッピーエンドじゃないと個人的に嫌な気分になるので良かったと思います。
ガラケーの時に書かれた作品なのか皆さんガラケー使ってました。文字を打つ表示のされ方がリアルで感動しました。
【妹】
妹は皆の幸せを願っている。
死んでる事も、わかっている。
だから今、戻っても両親は幸せにはならないと考えた可能性が高い。
戻る事じゃなく主人公の幸せを願って送り出したと思う。
【彼女】
主人公が好きすぎて漫画の道を捨てようとは考えていたらしい。でも、その割にトンネルに入って主人公を探しには行かなかった。
トンネルで才能を手に入れると言うのは嘘で、既に祖父との漫画を回収して彼女の目的は達成できたと思う。
それでもトンネルに入る理由が、あるとすれば主人公に付いていく為だと思った。
トンネルの時間を正確に測るなど、頭良いな〜って思う所だろうけど、主人公の立場からしたら時間なんてどうでもいいので見ていて時間の無駄だと思った。
むしろ、このトンネルがいつまであるのか不明だし消えてしまうかも知れないと考えたら時間の計算なんかどうでもいいから、早く入って妹を探してこいと思いました。
寄せ集め
プロットとか原作はいいんだろうけど……
綺麗にまとまってた
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