「作品としての個性は感じないけど良作だとは思います」生きる LIVING Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
作品としての個性は感じないけど良作だとは思います
日本が誇る巨匠 黒澤明監督作品のリメイク
オリジナルと比べ、時間が短め、映像がカラー、舞台がイギリスなので格調高いファッションセンスを感じる
モノクロでじめじめした昔の日本が舞台のオリジナル作品よりは一般的にはとっつき易いのではないでしょうか
主人公の役場の課長ウィリアムズを演じるのはイギリスの名優ビル・ナイさん、本作で惜しくも受賞は逃しましたが、2023年オスカーの Best Actor (主演男優賞)にノミネートされています
仕事一本木の堅物な役人が余命宣告を受け、自身とこれまでの人生を見つめ直し、最後に人のために善行を尽くす、というとても難しい役を静かに力強く演じます
オリジナルを何度か観ていて、それと大筋同じですが、本作も含め やはり何度観てもじんわり心に染み渡る作品でした
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