すずめの戸締まりのレビュー・感想・評価
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こっちのほうが全然面白い。
前回の「天気の子」は主人公に共感できずにムカムカして終わっただけだったが今回のすずめの戸締まりのほうが断然面白かった。
天気の子はRADWIMPSのテーマ曲がずっと流れていて
ただのMVじゃないかとも思うくらい苦痛だったが、それがなくなって本当に良かった。
初恋を大切にする壮大な物語は変わらないけども、
今回はロードムービー仕立てになっていて「人とのつながりの大切さ」を感じさせてくれる仕上がりになっていたと思う。
地震やら災害の話に頼りすぎとも思うけど世界半分滅ぼして、
「自分らが良ければ良いよ」って終わらせ方よりよっぽど良い。
感無量!!日本人全員観てほしい
『君の名は』・『天気の子』の隕石・水害そして3.11の震災を描いた今作。観終わって正直アッパレと言いたくなるほど傑作。震災というデリケートなテーマに日本の神話をファンタジックに描いており、物語終盤では震災の被害に遭った人たちの代弁をしているような展開になっていて、薄れゆく「あの時」を思い出させてくれた映画でした。
宮崎県からスタートし愛媛・神戸・東京・宮城と各地を転々としながら、要石のダイジンを見つける→ミミズの出現→「後ろ戸」を閉じるワンパターンな展開ですが、鈴芽が出会う人々や料理に魅了されてしまい退屈しなかったです。特に、神戸のスナックで、夜食の焼うどんにポテサラは斬新。
冒頭から家の上に船が乗っかっている描写からして震災がテーマだと推測していましたが、ここまで深堀されていたアニメーションだとは思いませんでした。
福島に向かう途中の、鈴芽と叔母にあたる環の会話シーンは劇場が凍り付きました。「そんな台詞アニメで描くかね!?」と思うくらいド直球に鈴芽の心情に突き刺さるシーンは必見。
決して若者向きのアニメではないと思います。ただIMAXで観るべきかどうかは微妙な判断です。しかし、Dolby Cinema版はすごく楽しみにしています。
「水」と「廃墟」に託された本作の想いを考えずにはいられない一作。
劇場でも告知されているように、本作では地震警報が鳴る場面がいくつかあり、そのたびに否応なく心拍数が高まってしまうんだけど、直接的な災害描写はむうろ控えめ。そうした映像や音に触れることに躊躇している方でも、警報音を除くとそれほど鑑賞をためらう必要はないと思いました。
画面内に光源(太陽)を写しこむ、新海誠監督の特徴的な画面構成は今回も健在でとても美しく、空の青さ、輝きもまた印象的です。それに加えて、空と対称的に配置されている「水」の存在感が強いのですが、本作の「水」は、深みと圧力を感じさせるような(災害を連想させるような)ものではなく、タルコフスキー監督作品を連想させるような、ちょうどくるぶしまでが浸る程度の、せせらぎの音すら聞こえる「静」的な描写です。この水の描写と鈴芽(すずめ)の故郷、そして次々と登場する廃墟という舞台からは、日本という国土全体の「老い」を感じずにはいられません。鈴芽と草太の行っていることも、「閉じること」というどちらかというと後ろ向きとも受け取れるような行為であって、そこに活力や高揚感を見出すことは困難です(もちろん超絶的な作画技術によって、画面全体の躍動感は素晴らしいんだけど)。アニメーションを通して日本社会を描き続け、前作『天気の子』(2019)で若年層の貧困を作品要素として取り込んだ新海監督の、ある種の達観とも感じられます。
だからこそ、そんな後ろ向きな状況を受け容れ、(誰に気づかれることなくとも)為すべき事を為し、前に進もうとする二人の姿には心動かされます。いろんな日本の民俗や神話の要素を取り込んでいるところはとても面白かったんだけど、「要石」を登場させたり、地脈の象徴である妖怪(神)としては、「あの」水棲生物が真っ先に思い浮かぶんだけど、本作では別の化身に設定されています。なぜこのような入れ替えをしたのか、新海監督の意図を聞いてみたいところです(単純に前者だとギャグっぽくなるから、かも知れないけど)。
本作は割とまっすぐなボーイミーツガール作品としても観ることができるんだけど、そこに至るまでちょっと脚本上の曲折があったようです。その名残とも思えるような描写が本編にも含まれており、鑑賞後にも色々詳細を知りたくなる作品でした!
戸締り
いってきます。いってらっしゃいのあと、戸締りをして、
出かけた後に、おかえりなさい。
そんな日常は、無慈悲に破壊された経験がないと、
とても大切なものだったのだ と認識できないかもしれない。
率直な反応として、
今、そんな日常があるならば大切にしたいと思うし、
その日常がない、なくなってしまったならば、
見つけるために、心の整理、戸締りをして、
少し遠くまで出かけたいと思わせてくれました。
わかってはいたけども
劇場に入る前に貼ってあった注意書きで理解はしていたのですが、何度も鳴り響く緊急地震警報音(実際とは違う)に不安を煽られてちょっときつかったです。
阪神大震災では被災者でしたが、東北の被災者の方からしたらもっと違った感じ方をされたかも。
ただ、それを上回る練り込まれた作品なので何回か見るとまた変わってくるかも。
方言指導がきっちりとされているのか、神戸のキャラの話し方に違和感は全く感じませんでした。
とりあえずシドニアの騎士っぽい表現もありあそこは笑いました。
あと、雨や水の表現が相変わらず上手い監督だなと。
『すずめとソウタの冒険』が似合うような物語。
内容は、宮崎県に棲む女子高生の主人公すずめと突然出会う閉じ師と名乗る大学生ソウタとの異界送りの戸締りを目的にした全国行脚冒険譚。主人公すずめの過去を訪れ清算すると同時に自分自身の気持ちと世界の関わりを再認識する物語。印象に残った台詞は『行ってきます!』様々な場面のオーバーラップする人々の言葉。死は必然で突然に訪れる事を表現した所は胸が締め付けられる。印象に残った場面は、アバンタイトルの異常に美しく燦く星⭐️空の表現が一つ一つが人の命の光だと思える所が何ともやるせなく無力感で身を切られる感じがしました。スマホが当たり前になった現代ではキャッシュレス化に伴いパノプティコンを感じさせる様な総合監視社会の恐ろしさを感じさせる良い作品だった様に感じました。少し前なら人をすぐ探し出せたりはしない様に感じますし、それを違和感なく取り入れた演出は素晴らしいと思います。しかし物語全体を通して、バディものにしたい監督の意向とは裏腹に無理やり恋愛に絡れ込んだり、勢いよく鍵🗝挿入シーン穴を外れなく凄い命中率だなぁと感心したり、育ての伯母さんの心中の吐露は、主人公にしたら知りません!人のせいにしないで下さいの一言だし、主人公に欠点がなく感情の起伏が平坦で何を考えるか分かりづらい所が一番応えました時代の風潮なのかなぁと思いつつ統一感の欠如を感じます。かと言って気持ちを説明し過ぎて冷める場面も多く『すずめの戸締り』よりも『すずめが戸締り』が似合いそうだし『すずめとソウタ』がピンとくる様な作品だった様な感じがします。きっと総合芸術作品の中で大勢の人に推敲されながら作った作品は、癖の少ない味気ない作品になってしまった原因は監督の人の良さだと感じます。エンディングの『すずめfeat.十明』の歌い出しの気持ちに同感しつつ映画館を後にしました。
脚本、演出の空中分解
普段は冒頭に作品要約や解説を書くのですが。
タイトル通り、脚本と演出が空中分解してて書きようが無い。
開幕、徹底して「すずめの目に映る世界」しか描かれなかった。
見えていない友達視点の映像はなく、スナックの新規客も映像はない。
すずめが聞かないし、したいことを優先して話を遮るから背景事情の説明もされない。
物理的に周りに人はいるけど、物語上必要のある人としが接触しない逃避行孤立型のロードムービー。
叙述トリックにあるような、視聴者と主人公個人の視点の近さが意図的に作られる演出をしていた。
それが、テコ入れが入ったテレビシリーズかというくらい、東京を境としてガラッと変わる。
見えていない一般人視点の描写が出てくる。
答え合わせの如く草太視点の経緯が描写され、ベラベラと事情を語り出す人物が配置される。
閉鎖空間で登場人物同士の会話で関係性が変わるタイプのロードムービー。
すずめが聞かされていない情報を映像に出してきて、視聴者を神の視点に放り出す。
で、それはなんのためにしてんの?ただ情報を小出しにしたかっただけ?
全編、演出意図がわからないものが多すぎる。
黄色い蝶二匹。
些細な鍵の開け閉めの強調。
椅子の欠損。
ダイジンの正しい名前の自然発生。
いつ描いて埋めたの。
など。
すずめが感情移入しにくいくらい「自分の感情と行動は正しいし周りのみんなは何も聞かずに助けてくれるべきだし実際それでうまく行ってきたから反省する気がない」行動原理なことは差し置くとしても。
総じて納得感が薄い。
運命、因縁、宿命ならそれでいいから、もうちょっとガッツリ示唆してほしいんよ。
それなしに「草太さん草太さん草太さん」じゃねーんだわ。
プロット時点では通っていたであろう一貫性が、脚本や演出段階でごっきりと折れてる。
男女ダブル主人公でバランス取ってたのに男視点をガッツリ削ったとかだろうか。
この作品をどう要約するかで、視聴者の「作品の見方」がわかる試金石になるかもしれない。
僕には「すずめの彼氏ゲットアドベンチャー」に見えて仕方ない。
星3。
致命的だったのは、抜いたことではなく、「うちの子にならない?」だったと思うのだ。
私たちは映画館で、東日本大震災を共有した
未曾有の大災害ー東日本大震災 から、11年。街が黒い津波に飲み込まれた映像を、鮮明に覚えている。
多くの人は日常の中で、遠ざかりつつある記憶。
でもこの映画の観客は、同時にあの震災を改めて思い出し、共有したことだろう。
映画後半で、すずめが被災地の“場の記憶”を読み取る。
あの瞬間が来るまでは、私たちと同じように暮らしていた人たち。
全てを奪われた。
親も子も、家も何もかも。
自分と同じ年頃の人も、幼子も、動物達も全て、黒い津波に飲み込まれた。
彼らの生きたであろう、何げない日常シーンを見た時に、涙があふれて止まらなくなった。
直接的な描写はなかったけど、
震災孤児である、すずめを通じて、その心の傷を共有したはず。
映画の映像やストーリーだけでなく、
このことを私たちに改めて思い出させてくれたこと、
後世に残してくれたこと、
何より、それを評価したい。
このアニメーションは、大スクリーンで観た方が感動が深いでしょう。
前評判が高く、JR新宿駅東口が、すずめの戸締まりのイラストでデコレーションされており、どんな作品だろうと興味がわいたので、観ることにしました。
予告編から、「すずめ」が主人公の少女の名前、青年が白猫の魔力で椅子になってしまうことから、悪者の白猫の魔力を解いて、青年を元通りの人間の姿に戻すストーリーだろうと思っていたのですが、そんな単純な内容では有りませんでした。
予想を覆す物語の展開、迫力の有る美しいアニメーションの動きと音響効果に、グイグイとスクリーンに引き込まれました。
このアニメーションは、大スクリーンで観た方が、絶対に良いでしょう。
レビュー見て興味が湧き
まず、話題作だって事はわかってるんですけど
あまり、アニメは観る方ではない。。
ただ、他の方のレビュー沢山読んで興味が湧き観に行きました
君の名は!でも感じた
衝撃的な印象でした
冒頭のオープニングをNetflixでも放送してて
最初の扉を押さえるまでのシーン
それだけ見たらむちゃくちゃ気になるでしょ
ここからは映画の感想ではありません。
評判の感想です。
勤労感謝の日に行ったのもあり、
どの時間帯もむちゃくちゃいっぱいで
時間の余裕みて12時に家から2時の予約した
さて、向かおうと車がいっぱいすぎてー
駐車場に入るのにむちゃくちゃ時間かかりました(^◇^;)
祝日っていうのが大きいけど
1時間おきに、3スクリーンで上映されててそれでもほぼ満席な会場の中
親子や若い子が多い中
五十代私と無理やり連れて行った母親(80前)
ちょっと浮いてる感じもありましたが
あんなに満員の映画館でしたが
映画が始まるとシーンと
みんなが魅入ってるのがわかります
もちろん私も魅入って
最後の最後まで楽しめた
まさか、しょっぱなから旅立ちになるとは思わなかったけど
昭和世代、ドライブの選曲が良すぎて〜
色々と楽しめました
大好きな染谷将太くんの声も聞けて
よかったです
幼いすずめが母を探す姿に涙止まらず。
難しい題材を、新海監督ならではの家族愛に溢れたファンタジーに仕上げている。こういった目線で3.11を描き、この作品を通して、風化させず、子供から大人までまた国境も超えて多くの人達に伝えることが出来る。優しさの中に作品からも強い信念も感じ、あらためて素晴らしい方だなと思いました。
すずめが幼い頃母を探して泣きじゃくるシーンは本当に胸が苦しくなるほど辛かったですが、すずめが多くの方と出会い、様々な事を経験し成長していく姿の描き方も、新海監督が子の成長を見守る親の気持ちみたいな温かさも感じとても良かったです。
神つながり視点の感想
【鑑賞のきっかけ】
普段、あまりアニメを観ない私が、劇場まで足を運ぶアニメ作家。
その一人は、宮崎駿でしたが、彼が引退した今、唯一のアニメ作家が、新海誠。
その新作となれば、劇場鑑賞しないわけにはいきません。
【率直な感想】
<鑑賞前に発見したこと>
劇場鑑賞の前日、公式HPを訪れました。
題名と予告編から、「すずめ」という少女が主人公だけど、どんな文字なのか、と思いまして。
「岩戸鈴芽(いわとすずめ)」
そうか、鈴に植物の芽か…という思いと当時に、私は、苗字に注目しました。
「岩戸」。
「戸締まり」ということから、連想した「天岩戸」から来ているのだろう。
天照大神の神話で有名な「天岩戸」から、天を抜いて、「岩戸」。
と、次の瞬間、鈴芽と巡り合う男性の名前が目に入りました。
「宗像草太(むなかたそうた)」
何と、「宗像」!
歴史好き、神社仏閣巡り好きとしては、見過ごせない苗字ですよ、これは。
九州の最北端、福岡に、「宗像大社」という日本最古の神社の一つがあります。
日本海に面した社は、「辺津宮」と呼ばれ、そこから、海を10キロほど北上した「大島」という島に「中津宮」、さらに50キロほど北上した沖ノ島に「沖津宮」。
この三つの宮の全域が、「神域」であり、三宮を総称して、「宗像大社」。
このうち三番目の「沖津宮」は、神職など限られた人だけしか島に立ち入ることはできません。
そして、この三宮には、それぞれ祭神が祀られているのですが、その祭神は、「天照大神の子である女神たち」なのです。
つまり。
◆岩戸鈴芽→天岩戸→天照大神→その子の三女神→宗像大社→宗像草太
ということで、物語が始まる前から、二人は、天照大神という神つながりの関係なのです。
<いよいよ鑑賞してみると>
「君の名は。」では「彗星」、「天気の子」では「天候」をモチーフにしていました。
これらは、「自然現象」という共通点があり、今回はというと、公式HPでは、「災い」としか表現されていないので、ここでは、どんな「災い」なのかには触れません。
さて、この「災い」の危機は、映画が始まって間もなく、主人公・岩戸鈴芽の住んでいる地域で起こります。
ここで、彼女の住んでいる場所が分かるのですが、「宮崎県」。
ここには、「天岩戸神社」があります。
「岩戸」という苗字は、単に「戸締まり」からの連想だけではなく、その名を冠した神社(神域)が存在していることで、新海誠からのメッセージを感じることができます。
物語は、岩戸鈴芽が宗像草太と出会い、ある目的を持って、県境を越えて東へ向かって旅をしていくというもの。
旅の途中、ある都市で、親切な女性と出会い、一晩を過ごすのですが、この女性の名前にも、驚きです。──「二ノ宮ルミ」。
二ノ宮とはその地域で、二番目に格付けされる神社なのですが、注目は、神社は登場しないけど、彼女の名前から、そこも、物語構成上は、「神域」ということになります。
<物語の向かうところは…>
あくまで私見ですが、この物語では、「宗像大社」の「三宮という神域」を、「日本全域まで拡大」していると見立てることができると思います。
つまり。
第一の宮(辺津宮)=天野岩戸神社(宮崎県。鈴芽の住所)
第二の宮(中津宮)=二ノ宮ルミの住む都市
そして、岩戸鈴芽は、さらに、旅を続ける…。
そこに待っているのは、第三の宮(沖津宮)ということになります。
この第三の宮(沖津宮)は特別な場所です。「神職以外立入禁止」ということを先述しました。
言い換えると、神様が認めた人でないと立ち入ることができないということ。
「神域」としては、最高位の場所となりますね。
鈴芽がそこに立ち入れたなら、彼女は、「神様に認められた」特別な存在ということになります…。
【全体評価】
本作品は、上述のような「神」つながりのことなど考えないでも、岩戸鈴芽と宗像草太の人間模様や「災い」とどう立ち向かうかを観ているだけで、十分に感動できる作品であると思います。
私も、その部分で深く感銘を受けた作品となりました。
【率直な感想】に長々と書いたことは、歴史好き、神社仏閣巡り好きの戯れ言として捉えていただければ幸いです。
エンドロールが終わるまで誰も席立つ人いなかった
ネタバレなしに挑戦。
あくまで個人の感想なことをご了承いただけるようお願い申し上げます。
私ごとですが、ちょうど入院中に公開となった作品で、とても観たかったです。
なので、この作品の賛否両論的な評価を見てしまった上での鑑賞でした。
自分はこの映画好きです。
劇場に観にくるかはわからないけど、もう一度観たいです。
月並みな表現ですが、
良かった、泣けた、感動した。という映画でした。
題材が深いことに向き不向きがあるかもです。
映像がリアルで綺麗。社会描写がポイントになっています。
音楽もいいです。
自分は今年還暦を迎えましたが、同世代には懐かしい音楽や表現が多々ありました。
あるもの(食べものです)に○○○サラダを入れて食べてみたくなります。
自分とちゃんと向き合うことができる作品です。
運命を受け入れて、そこから先をどう生きるかは自分次第だよ。
って言われたような気になりました。
まあ、言うは簡単なんですけどね‥‥
ポジティブに捉えた者勝ちですね。
映画のいいところは
観る人の解釈は人それぞれでみんな違っていいところ。
自分も本編終わってエンドロールも終わって
しばらく立ち上がれませんでした。
身体が座席にくっ付いてしまったかのように
きっと自分にちゃんと向き合うのが苦手だからです。
反省!
そう自分には反省の機会を与えてくれた
ありがたい映画でした。
やっぱり、劇場に観るかなぁ。
もう一回。
以下以外は完璧 - 宗像草太 (松村北斗) の演技が始終不自然 -...
以下以外は完璧
- 宗像草太 (松村北斗) の演技が始終不自然
- 要石の心情について回収されてない
残念ながら、「君の名は」を越える作品ではない💧
上映終了後、後ろの席で何人かの「良かった!」と言う声が聞こえた。
でも、「君の名は」を越える作品ではない。映像は相変わらず美しいが、内容をもっと吟味し洗練したものにしないと飽〈あ〉きられるような気がする。
今回も女子高生の恋愛作品だが、「天気の子」では大雨などの異常気象、「すずめの戸締まり」では地震をキーにしながら、女子高生が織り成す勇気と恋愛を扱っていた。
新海監督は、少し女子高生を中心とした恋愛へのこだわりが強いのではないか?
それよりむしろ、異常気象や地震を中心にすえて、勇気や信頼、友情へと広げていった方が、作品に広がりが出てくるような気がする。
恋愛に絞りたかったら、「君の名は」のように、恋愛だけに集中した作品にした方がいいように思う。
生意気な言い方かもしれないが、「天気の子」も「すずめの戸締まり」も中途半端ゆえに、作品の良さが出しきれてないのではないか?
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