すずめの戸締まりのレビュー・感想・評価
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震災復興しても心の傷は癒されていない
まずまず
定番?
日本にかけられた呪縛は閉じていない
あの世界観に巻き取られながら進むロードムービーとしてとても楽しめます。曲で強引に引っ張り切らずともちゃんと、引っ張ってくれる引力があり心地よいです。最後までちゃんとつれっていってくれます。
が、最後の最後で、、、、個人的にテンションがガタ落ちに。ここからの感想は読む人によっては非常に不快なので注意。
いやわかるよ。あの象徴的な絵を使えば、人の記憶の扉を開き、ミミズが湧き出てきます。だからすいません。すいません。あなた達のことをわすれたわけではございません。そうやって扉をしめさせていただく。
感動タイムのようにみえた励ましタイムはさー違うよね、あれは謝罪だよね。
記憶の扉を開いてすいませんすいません。でも君らは強く立ち直ったんです。大丈夫。大丈夫。
ぜんぜん励ましてない。言い訳謝罪タイム。
物語の構造をメタ的にも取り込んでるしまってるせいで、悪意でもあるのかと穿ちたくなります。
ただ、それ以上にそうやらないと触れないモチーフとしてまだ、私達の扉は閉じられない無いのが。
期待していなかった分評価は高め。
時間ができたから観てみよう。程度で鑑賞。
過去作でいえば、君の名は。は好きだけど、天気の子はイマイチという感じ。
告知のイメージだけで、何かの災いを封印してまわる話なのかなーと思っていたけれど、ところがどっこいなかなかにヘビーな題材で…
ちょっと気軽に観ていい作品じゃなかったかと焦りました。
が、幸いにしてこれまでに被災したというほどの経験はなく、ここまで正面から当事者の心境に触れることは、これが初めてかもしれない。
という自分としては、自然災害の被害とどう向き合っていくかを考える良い機会になったと思う。
ストーリーにはご都合展開もあるものの、美麗な景色と音楽はさすが。
観なくてもいいかなぁと思っていたけれど、観てよかった。
スランプ?でも、次回作はすごいモノがきそう!
本監督作品は全て映画館で鑑賞してきました。
波のある方ですので、今回3度目のスランプで次に凄い進化がくる予感がします。
君の名は。から天気の子のタイミングで下り坂に入ったような感触はありましたが、
今作はシナリオのクオリティがかなり下がりました。
天災をモチーフとしていることや構成がほぼ前作と同じで、新鮮さやワクワク感が希薄です。
ただ、本監督についてはスランプの後の進化が素晴らしいので、
ある意味今作を拝見して次作は凄そうだな、と感じております。
これまでも、雲の向こう約束の場所と星を負うこどもでは一時的なクオリティダウンを感じましたが、
そのあと秒速5センチメートルや君の名は。が誕生していますので、
次回作はきっと上がり調子ですごい作品が来るでしょう。
今作はがっかりでしたが、次回作を信じて楽しみにしてます!応援しています!
戸(記憶の蓋)
旅をして行きながら人と触れ合う物語だった
最高かよ
タイトルなし
おそらく世界最高峰の2Dアニメーション映像!
とにかく美しい!
映像が美しい!美しすぎる!
かつて「アバター」を見た人々が、パンドラの美しさに惹かれ現実に戻るのが辛い、といった話があったが、本作は現実の日本をとにかく美しく描く。もう、ため息が出るくらい。
こんなに美しい日本の映像を見せられたら、これまた現実に戻るのがつらくなる。
それくらい美しい。
ストーリー自体は、パンドラの箱を開けてしまった主人公が一つ一つ解決していくという、よくあると言えばよくあるモノ。
男女の距離を描いてきた新海誠監督作としては、ずいぶん分かりやすい作品になっており、「私は新海誠監督を理解している!」とかいうコアなファンの方々には複雑だろうなあ、とは思いました。
でも、本作は映像の美しさだけでおなか一杯になる。
「イース」の頃から新海誠作品はとにかく背景が美しいが、 今回は背景だけでなくすべてが美しい。すべての絵が完璧すぎる。
映画の1フレーム1フレームを日替わりで壁紙にしたくなるくらい。
あと、なんなだろう。
誰もがジブリ作品を彷彿とさせる演出を入れたのは。
挑戦状なのか?世代交代を迫るのか?引導を渡すのか?それともリスペクトなのか?
まあ、とにかく美しい映像と、世界最高峰の2Dアニメーションを観ているという多幸感に包まれる作品でした。
セカオワの【ファンタジー】を聞いてくれ🎵
覚悟
ふと気がついちゃったんですかね。予想を裏切る程に自分の心の隙間に入り込んできました。確かに違和感というか「相変わらずだなぁ…」な点が2〜3あるのはご愛嬌。思いの外コメディな要素を差し込むのも、嫌悪覚える人がいるのは理解出来る(私はそここそが好きだった。)。だがしかし。売れ線を狙わされていた所から自らの気付きで我に帰った様な「らしさ」が満載だったのではなかろうか。入り口から出口までブレていないのがないよりも好き。
サイドキャラが「言わされてる」感があるのはね、もう味って事にしましょうよ。それが許せる出来だと思いましたし、万人受けを狙わない覚悟は見て取れたので「お見事!」と言いたいです。
追記:ちょっと流石に満点(個人的には自分の人生に関わるものが5.0でオススメ最高は4.5)はどう?と後々に思ったので。でも、好きなのは間違いないです。
一応書いておくと、新海誠のベストオブベストは「ほしのこえ」で、コレは生涯変わらない気がします。
要石の神聖
すずめの視点から少し離れてみると、違うメッセージが伝わってくるような気がします。
ダイジンの謎めいたロードムービーは知ってみると切ないほど深く慈悲を降らせながら旅を慈しみ楽しんでいるのがわかると思う。
すずめの少しひとりよがりな言動は痛いほど今の私達のものだと思う。ダイジンに申し訳なく思ったのは私だけではないのでは?
描かれる景色は細かいところまでリアルで丁寧でありながら現実以上に何かを物語るのはとても素敵だった。
作りてのいろいろ新海監督の名前が大きくなってしまったから難しいかもですが、まずはアニメーションとして楽しむ、それができたら何度も観たくなるような気がします。
頭でっかち
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