すずめの戸締まりのレビュー・感想・評価
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「君の名は」の廉価版
「廉価版」であって、決して「劣化版」ではありません。面白かったです。
最近の新海誠作品といえば、「息をのむ美しい風景」と「音楽と映像の親和性」が特徴かと思いますが、本作でもそれは健在です。ですが、どちらも「君の名は」を観た時ほど印象には残りませんでした。しかしながら、ストーリーや話の展開は非常にシンプルでわかりやすく、派手なアクションもあって娯楽作品として非常に楽しめました。「君の名は」では、時間軸や場面転換が複雑で、初見ではストーリーを理解できない人も多かったと聞きますが、本作ではその心配はないでしょう。少しファンタジー色が強いのでそこは好みが分かれるかもしれません。
「君の名は」の映像美と音楽性を残しながら、よりシンプルなストーリーで多くの人が楽しめるようにした作品、という意味で「廉価版」です。
個人的には、女主人公のキャラデザインが過去作と比べて大人っぽいところと、男主人公が好青年だったことが気に入りました。主人公と旅先での人々との交流はちょっとご都合主義的で無理があるようにも感じましたが、主人公二人の冒険ラブストーリーが主軸と思えばこんなもんでしょう。
なお、公開当初は東日本大震災を扱っていることに批判的な声もあったようですが、特に気にはなりませんでした。
満足!
やっぱり画が綺麗。廃墟がいいし、アクションもいい。SLAM DUNKと続けて観て、どちらも美しかったけど、こちらのほうが、動きにより違和感が少なかった(バスケはリアルの人間がするところを見慣れてしまっているから、その難しさもある)。
扉を閉じるとき、そこにいた人々の暮らしを思う必要があるのがよかった。『天気の子』の「僕と僕の好きな女の子」しか人間じゃない世界感が私はかなり嫌で。本作では、東日本大震災に遭う彼の地の人々の「おはよう」が聞こえるシーンに、ちょっと泣きそうになった。
叔母さんの感情も、出来過ぎてなくて自然でいいし、各地で主人公少女を女性キャラクターが助けるのも好きな展開だった。ダイジンがすずめに愛されていないと理解していきなり落ち込んで老け込むのがかわいそうでかわいかった。
神様と要石の設定が私にはよく理解できなかったので、ものすごくマッチポンプ感があるけど、そこを別にすると、個々のシーンやそのシチュエーションでのキャラクターの感情の動き方は説得力があった。ここの精度が、作品全体への印象とか鑑賞体験の質を押し上げている。あと、染谷将太の声。
ロードムービーだね。
九州は宮崎から愛媛、神戸、東京、東北と旅は続く。
すずめは、不思議な青年に惹かれて扉を開けてしまう。
なぜか、前にも同じことかが!
旅は、いろんな出会いがあるね。
神戸のスナックのママ、双子の子供、東京の兄さん。
愛媛の旅館の娘さんとか、かけがえのない人達。
猫には、イライラしたけど、意味あったんやな。
劇中のセリフ「ほんとうに大切な仕事は、人には知らずに行われているんだよ。」に、目覚めたよ。
音楽も良かった!
今見るべき作品
面白いと、言って良いのか悩みに悩んだ結果、映画館で見てから一週間以上が経過してやっとコメントを書いている。それほどまでに題材としては重たいものであった。
今回の『すずめの戸締り』の題材は震災。重苦しく、人によってはフラッシュバックにより見るに堪えないという人が出てくるのは容易に想像出来る。
しかし、だからこそ見るべきだと私は声をあげたい。
たしかに重かった。終わったあと、友人と過ごす空気がどことなくしんみりとした。
だが、作品とは、芸術とはそうであったように思う。
ピカソの『ゲルニカ』やレイチェル・カーソンの『沈黙の春』。その時の悲惨さを嘆いた作品たち。そしてその悲惨さは芸術として、忘れないよう人々の中で連綿と受け継がれてきた。今回の『すずめの戸締り』もその作品群の一つとなったのだと私は思う。
東日本大震災や他の大地震の記憶が薄れ始めている、直に体験したことがない世代がいる今だからこそ、ぜひ親子で劇場に足を運んで、親子で語らいあって貰いたい。
映像についても素人目ではあるが感想を述べさせてもらうと、素晴らしいの一言に尽きた(言うまでも無いかもしれないが)。
空の色彩の美しさ。地震を視覚的に表した「ミミズ」の異様さ。キャラクター1人とっても生き生きと鮮明に描かれていた。
繰り返しになってしまうが、是非とも親子や友人など誰かと足を運んで、上映後語らいあってもらいたい作品だった。
深海作品の中で一番好きかも!
見慣れた感はあるものの、社会的意義は大きい
最初のシーンで、いきなり新海作品の一番の魅力である作画に圧倒される。
そして、そのまま魅力的なキャラクターとストーリー展開、かつ馴染みがある東京の風景が描かれていたことで、テンション上がりっぱなしのままの2時間であった。
映画監督なら誰もが意識せざるを得ない震災をテーマとした作品。
ラストのシーンも東北へ行くことは容易に連想され、情景をリアルに描くも、「寝ても覚めても」「やがて海へと届く」を最近見ていた自分にとっては、映画としては新鮮なものではなかった。
また、アニメ好きな自分としては、
「扉(門)」と手をポーズは、鋼の錬金術師を連想し、
ミミズの表現や、常世というワードではFateシリーズを思い起こされ、既視感は感じてしまった。
ただ、新海監督という大ヒットが期待されたなかで、このテーマを扱ったことに意味がある。
非常に多くの人が見て、後世にも語り継がれる作品として、震災の記憶とともに残り続けることに意味があるのではないか。
そんな作品を生み出してくれたことに感謝したい。
東日本大震災を描くことに、積極的に取り組んだ作品
物語の流れや構成は『天気の子』に似ているが、
『天気の子』は気候変動をモチーフにしている一方で、
『すずめの戸締り』は東日本大震災をモチーフにしている。
震災に被災された方の中には、本作品が鎮魂歌になった方もいるだろうし、
本作品は鎮魂歌にならず、癒えてない傷をよみがえさせるだけだった方もいるだろう。
大切なことは震災を繰り返し描くことで風化させないことであり、
それこそが被災された方の真の鎮魂歌となるだろう。
よって私は、本作品のような震災を描くことに積極的に取り組んだ作品が
発表され続けることを強く望む。
但し、ただ描けばよいというものではない。
モチーフを作品として昇華させる必要があり、
本作品はそれに大成功している。
現代の問題を感じ取り、それを作品として昇華させる。
これはアーティストの役割であり、
新海誠監督は、まさにこのアーティストとしての役割をまっとうしている、といえよう。
その覚悟と勇気に敬意を表したい。
新海誠監督は次の作品で何を現代の問題として取り扱い、
それをどう作品として昇華させるか。
今から楽しみで、ならない。
うーーーーむ。
見て泣いた。
で、見終わって映画館を出た最初に出てきたのがこの言葉だった。
まず、色々思うところはあったんだけどこのテーマにしたのは間違いではなかったと思う。
少ないメインキャラクターの中で綺麗にいろんな角度から見ていてよかったし
背景に映りこむ原発や、防潮堤で見えない海など、刺さるシーンもあった。
そして、何よりこのテーマを十年後に「戸締り」という行為を通して振り返るのも良かった。
芹澤さんの一言が本当に良かった。
ただ、そういった要素を生かし切れていなかった気がした。
キャラクター特に主人公の心理描写や性格描写が浅く、「えー…」となるところもしばしば。
また、理不尽に襲い掛かってくる存在であるものを、「戸締り」をすれば人間が防げるというのはいかがなものか、と。あんなにいい要素があるなら、コミュニティの崩壊や、戻ってこない日々の方をもっとフューチャーすればよかったのに…とか。
自分がこの映画を見て泣いたのも、音や、子供が泣くさまを見てトラウマの傷をえぐるというか、そういうもので泣いた気がする。この映画に泣かされたのではなく、自らの中にあるもの、あの日の景色を、あの真黒く塗りつぶされたノートの中に見た気がする。
被災地への配慮を欠く、情けなくて悲しくて腹立たしい作品。
話はシンプルで、伏線も奇抜でなく、キャラクターも魅力に溢れ、絵も美しく、音楽も良かった。
ただ、唯一にして最大の欠点がある。
「被災地への配慮」である。
私は東北人です。
親戚や知人には津波で命を落とした人、原発事故で故郷を追われた人、家族を亡くした人がいます。
炎に包まれる街も、山と積まれた遺体も見ました。
あのトラウマが蘇って、不快極まりなかった!
なんの予備知識も持たずに本作を観にいったとしたら、多くの被災地の人は津波を想起させる描写に気分を悪くすると思います。
地震は慣れたからまだいい。しかし、津波は慣れませんよ!
津波を知らせる音声、屋根に乗る船、そして日記の「3.11」の黒塗り、全焼する街並み···。
ああいう表現をするなら、せめて映画開始前に被災者への注意喚起があって然るべきではないか?!
開始前に一言、「津波を想起させる描写があります」と知らせてくれるだけでいいんです。
それがなかっただけで、私は新海誠氏への嫌悪感を抱かずには居られませんでした。
所詮はその程度の気持ちしかなかったのでしょうね。
「震災が東北で良かった」と抜かした自民党議員を思い出しましたし、復興支援金でトイレを改装した九州の学校も思い出しました。
これはもはやテロであり、差別であり、人権蹂躙です。
被災地で「すずめの戸締まり被害者の会」が立ち上がり、集団賠償請求が起こされても全く不思議でないと思います。
「ポニョ」だって津波を思い出させるからと地上波を自粛したのに。
被災地を勝手に食い物にするな!
ついでに言うなら、いつまでジブリへの媚諂いを続けるやら。
ミミズがダイダラボッチのパクリだから、ユーミンを使ってオマージュっぽく誤魔化したつもり?
くだらないから止めてください。
ということで、映画単体としては★4.5を付けたいが、鑑賞後の悔しさや怒りや疎外感から★2としました。
被災地は、まだ被災地なんです。
上っ面の被災地への「思いやり」は迷惑なんですよ。
二度と観たくありません。
【追記】
関東大震災の描写ついても、リアルな記憶があるご遺族の方が観たとしたら気分を害したでしょうね。
少数派なのが分かった上で正直に空気に飲まれず
私は感想は少数であると思うが正直なことを言う。
この映画・アニメーションには見た時に何も感じなかった。
それだけでこの点数にと思うかもしれないが、私にはこの点数がこの映画の正しい点数だと思う。
まず展開・キャラクターの過去などが読みやすく、アニメーションなども見てる側の感情を動かす絵ではなく、ただキレイで見ていられるだけの絵だったというのが正直なところだ。何よりキャラクターもストーリーありがちな展開や設定に沿って動いているだけなのもあるが何もキャラクター達に魅力を感じなかった。
同時に嫌いな点もないが、ただ無だった。
批判されるのが分かっているが劇場満席にしたり、多くの映画レビューサイトで高評価をとるこの作品の評価がよくわからない。
正直その人達を大きな何かに洗脳されたおかしな人間に見えてしまう(その多数から見れば私がおかしな人間なのだろが‥)
この映画は見終わってみて思い返すと、何処かで見たようなアニメ、映画、ドラマなどの展開を一度まとめて垂れ流しにした総集編のようなものを見た気がする。
総集編でも工夫があれば面白いが、この映画にはそのようなものがなく何もなくただ材料がそのままだ。
食べて消化できる映画だが絶賛する所もなく悪い感情も何も生み出さない。ただ生きるため食べる食事だった。(正確にはこの映画は生きるために無理に見なくてもいいとも思う。)
もう一度言うがこの映画がなぜこんなにも評価されているのかわからない。この映画に高評価している人はもっとたくさんエンターテイメントに触るべきだとさえ思ってしまう。
もっと叩かれるが分かった上で言うが、新海監督だからとか昔話題の作品を作った監督だからという理由で評価されている気すらする。
高評価する流れや面白いと言う・思わないといけないという空気などが体に染み込まれいるのでは
ないだろうか?
新海監督には悪いがこの空気が消えるまで世間から消えてほしいし、新しい作品が公開するにも名前を変えたり、過去作との栄光など関係ない状況で公開してほしい。
余計なお世話かもしれないが、個人個人の感情でもっと映画や他のコンテンツなどや他の人間と付き合ってほしい。
その上で面白いと言うなら構わないが、この映画に関しては個人の感想でなく世間の空気のようなものを感じるので、この映画の評価をする前にもう少し自分と言う個々を大事にしてほしい。
震災
震災に絡む話だとうっすら聞いた程度で見に行った。
ダイジンが明石大橋に出たシーンでは淡路の震災が出てくるのかなと思ったけど。
東北の震災は当時の報道を見ていただけだったけど、朝の何気ない風景、おはよう、行ってらっしゃい、のシーンはあの日の東北もそうだったんだろうな、と思うと胸が締め付けられる気がした。
賛否が色々あるのだろうけど、こうして伝え続けることが大事なのかなと思いました。新海作品として多くの人たちが見ることで語り継がれるんではないでしょうか。
大地を鎮める御役目とロードムービーを新海解釈で描く娯楽作品
ネタバレあり
東北の震災を題材にした作品なので、公開後にTwitterなどで、一部識者から震災をネタに商売してると嫌悪に近い意見もチラホラ見受けられたので、覚悟して公開3週目に鑑賞したが、節度あるきちんとした娯楽作品になっており安心した。(もっとも『天気の子』もかなり攻めたテーマの作品だけど)
近年でも大きな震災に遭っている九州から四国を経て関西(神戸阪神も過去に大きな震災があったのを知らない世代も多い)・東京・東北へ向かう主人公達の姿は、荒ぶる大地を鎮める御役目背負った巡礼者のようで、旅先での交流も含め映画の一つの形式でもあるロードムービーを新海誠監督の解釈で描かれている。
キャラクターの設定もバランス良く配置されていて鈴芽と草太の関係もイケメン主人公が椅子になって行動するなどの捻りもあり上手い。
災害を鎮める人物や物語を描くと伝奇物に偏った作品なったりする懸念もあるけど、そうなっていないのも良識だと思う。
作品的なスケールも広大で、高い視線や寓話的な絵との対比で日常生活や営みを、人の目線で見せるバランス感覚も新海作品の良い点。
気になるところは、椅子にされた草太とダイジンの追っかけで流れる大野雄二みたい音楽が作品の雰囲気とマッチしてないと思う。
あと多くの懐メロ系ソングなどもオッサン接待?な要素。
現代のロードムービーには、乗り物などを使った移動の快楽を感じさせる映像が不可欠だと思ってるが本作は正直弱い。
新海作品は、いつも流麗な鉄道描写へのこだわりがあるがメカには興味ないのだろう。
アニメーション作品としては、文句無しな映像密度や解像度はとても気持ちいいが、一般向け作品の常として多めの説明台詞やエピローグ過多な締めやなどがあり、異性に魅かれる場面で人物(冒頭の鈴芽)の顔が赤みがかる描写などは、多くの日本アニメ特有の記号表現であるが、そろそろ別のアプローチはないのか?と感じる。
日本映画で役者が叫ぶ場面が多い予告編を見せれるのと同じことだが、新海監督は百も承知やってるのかもですが
ただ、自分が鑑賞した回の隣りの座席の若い女性は、最初のうちは何度もスマホをいじっていたが、後半になるにつれ画面に見入っていたので、上記の点など些細な問題なのかも。(スマホ画面を暗くしているとは言え上映中はやめて欲しいが😓)
総体的には、大地を鎮める御役目を背負った被災女性の成長をロードムービーとして新海解釈で描く優れた娯楽作品であり、地震国日本に住みつつも過去の悲劇(戦争も)や災害を知らない世代や同情する振りで美談にして利用する輩達への「忘れるな!」と伝えるカウンターの側面的も含んでいる思う。
スゴい映画ですラーメン食べました
真面目な投稿。①君の名は、②天気の子、③すずめの戸締まりを観て。
①君の名は
ボーイズミートガール、現実ありえない話だけど「もしかしたらありえるのか」というストーリーで、終始引き込まれ、かつ自分の青春時代とオーバーラップし、うるうる感動。
②天気の子
自分的には期待が大きかっただけに、???な印象だった。
この演出は何?普通そんなことしないだろう、言わないだろ!と。後で伏線回収できれば納得できたものの、何コレ?という要素が多かった。その他にもカーチェイスシーンや、子供も観る映画なのに露出シーンが必要あるのか?等々と、マイナス面ばかりが気になった。
③すずめの戸締まり
本日観てきました。エンドロールの最後、「監督 新海誠」と出たときに、思わず心の中で、「やったね!新海さん」。
「天気の子」の反省点を踏まえ、まとまったなという印象。
過去の宮城、近い将来懸念される宮崎ー愛媛ー兵庫ライン。そして東京。昔からよく言われる地震とミミズの関係等々、ストーリーはよく練られ、繊細にまとめられていた。
映画には終始引き込まれ、途中だれることなく、何コレ?と疑念を生じる要素もなく、121分あっという間であった。
それと、メッセージ性として、「大切なものはすでに貰っていた。気が付かなかっただけ。」
これは人生においてありがちなこと。今までに人から受けた些細な愛情、やさしさ、励まし等々であっても、それに気が付かない、気に留めない、忘れている、というようなことがあるからね。
過去の作品ほど
ストーリーもわかりやすいし、展開もテンポがよく楽しめます。でも、過去作ほど、中毒性というか何度も見たくなる感じは薄められてる感じがします。
主人公が会いたいのになかなか会えない感じが薄められてるからなのか主題歌との結びつきというかインパクト?なのかはわかりません。
劇中に使われる歌は、監督の趣味でしょうが、同年代なので楽しめます。
なかなか会えない切なさみたいなのは薄いのですが、人々の思い出が失われる切なさが、おじさんにはうるっと来ました。
前作に比べて、いかにもスポンサーとのコラボという感じが薄められてるのは好感がもてました。
震災というデリケートなものを扱っていて、人によっては楽しめない方もいると思いますが、個人的には全体的に楽しめたと思います。
『君の名は。』『天気の子』とテーマは一緒
行ってらっしゃい!
命知らずのすずめ。死ぬのなんか怖くないと言いつつ それどころか死に場所を探しているように見えました
それは 家族を人に「うちは放任主義」と言ったように、裏腹であり願望みたいでした
終末でなく 終末のその後の世界。生きていく上で将来のことを考えながらも、現実感の無い日常にゆるやかに絶望していたのかもしれません
イケメンの人が「本当に大切な仕事は人に知られない方が良い」はどこか自分を納得させるようでした
子供の頃からずっとそうやって生きてきたと窺い知れます
そこで目指している教員ですが。最初は日本中を飛び回るのに教師なんか舐めてんのかな?と思いましたが。ここで教員のチョイスは 資格の難易度や社会的立場 自分より他人 などが絶妙にバランスの取れた選択だったと後になって気付いた次第です。 弁護士や会計士や医師ではないんですよね。扉の閉じ師に誇りや責任や覚悟を持ちながらも、ウーバーイーツしながらとかではなく 自分の人生や可能性も諦めきらない
他人に褒められたいわけではないけど、大切な人には認めて欲しい。自分と周りの違いを受け入れて、その上でどう振る舞うか
彼の「生きたい。死にたくない。」は そのまま別の人生を歩んでみたいに聞こえました
家族と別れる時ですら、きっと そんな気持ちにならなかったんだろうなと思います
きっと二人のパーソナリティは、孤児や伝統職人だけでなく それこそ大昔から若者が抱いている普遍的な想いだと思います
自分よりも大切な人ができた二人は、自分のことも丁寧に扱うようになるでしょう
今までの生き方とまだまだ向き合うことになるでしょう
自分が一度入った扉からしか入れないなら、フタをしてある過去と折り合いつけられるのは自分だけでしょうか?
普通の恋人達のようにはいかないでしょうが、自分たちに合った付き合い方を見つけて欲しいと思いました
ジブリとピクサーは凄いと改めて認識。 いわゆる、聖地作りのアニメ?...
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