「高校生である鈴芽の行動力に脱帽!?」すずめの戸締まり BANAO1975さんの映画レビュー(感想・評価)
高校生である鈴芽の行動力に脱帽!?
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新海誠監督の最新作をやっと鑑賞することが出来ました。
先ず、「君の名は」や「天気の子」同様に映像美がとても綺麗でした。また声優も登場人物に合っていたので良かったです。
物語の内容としては、主人公の岩戸鈴芽が扉を探している旅の青年・宗像草太と出会うところから始まる。そして、その青年の後を追いかけ廃墟で一つの扉を見つけ開けてしまう。その扉は、災いを呼び込み地震を起こさせてしまう。
さらに、災いを鎮める要石を鈴芽が抜いてしまったことから、要石が猫になって全国各地にある災いを抑えている扉を開ける行動を起こすため、鈴芽は扉を閉める「戸締りの旅」に出る事になるというもので、映画のタイトルが何故「すずめの戸締り」なのかというのが理解できた。
また、東日本大震災との関わりが映画にも描かれるなど、今作は地震も大きなテーマとして扱われているのも印象的でした。被災者の心理的なダメージも丁寧に描かれていて、それぞれが心に震災という傷を負いながらも前を向いて歩こうとする姿を鈴芽の姿から感じられました。
最後の最後まで、楽しめる作品で自分としては鑑賞して良かったです。
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