劇場公開日 2022年11月11日

「風化させないために。。」すずめの戸締まり ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5風化させないために。。

2023年9月27日
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ゆき
みかずきさんのコメント
2025年5月13日

共感ありがとうございます。

みかずき
みかずきさんのコメント
2025年5月13日

みかずきです

ゆきさん、凄い人ですね。
震災の日に黙とうを続けているんですね。

私は、本作はファンタジーであり、東日本大震災はまだ歴史になっていないとレビューに書きました。

しかし、ゆきさんのレビューは私のレビューより先を見ています。
ゆきさんのレビューを読んで東日本大震災で被災した人達に必要なのは希望なんだなと感じました。
どんな時でも人間は希望を持って生きていくんだなと感じました。
私の好きな作品スターウォーズの底流に常に流れていた
”new hope”という言葉を思い出しました。

とても前向きなレビュー、ありがとうございます。

では、また共感作で

みかずき
R41さんのコメント
2025年1月8日

ご丁寧なメッセージありがとうございます。
登場人物には描かれていない背景があったり、どの登場人物に特に共感するのかによって見え方が違いますね。
ゆきさんの見たダイジンがスズメからもらった言葉こそ、当時のタマキさんの言葉と同じだったのですね。
聞き逃していました。
あの場面で、タマキさんからスズメに差し出された愛がダイジンにも差し出され、その愛を知ったダイジンが母を背中に無敵になる幼子のように悪乗りしたのがこの物語だったのかもしれません。
誰かの愛に満ちた言葉こそ、たとえ神であっても必要な言葉なのでしょう。
特に小さな子猫のような神にとっては、愛情こそがエネルギーで、だからみすぼらしかった姿が一瞬でピカピカになったのでしょう。
常世の世界ではそれが顕著に物質化してしまうのでしょう。
レビューにも書きましたが、私はどんなハッピーエンドの中にも割り切れない「もの」や「誰か」はいるはずだと考えます。
それがここではダイジンだったのかなと思いました。
この割り切れない切なさを描き出すことこそ、新海監督の真骨頂だと思います。
特に今回はそれを隠すように忍ばせている点が彼の試みだったように思いました。

R41
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