劇場公開日 2022年11月11日

「観る人によって伝わるものが違う映画」すずめの戸締まり げんげんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0観る人によって伝わるものが違う映画

2023年3月22日
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何となくは分かるし、迫力もあって胸にグッと来るものもあり、めちゃくちゃ泣いたのだが...結局終わってからよく分からず感情だけが揺さぶられた気でいた。
考察を読んでなるほどと思ったり、読みながら再度泣けて奥が深いと感じた。
ただ、これは男女や立場によってかなり感じ方が違う映画なんじゃないかというのが、周りの人と話して感じた感想。
特にこの映画が胸に刺さるのは母親の立場の人達ではないだろうか。
私は母としてすずめを娘の立場に置き換えてこの作品を観ることで他人事ではないように感じたし、考えさせられるものになったと思います。
地震という災害、そして、育てる者・育てられる者。この二点がポイントなのかなと思いました。

げんげん