劇場公開日 2022年11月11日

「ダイジンをなぜ猫にしたのか」すずめの戸締まり たんこさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ダイジンをなぜ猫にしたのか

2023年1月30日
スマートフォンから投稿

泣ける

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
たんこ
あたまさんのコメント
2024年4月14日

不満点はおっしゃる通りで全体的に駆け足な作品でしたね、
絵が精細な分ギャグシーン(畑に車が突っ込んでドアが落ちて屋根が閉まるところなど)や設定の違和感が浮き彫りになってしまっていたと思います。

あたま
らむさんのコメント
2024年4月6日

共感しすぎて過呼吸気味でこれを書いています。

私は猫が好きですが、これが仮に猫の姿をしていなくても、あんな小さな子に対する言動、態度、背負わせる重荷のえげつなさに心が痛くて痛くて、途中からそれ以外のことを何も感じることができなくなった、非常に残念な作品でした。

何よりもあなたの意見に共感したのが、新海監督が実は猫好きで、飼いはじめた猫の名前がダイジンとサダイジンではなく、「つばめ」と「すずめ」だということへの違和感です。

猫好きなのに、平然とあの表現が出てくることが恐ろしく、本気?と思いました。
名付けについても、ああこの人にとって、ダイジン、サダイジンは決着していて、フォローが必要な相手ではないんだなと感じました。

あまりにも、新海監督と自分の感性がかけ離れていると感じたので、実は見逃している本当の意味とか、すずめからダイジンに対する慈悲やリスペクトの表現がないか、監督自身の思いなどを探したのですが見つけられず仕舞いです。

ずっと心が痛くて消化できないままでいましたが、自分の意見と酷似したあなたの記事を読み、感覚が共有できたことで少し楽になりました。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございます。

これは作り話で、かわいそうなダイジンが実在した訳ではないのだから、この映画のことは、もう忘れてしまおうと思います。

らむ