「3.11をはじめとする震災を彷彿させる描写が印象的」すずめの戸締まり さっさそさんの映画レビュー(感想・評価)
3.11をはじめとする震災を彷彿させる描写が印象的
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新海誠ワールドならではのタッチがとても綺麗ですが、ストーリー含め良くも悪くも少しワンパターンな気が…
前情報無しで観に行くと、天気の子や君の名はのようなもちろんフィクションストーリーではあるが、全く別物。
3.11や関東大震災、阪神・淡路大震災のようなリアルな描写が入り混じり、特にすずめが東北の故郷に帰った後半は観るのが辛く苦しくなる。。
映画の入りはあまりにファンタジー感に溢れ、現実離れしており少し拍子抜け。
ストーリー冒頭は、幼少期のすずめが迷い込んだ扉の先の常世(死者の国)で自身の母と会っている記憶から始まる。
この伏線回収として、最後のシーンにすずめはの幼少期のすずめと対面する。
この時のシーンが冒頭と全く同じ描写であった為、実はすずめはすでに死んでいたのか!と解釈したつもりが、終わってみれば生きながらえておりなんとも不可思議な気持ちで終わってしまった。(私の解釈不足もあるかとは思いますが、、)
何はともあれ、震災をテーマにしていたので再度観たい!とまではならないかも…
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