「ダイジン可愛そう」すずめの戸締まり クロさんの映画レビュー(感想・評価)
ダイジン可愛そう
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普段映画レビューの投稿とかしないんですが、どーしても物申したくて登録しました笑
個人的に、一番気になったのは、ダイジン可愛そう過ぎんか??
でした。
もちろんダイジンがすずめの邪魔をしているとミスリードさせるためにも必要な演出であったり、話の流れであったことは理解できますが、ちょっと個人的に「可愛そう」のまま終わってしまってしまったのでもやもやしています。
では何が「可愛そう」なのか。
ですが、要石としてずっと封印??を行ってきたにもかかわらず、感謝もされない(当然逃げたこと、役目を放棄したことの責はあるでしょうが)。
しかも、草太が要石になるというシーンで「ここで終わりなのか」というセリフや氷に覆われていくシーンを挟んで悲しみが表現されたにもかかわらず「ダイジンもこういう悲しみや孤独を抱えていなんだ」という共感がなかった部分もちょっとすずめに共感ができない部分です。
最後の最後に「僕はすずめのいちばんにはなれなかった」という悲しいセリフと共に要石の形に戻ったダイジンに(たぶん)悲しい表情は見せたものの、特に言葉もなくしっかり要石として使用するあたりでだいぶ無理でした。
という理由で「ダイジン可愛そう」というのが見終わった後にもずーんと残る感想になっています。
これが、深海監督の想定した感想の持ち方であるなら、その意図を伺いたいですw
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